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名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦を終えて

11月8日
H名古屋D 101-97 A長崎

対戦前の目論見通りノーガードの打ち合いのハイスコアゲームとなりました。ボコボコにしてボコボコにされた、少年漫画の様に喧嘩の後の爽やかさもあったり。試合として面白かったと思います。
最後はスミス選手の存在と齋藤選手がシックスマンという名古屋の引き出しの多さに勝ち星を持って行かれた感じですね。齋藤拓実選手すげぇや。

個人的注目ポイント、ハイテンポな高速ゲームになったのは予想通り、てかまぁそうなるわいな。荒谷選手がエナジー注入してくれると期待してたのじゃが、名古屋Dのゾーンに苦しんだなぁ。慣れないPGで考えすぎじゃないかな?ヴェルカスタイルは難しいよね。よー知らんけど、一年目のタリキ選手が悩んでたのを思い出すよ。頑張っていきましょ。

で、この日は日本人選手が奮起。馬場選手と森川選手が頑張ってくれました。特に森川選手が躍動、ヴェルカ母さん選手やったぜ。3Pを序盤から要所で決めるとアウトサイドをケアしてきた裏を狙ってペイントへ切り込んで行きます。ディフェンスでも集中してました。特にレイパークスJr選手のファールを誘う腕の振り回しを読み切ってハンドチェックを引っ込めてターンノーバーにさせたのは素晴らしかった。めっちゃ相手が見えていたと思います。得点がチーム2番目の20点と存在感を出してくれました。馬場選手の加入で一番割食ってる印象でしたが同時出場でサイズアップもできる、ラインナップに幅がでるよ?今節は最後のクロージングラインナップにもいたんだけどなー、惜しかったなぁ。


4Qの最後に向けてスミス選手を休ませていた間に10点のリードを取れたがスミス選手と齋藤選手のツーメンゲームで連続でやられてしまった。それにしても3P連続3本はやりすぎでしょーよ。狩俣選手もディフェンス上手なんですが、仕方ないかな。決めた齋藤選手が凄いのはもちろんですがピックに入ったスミス選手の大きさがキツかったねぇ。ぽっちゃり系センターはヴェルカの鬼門だねぇ、スミス選手、ガードナー選手、昨年はアイザックバッツ選手、他にも居るかいな?まぁ相手もヴェルカのトランジションに付き合うのは大変でしょうがね。
また、スミス選手にマッチアップについたパーキンス選手がオフェンスでもうまくリズムに乗れなかったのも痛かった。やっぱりね重量級センターとおしくらまんじゅうしてると腕に疲れが溜まってシュートタッチが鈍るのよね。ここは仕方ねーですな。
あと、3Qあたりで名古屋Dのソアレス選手のファールが3回になった時にインサイドをこじってファールドローンを狙っていた様子でしたが逆にクリーンに守られて流れが停滞してしまったのも気なりましたな。狙い所ではあったかと思いますがそこで一本あったらもっと楽な展開だったかもしれません。

馬場選手の縦横無尽の活躍は良かった。前に前にどんどんプッシュしていって外国籍もいるのに速攻でフィニッシュに持っていけるのは日本人ではかなり貴重です。まあ、知ってるけど。
今節のハイテンポゲーム、星は落としましたが見ていてワクテカした良い試合だったと思います。単純に面白かったし。
ですが試合後の前田HCのコメントではヴェルカスタイル Has itのTogether が足りない、危機感を持っているとのコメントが。
伊藤GMは今年の補強のポイントは昨年のロスターからもっと個の力で展開ができるメンバーを揃えたとの発言があったかと思います。個人的にはやる時はヤレる選手達が揃っているのは頼もしいとさえ思っていたのですが。厳しいねぇ、流石だねぇ。前田HCはヴェルカスタイルの完成形はこんなもんじゃあないと、そうおっしゃっているのでしょう。
ヴェルカはチームの成長を楽しませてくれる。シーズン終盤に向けてどんだけ成長するか見ものでございますな。次は勝ってくれるでしょう。
Go Velca!!

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