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ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 クリア後感想(ネタバレあり)中盤

世間はクリスマスらしいですね。自分はカーナビに「メリークリスマス!」って言われた以外特に何もないです。仕事して帰って野菜炒め食べてガレ魔女の感想を書きます。

中盤、ナチル編~日記世界突入前までの感想です。

アルステラ

前情報は序盤の事しか書いてなかったので、今回も中世風味で行くんだろうなと決めつけてたんですが…そうきたか!って感じですね。現実に近いくらいの文化レベルに、魔女が当然のように馴染んでる世界。ラジオから流れるような少し音の割れたレトロジャズが気分を盛り上げます。そしていざ人形作りに手を出すと…ん?イラスト違う?いや…キャラ倍だこれ!!そしてランダムダンジョン!新しい!!ていうか曲!何この曲!!テンションマックス!!!!
…って感じでここはゲーム中での屈指の盛り上がりでした。進めると魅力的な魔女達が次々出てきて、ナチルを認める師匠枠とかもあってソサエティも良い雰囲気。あぁこの感じずっと続けばいいなぁとか思ってましたね(無理ですけど)。

アルムーン

ここで序盤の世界、アルムーンへ。…と思いきやちょっと違いました。序盤でチラチラ見えてたビジョンの世界っぽいですね。婆さんが仲介しないせいでユリィカがいきなりビンタ食らってます。というか、序盤アルムーンよりかなりハードな世界です。見つかって即殺されそうになるわ、ユリィカはユルィカだわ、王子の無茶ぶりやら、王妃の禁断の味やら…
でも正直、こういうのを求めてたってのはあるので目を覆いながらも引き込まれていきました。だってまぁ、中世世界観で貴族に阻喪したら殺されそうにもなるし、王子なんて好き放題するだろうし、虐待されて育った子がとにかく誰にでも認められたくて聞いてしまうのも筋は通ってるんですよ。逆にそういう場面で「何故か主人公一行はうまく切り抜けました」をされても現実味がなくて萎えてしまうというか。ジョジョの岸辺露伴も「マンガ(創作)に必要なのはリアリティだ」と言ってましたからね。リアリティがあればこそ物語に没入できて、心に深く届くと思います。
でも殺伐としたシーンだけでなく、馬になる伯爵様とか、子供嫌いの伯爵様の後ろに全裸ゴズとペリコがいる図とかめっちゃ笑いました。

vs 正体不明

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ここも個人的には滅茶苦茶熱くて盛り上がりました。ついに主人公の前に現れる鳥人間。いや、良く知ってるあの人。こいつが黒幕だとプレイヤーもナチルも確信し、「今、ここで倒す!」と叫ぶナチルと気持ちは完全にシンクロ。更に人形兵が現実で顕現するという熱いシチュで戦闘突入、からのギターガンガン疾走感バリバリの激熱曲!うおお!絶対に負けられん!!!
…というわけであそこはストーリー的にも戦闘的にも(苦戦するもなんとか辛勝)音楽的にも最高な一場面でした。こういうのは実際プレイしてこそだよなぁ…

再びアルステラへ

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もどかしかったです。記憶操作はふとした拍子に思い出すとはいえ、強力過ぎでは…赤ノ定メ石の力らしいので強力なのは仕方なさそうですけど。
物語が佳境に入ったのもあり、魔女シリーズのエグい面がガンガン前面に出てきますね。魅力的な魔女達も容赦ない敵に容赦なくヤラれていきます。
繰り返しになっちゃいますけど、残虐で手段を考えずに復讐するときたらそりゃ子供も利用しますからね。描写がエグかったりグロかったりはしますが、ライターが単にそういうのを書きたいってことよりもキャラクターとしての必然性が見えてくるのが、やっぱり良いなと思います。グロは嫌いですが。
そして…ナチルが登場した時に予想した人はいたでしょうか?自分は髪が一部白くなった時に「あれ、これこのまま老けたらあの婆さんになるんじゃね…?」って気づきました。まさか婆さんが主役の一人とは…というか主人公二人のゲームで片方が婆さんで片方がユルィカなんてゲームがかつてあったでしょうか。いやない。これで面白いんだからすごい。
そしてついに、良く見知ったあの世界。日記の世界。贋作アルムーンへ旅立ちます。

終盤へ続きます。

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