「一年の計は新聞元旦号にあり」と、毎年、お正月を迎えると、朝日、読売、毎日、日経、東京（中日）の５紙を買い集めている。昨年も、今さら新聞各紙元旦号読み比べまとめ2022一 昨年も、2021/07/09 今頃、新聞各紙元日号読み比べまとめ で書いた。さて、2023は―。

まずは、総頁（広告特集含む）の変化から。
【朝日】'18' 106頁→19' 98頁→20' 108頁 →’21 92頁→’22 92頁→’23 84頁
【読売】'18' 96頁→19' 104頁→20' 90頁 →’21 82頁→’22 86頁→’23 86頁
【毎日】'18' 76頁→19' 68頁→20' 64頁 →’21 64頁→’22 72頁→’23 64頁
【日経】'18' 96頁→19' 104頁→20' 112頁 →’21 104頁→’22 91頁→’23 88頁
【東京（中日）】'18' 56頁→19' 56頁→20' 48頁 →’21 48頁→’22 46頁→’23 46頁

減少傾向は今年も止まらない。五輪などのスポーツビッグイベントがない影響もある。ただし、読売、東京の２紙は昨年と同じ頁数を維持。踏みとどまっている感じだ。

一面トップは、軍事的緊張が高まる東アジア情勢を反映したニュースが相次いだ。読売「日韓レーダーを接続／北ミサイル 探知、即時共有へ／米を経由、迎撃能力向上」、毎日「平和国家はどこへ１／中ロの台湾侵攻に備え／日台に軍事連携ルート／水面下で構築 現場同士通話」。

これも各紙お約束のエンタメ・芸能面のカバーを飾るタレント、俳優。
朝日…堀田真由（NHKドラマ『大奥』）。
読売…木村拓哉、綾瀬はるか（映画『レジェンド＆バタフライ』）
毎日…西島秀俊（テレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』）
東京…市川染五郎、山田杏奈

どこか既報済みのイメージで、新年らしい特ダネやフレッシュさを感じなかったのは、一面記事だけでなく芸能面でも共通していた。