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走馬灯シリーズ①僕の生涯に残る歌



いきなり脱線します。

50年生きてる僕の人生には
「影響を与えた教師」という方が、基本存在しません。
それが当たり前なのか、幸か不幸か、わかりません。

しかし1人だけ、大学の語学の先生の言ったことは、
なんとなく心に残っていて、
たまに、いや最近はよく思い出します。

「人生60年も生きてると、イヤでも引き出しが多くて教えられますよ」

僕もそっち側に来ましたよ先生。

せんせー!

今日は音楽鑑賞の話です

まあ前提(おことわり)ですが、
あくまで今年50歳の中年男性の1人が聴いてきた音楽ヒストリーなんで、
感じ方は人ぞれぞれが当たり前ですので、ご承知くださいませ。
ノーミュージック!ノーライフ!(一度言ってみたかったです)


【すぐさま脱線】ケイブンシャの巻末歌詞

僕の幼少期にコンパクト図鑑シリーズ
(厚さ3㌢位、小さいのですがそれでも子供には重く、
一冊携帯がせいぜいでした)
多彩なジャンルを子供にわかりやすくまとめてる書籍で、
(マニアックなのもあったんだろうな)
僕は主に特撮アニメの本を親に買ってもらってました。
夏の帰省(東京新神戸間)の乗車時間、
もちろんスマホも携帯ゲーム機もない時代、
読書家でもない僕の貴重な暇つぶし時間は、この図鑑を読み、
飽きたら巻末のアニメの歌詞をモゴモゴと歌うことでした。
忘れられない未確認エピソードは「マクロス」のOPの歌詞で
「輝き満ちる 日はいつか」が「輝き満ちる ピアニスト」とあり、
子供ながらに「そうなの?本当にそうなの?」と困惑しました。w


レコード盤

アナログレコード盤はレトロカルチャーの最たるものでしょう。
しかし絶えることなく、現在もジャンル問わずアナログ盤も提供する
アーティストさまも数多く、僕も「今更どうやって聴くんだよ」みたいな
印象でしたが、気づいたら去年プレイヤーを買ってしまいました。
量販店でお手頃価格で、しかも針がなくても聴ける!最高か!

今も聴けるのはすごいです

まあレコードが聴ける機器があっても
子供にはレコード操作はハードルが高かったですね。
それでも80年代ロボットアニメのレコード盤は夢中で聴いてました。

ごちゃまぜ

今でもオムニバス的な位置で不動の地位にいますね。w
しかしこのレコード、特筆すべきは!

おことわりで泣くわ

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 2番はシートにはいっておりません。<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

今も「TVバージョン」と謳って1番しかないトラックはありますけど、
ありますけどー!さすが昭和!としか申し上げられません。ふがふふ。

カセットテープ

こちらは流石にコレクションアイテム的な色合いがぐっと強くなりますね。
実際写真のカセットもテープが経年劣化で切れて再生できません。(泣)

カセットテープ


信じていたのにMD

MD【ミニディスク】

これもリサイクルショップに運が良ければ(失敬)まだ
現物を確認できるかもですが、野心的なメディアだったと思います。
カセットテープと違い、オリジナル編集(主にCDから抽出)
「音質良」「頭出しができる」「文字が入る(カタカナだけどね)」
当時としては活気的でしたが、ネット時代が始まり、急成長し、
メモリ型携帯音楽プレイヤーの台頭で静かに?去りました。
僕もまだ数十枚ディスクを所持しています。
以前、友人立会のもと、全ディスク頭出し再生して中身を確認。
うーん、ほとんどがまだ処分したくない・・・の結果でしたが、
多くのディスクに「夢色チェイサー」が入ってました。
気をつけて 誰かがウォッチングユーww


本題:僕の生涯を通った歌たち


えーーーーー!!ここまで引っ張っておいて??
すみません!媒体だして写真撮ってたら、
楽しくなってきて、つい。w

僕が音楽に興味を持ったのはたぶん中学生から、
入口は長渕剛「とんぼ」あたりだった気がします。
まあ当時の男子あるあるかもですが、映画「逆襲のシャア」から
TM NETWORKのファンになり、SEVEN DAYS WARとか
アルバム「CAROL」はTMでまだ一番好きなアルバムです。

それから成人になり、社会人になるまで、
前の記事にも少し書きましたが、
学生時代はバブル期、就活が超氷河期のはじまり、
主にポップス中心に聴いてました。カラオケもたくさん行きました。
洋楽は少ないです。やはり詳しい友人がいなかったとかもあると思います。
映画の主題歌やタイアップくらいしか聴いてません。

B'z、ミスチル、GLAY、少し経ってバンプとかも
TVドラマタイアップが多かったですね。
レンタル店全盛期もあって、CDシングル(覚えてる?)は
レンタル料金が安かったので新譜はよく借りてました。
新星堂はじめレコード屋さんでも予約したり
発売日当日からのグッズ抽選会も、今となってはとても懐かしいです。

30歳だった頃(2003年)は人生どん底期で、
まあ失恋系を多く聴いてました。山崎まさよしー
ようやく切り替えられるようになったのは、
行きつけの本屋のラジオから流れた
パンクのガガガSP「卒業」を聴いてからでした。

ネットがADSLから常時接続になり、
安心してPVとかも見れるようになりました。
ずっと聴きたかった口づさんでいた歌が一部分でもYou Tubeにあると
嬉しくてブックマークしてヘビロテしてました。
いやー良い時代になりました。

今は円盤を買うことは激減し、可能な限りは有料配信を買ってます。
最近はほとんどAmazonで買ってます。250円くらいですぐ聴けて最高です。

円盤買わなくなりましたね

【まさかの脱線3】うーん…

これは共感が多そうな歌との出会いのパターンだと思いますが、

「バイト先でうんざりするほど聞かされた歌」
(その週のランキングベスト10エンドレスリピートとか)
あったんじゃないでしょうか?

他にも昔、特にカセットテープであった、
「本家じゃない人が歌ったもの」
あれは子供には混乱でしたね。
今の子たちがオリジナルの方に「パクリじゃん」と指摘したくなる気持ちも少し理解したいです。「翼をください」とかもう誰なんだ。
その後、トリビュート円盤も増えて、今は「歌ってみた」ですからね。
奇妙で面白い世界だなぁとも思います。

結論:僕の生涯に残る歌


僕は現時点では、
「自分に最後に何が残るのか?」と自問したとき、
それは「歌」だと認識してます。

僕が続く限り、心に喜怒哀楽のランダムなリズムが存在し続けます。
一日が終わり、
「あー今日は明日は、自分はあの人は、」と思う時、
起きて、この感情に近い歌を探してしまう夜があります。
それは自己反省であり、癒やしであり、自慰であり、鼓舞であり。

僕の中にある歌の
曲数は大したことはないのでしょう。
それでもきっと、
これまでの人生で間違いなく
自身の手で握りしめてきた
歌詞が違っても
音程が狂っていても
こっそり歌っている
僕だけの


お疲れ様でした!

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