見出し画像

刃物専門編集者の憂鬱 その7 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 1日目 その1」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい刃物専門編集者としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

関アウトドアズナイフショーでナイフ本、販売しています。

  2023年の10月7日(土)と8日(日)の両日は、岐阜県関市で「刃物まつり」が開催されている。
 毎年恒例の市をあげてのお祭りには、全国から20万人規模の人が集まる。
 その一環としてナイフに特化したショーや催しも市内各所で開催されている。
 今回は、国内最大規模のナイフショー、「関アウトドアズナイフショー」(関市平和通7丁目5-1)で、刃物本を展示販売させていただくことになったので、版元のホビージャパンの「中の人」と、勇躍関へと向かったのである。

 展示販売の合間にあちこち回った模様を、超ダイジェストでご紹介したい。
 初日レポート、第一段である。

関アウトドアズナイフショー2023 初日(10/7)は大盛況!!

 関アウトドアズナイフショーは、関アウトドアナイフ部会が主催する、ナイフに特化したショー。
 今年は5年ぶりのフル開催ということもあってだろう。開始前からお客さんの数がすごかった。以前とある出版社で『ナイフマガジン』という雑誌を作っていた頃からお伺いしている感覚では、熱気は間違いなく、そして人数も過去最大量だったように思う。

 この大混雑が初日はずっと続いた。
 でも、ナイフ作家さんたちと直接お話しする楽しさは、他に代え難いよね。

 中山英俊さん。日本の伝統工芸「根付」をモチーフとした作品をはじめ、和洋の「粋」を融合してなおかつ個性を出していて、世界からオーダーが殺到する。

 二部幸夫さん。日本刀をはじめとした和の工芸の良きところをナイフに組み込んでいる作家。二部さんのペーパーナイフは僕の超大事な愛用品の一つである。

 市川志郎さん。彗星の如く現れた新進気鋭の作家。ハンティングをベースにしながら、新旧のモチーフを織り交ぜた作品は、アイデアに満ち溢れていて実に魅力的だ。

 松田菊男さん。言わずと知れた「キクさん」。彼のブースの前は人の数がすごくてたどり着くまでひと苦労。今回、我々にブース出展の話を持ってきてくれた人物でもある。

 ちなみに、松田さんの工房に併殺された「KIKU KNIVESショールーム」(関市下有知41)でもショーが開催されている。

マサユキさん(キクさんのご子息にして、その技術の後継者)のオリジナルモデルや大型モデルをはじめとする人気モデルが数多く並んでいる。整理券を配るほどの来客で賑わった。


関アウトドアズナイフショー2023は、本日10/8(日)も開催中!!

刃物本のブースも絶賛展開中。ぜひ顔を出してくれよな!!

 写真にもあるように2023/11/15には、毎年恒例の『ナイフカタログ』が発売予定。
関のファクトリーの高精度の品々をはじめとするナイフはもとより、今回のショーの模様も超ダイジェストで紹介する予定なので、ぜひ手に取っていただきたい。(リンク先は昨年の『ナイフカタログ』です)


おまけ

3人ともいい顔だなあ。


読んでいただきありがとうございます! とても嬉しいです。もし、面白かったら、スキを押していただけると、さらに励みになります。コメントも大歓迎です。 そして、サポートしていただく皆さまに深く感謝いたします。今後の記事作成のために、活用させていただきます!