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【ARISE LIVE 先駆けレポート】 SoftBankのニューノーマルへの取り組みを紹介!

XR系オンラインイベント『ARISE LIVE』が今週の金曜日に開催します!

『ARISE』の初のオンライン開催!
ARISE LIVE第1回目となる今回は、NTT Docomo、KDDI、SoftBank、楽天モバイル各社からXR事業に携わる担当者の方に登壇して頂き、『ニューノーマル時代のXRコミュニケーションのあり方』について議論を交わします。

コロナが社会の変動を促す一方で、5Gの商用化開始や新たなAR/VRデバイスの販売開始など、XR業界を取り巻く環境は大きく変化しています。
そういったいわゆる『ニューノーマル』の時代で発揮されるXRの役割や価値とは?この問に関して、その最前線で取り組まれているゲストの方々と議論を深めます。

開催に先駆け登壇各社のこれまでの取り組みを紹介していきます。
(*これまでに「NTT Docomo」と「KDDI」の取り組みを紹介してきました!合わせてお読みください!)

今回は「SoftBank」のXR領域での取り組み紹介です!

視聴体験を劇的に進化させる新サービス「5G LAB」

5G時代ならではの臨場感溢れる視聴体験の実現するを目的としたSoftBankのコンテンツ配信サービス『5G LAB』

エンタメやスポーツを中心としたラインアップで、以下の4つのカテゴリーでサービスが提供されています。

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5Gの商用化に合わせて展開されるこのサービスは、5G時代のエンタメやスポーツのあり方をXR技術を中心に提案してくれるものになっています。

空間を超えて提供されるエンタメやスポーツは、ニューノーマルにおいても重要になってきますね。

特にARの分野では、後ほど紹介する国内最大規模の3Dホログラム撮影スタジオで制作したオリジナルコンテンツも提供しています!

<「AR SQUARE」紹介映像>

5G時代の新しい野球観戦スタイル

5G LABの一連のサービスを盛り込んだニューノーマル時代の野球観戦のカタチがいち早く提供されています。

福岡ソフトバンクホークスを巻き込んだこの取り組みでは、野球観戦にXR技術を持ち込み、自宅からでも十分にリッチな体験を提供しています。

例えば、選手を間近で見ることのできるシートからさらに臨場感のある映像をVRで楽しむことのできる『VR SQUARE』や、自由な視点から観戦することができる『FR SQUARE』、そして目の前にハリーホークが登場して写真を撮ることができる『AR SQUARE』などの提供が予定されています。

<「FR SQUARE」アプリの「ぐるっとカメラ」>

【講談社×ソフトバンク】 xRライブの挑戦!

SoftBankはXR技術を活用したライブイベントにも力を入れています!

講談社と共同で開始した『xRライブ』は、現実世界と仮想世界を融合させて新しい体験を提供する試みです。

XRによる今までにないライブ演出や、観客とアーティストが双方向にコミュニケーションする体験の実現が期待されています。

XRを用いたLIVEエンターテインメントコンテンツの中心地として『Mixalive TOKYO』の開業が予定されています。またこの施設を「5G×IoT Studio」のお台場ラボに接続することにより、5Gを活用したライブイベントも提供することが可能になっています。

講談社との取り組みにより、講談社の作品キャラクターがインタラクティブに登場するライブイベントも予定されています。

講談社の持つコンテンツアセットとSoftBankが持つ技術アセットが組み合わさり、どのようなライブ体験がニューノーマル時代に提案されるのか楽しみですね!

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<Mixalive TOKYO イメージ>

ARを活用した3D CADデータの課題発見ソリューション『mixpace』

コンシューマ向けの5G×XRサービスを提供する一方で、企業向けにも活発に動いています。

HoloLensの開発を得意とするホロラボと共同で開発したXRツール『mixpace』は、3DCADやBIMデータのAR/MR化に必要な変換・管理・表示機能をワンストップで提供する3D見える化ソリューションです。

専用のHoloLensアプリ、iPadアプリを使って変換した3Dモデルデータとモデルの情報をAR/MR表示させることで、レビュー、検証、デモなどに活用する事ができます。

3Dデータを十分に活用できていない企業やXR技術の取り組みを開始したい企業に向けて、手軽に効果的なソリューションを提供できるサービスになっています。

<mixpace for HoloLens 2 and iPad>

Niantic, Incとのパートナーシップ

SoftBankは、「Pokémon GO」や「ハリー・ポッター:魔法同盟」といったARゲームを開発・提供するNiantic社とのパートナーシップを結んでいます。

位置情報技術とARを組み合わせたスマホ向けゲームを提供するNiantic社は「惑星規模のAR」を目指している企業で、今最も注目されているAR企業の一つです。

Niantic社の国内初の公式パートナーとしてSoftbankは、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー限定のゲーム内における特典やNiantic社とのコラボキャンペーンなどを現在企画しています。すでに、全国約3,300店のソフトバンクショップとワイモバイルショップが「Pokémon GO」と「ハリー・ポッター:魔法同盟」内での施設とリンクしています。

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3Dホログラム撮影スタジオ『xRスタジオ』

ARを始めとするXRの体験をよりリッチにするためには、精巧な3Dモデルが不可欠です。

2020年2月、SoftBankはリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ社と協力して、ホログラム技術の世界的リーダーである8i社の技術を活用した国内最大規模の3Dホログラム撮影スタジオ『xRスタジオをオープンしました。

4Kカメラを搭載した最先端の機材に加え、撮影データを高速で処理するレンダリングファームにより、これまで不可能だった等身大で高精度な3Dホログラムの即日生成することが可能となっています。

コンテンツプラットフォームの『5G LAB』に加えて、高品質のコンテンツを素早くつくることができる『xRスタジオ』を持つことで、今後急増するであろうXRコンテンツへの需要の受け皿を一足先に構築しているのかもしれません。

また、ニューノーマル時代には生身を代替するアバターの役割も拡大してくると考えられており、3Dホログラムによるアバター生成の需要も伸びてきそうですね。

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<xRスタジオ>

興味を持たれた方はARISE LIVEへ!

SoftBank社は、『5G LAB』のようなコンテンツプラットフォームの構築に加え、ソフトバンクホークスなどの独自のアセットを活かした【5G×AR】の取り組みを積極的に進めています。

それに加え、「惑星規模のAR」の実現を目指すNiantic社や世界トップクラスの3Dホログラム技術をもつ8i社と連携を取りつつ、XRコンテンツの模索も行っています。今後、どのようにXRプラットフォームとXRコンテンツの拡充を行っていくのか期待です!

このような積極的にXR事業に取り組むSoftBank社から、5GやXR技術を用いたサービス企画を中心で進める坂口卓也氏をお招きしたイベントを6月26日の19:00から開催します!

このイベントでは、SoftBankに加え、NTT Docomo、KDDI、楽天モバイルの各社からXR事業担当者の方をお呼びして、「ニューノーマル時代のXRコミュニケーションのあり方」というテーマでお話をお聞きします。

興味のある方はぜひ↓のサイトより参加登録をお願いします!
懇親会も用意していますので、ぜひご参加ください。


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