2017年５月

仕事は順調だった。
なんだかんだで１週間の休暇は効果的だったようだ。私の人生にとって仕事を続ける事が必要だということを思い知らされた。
専業主婦という生き方は、きっと、私をモンスターにしたはずだ。自分だけは違うはずだと思っても環境が人を変えるのだ。

こうして社会と関わりお金をいただいている。会社の利益追求の一助を担っているという事実は私を強くしたし、自信になった。
同時に今まで少なからず感じていた違和感が間違っていなかったという確信が生まれた。

例えばPTAの行事。
ママ達だけの会議は決める事を知らないので、とにかく長引く。
主婦は暇じゃない。でも、PTAの集まりという大義名分があれば堂々と家を空けられるのだ。
そのせいか、とにかく会議が長い。決める事に決められない、というか…まぁ半分以上雑談と言い訳で終始する。
うちは夫が夜いない事も多いので、子供達に家で留守番をさせて会議に参加していたので早く帰りたくてたまらなかったのだが、
とにかく会議が終わらないのだ。

一度は決まらない事にしびれを切らして自ら立候補して会議を終わらせ、即座に帰宅したこともあったっけ。