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おへんじかけた

ななえさん、こんばんは。
スウェーデンから帰ってきたよ。湿気てて暑くて、本当にびっくりした。歯医者にもいきました。歯の根っこの治療はまだまだ続いてる。忙しすぎて歯医者を2回すっぽかした。

海外って建物が大きくて道も広いし人も大きいから、日本に帰ってくると、「なんか密集してて小さいな〜帰ってきたな〜疲れたな〜ABCマートでスニーカーとか買いたいな〜」とか思うんだけど、スウェーデンは、建物の構造とかデザインに特に行間があったからか、帰り道に車で最初に寄った高速のサービスエリアで、文字とかがあまりにも密集してるし、フードコートのおばちゃんは目があっても笑いかけてくれないし、みんな仏頂面だし、みんななんか疲れてるし、今までは感じたことなかった「アジア」を日本に感じた。日本って、アジアのただの島国にすぎないんだね。陸で繋がった隣国もないし、簡単に逃げられない海に囲われた島。スウェーデンに近い国のポーランド、若者の隣国への国離れを防ぐために低所得者の若者はみんな非課税にします、ってニュースをみて、わたしたちは国離れなんて、簡単にできないじゃん。海を越えなきゃいけないじゃん。って思って、なんか、がっかりした。このまま、この島で人間らしくない方向で濃くはなりたくないな、ってすごく曖昧な気持ちだけど思った。でもそういう風に濃くしていってるのは、土地のせいでもあるし、自分自身のせいでもあるから、曖昧なそういう気持ちを濾して濾して、なんで自分がそう感じたかを見つけていきたいな〜。と思ってたけど、そんなの土地のせいでもなんでもなくて、自分がどこにいきたくて、どこに自分の足で覚悟をもっていくかって話だなと思いました。

全然話は違うけど、「河内宙夢&イマジナリーフレンズ」ってバンドがすごいいいよ。
最近のパワーワードは、河内宙夢&イマジナリーフレンズの曲のタイトルの『さよならしたら少し死ぬ』。もちろん曲も良い。さよならしたら少し死ぬよね。
あとは、イラストレーターのカブキガオさんが『曖昧な熱、やり始めたら言葉にできるようになると思うから始めてしまえそもそも全ての人が同じ価値感覚なわけないんだから、いろんな言葉に惑わされないで』って言葉を言ってて、いいリズムだし文字通り温度のある言葉だと思った。あとは兎丸愛美さんの写真集のタイトルの『きっとぜんぶ大丈夫になる』。いまは良くなくても、きっとぜんぶ大丈夫になる。わたしは誰かにいつでも背中を押されたいのかもしれない。いい言葉はかっこよくて、その人の熱がじわじわと残ってる。

あーおなかが痛いなぁ。いまは羽田空港から鹿児島行きの飛行機の中。やっぱり南の方と体の相性が悪いのかなあ。いままでで1番の地獄を感じたのも沖縄だった。その日はすごく失礼なことを言われて、いまでも呪いみたいにそのときの絶望感だけが胸に残ってるよ。矛盾していることはおかしいって、ちゃんと正面から言えるようになりたい。やっぱりいつも自分に自信がない。

1つのものを続けるのってどうしてこんなに難しいんだろう。一度途切れるとどんどん崩れていく。途切れる前は気を張ってられるんだけど。たぶん理想が高いんだな。一回理想に届かないと妥協できずにずっと留まっちゃう。

ユーミンにもくるりにもオザケンにも大瀧詠一にも、他人からみた本当の自分を否定されない予防線のために頼っちゃうよ。でもそれも含めて、救いなのかなぁ。だれのこともあまり信用できない自分が大嫌い。でもそんな自分も救ってあげたいから写真があってよかった。わたしはカメラがなければ自分で自分を救えなかった。

レッドロビンは、大学1年生のある時から、大学までの道の曲がり角の目印にしてたら、当たり前だけど季節が変わって葉っぱの色が変わって、どの曲がり角かわからなくなって、何回も通ってるのに何回も迷ったからよく知ってるよ。写真のななえさん、赤がよく似合っててかっこいいね。

お手紙書くときも日記もどんどん脱線して話が違うところに最後いくのが好き。脱線しているようで、最初とつながってたりするんだよなこれが。

なんと鹿児島でも歯が痛んできてます。歯医者をすっぽかしたバチがあたったな。

ここらで質問を2つ。
・ななえさんは写真に写る時何を考えてる?
・髪伸ばしたきっかけってあるの?
(これは理由の一部はこの間聞いてすごいかっこいいと思ったから、改めて聞きたいのと、他にも理由ってあるのかなと思って。)

今日はそんな感じ。
かき氷楽しみだね。シロップ何かけよう。また帰ってきたら会おう。

さよより

毎日セブンイレブンの金の食パンが食べれる生活がしたいよ!