文章の書き方以前『改行の考え方』

文章を上手に書こうと考えた場合に気になることは多々あるだろうが、今回は開業に注目する。改行が整っていればプロの文章に見えるし、整っていないと素人の文章にしか見えない。

文章は、句読点と改行に気をつけるだけで劇的に改善していく。

この記事では改行の基本について説明する。一般的な説明に比べて偏りがあるかもしれないが、それがこのマガジンの持ち味なのだろうと思っている。では始めよう。

そもそも改行とは何かというと、文字通り「行を改める」ことだ。

改行をすることで、言葉の流れが切れる。それによって、読者は一息を付くことが出来るし、文章の内容を反芻することが出来る。

逆に、改行なしで怒濤の文章量で続けていった場合には、読者の頭の中身がリセットされることはない。今から同じ内容を改行無しでもう一度並べるので、試しに読んでみて欲しい(多分途中で嫌になるはず)。


文章を上手に書こうと考えた場合に気になることは多々あるだろうが、実は一番大切なのは改行だ。一定以上の整った文章であることは必要不可欠だが、その上で改行さえ良ければそれなりの文章に見える。逆に言うと、改行が整っていないと、どこからどう見ても素人の文章にしか見えないのだ。この記事では改行の基本について説明した後、読む前よりも数段記事がよく見えるようになるような、改行がうまく出来ているかを確認する方法について説明する。そもそも改行とは何だろうか。文字通り「行を改める」ことだ。改行をすることで、言葉の流れが切れる。それによって、読者は一息を付くことが出来るし、文章の内容を反芻することが出来る。逆に、改行なしで怒濤の文章量で続けていった場合には、読者の頭の中身がリセットされることはない。今から同じ内容をもういちど書く。試しに読んでみて欲しい。



これぞ一目瞭然。読めたものではないはずだ。比べてみれば明らかだが、改行のミスというのは非常に多い。改行が整っているかどうかで、文章力がある程度わかるほどだ。

恐らく改行というのはサービス精神なのだろう。文章には、ある程度自己陶酔的な要素が含まれている。つまり、「俺が俺のために書く俺の文章」という要素が少なからずある。そういった場合、改行はあまり重要ではない。自分で書いた文章なら改行がなくても読める。だから、日記の文章は文字が詰まっていても問題ないのだ。

一方で、他人が書いた文章の場合はそうはいかない。適切に改行がなされていないと非常に読みづらく、現代ではそれに耐えて読み進めてくれる人はあまりいないと考えたほうがいい。

というわけで今日は改行!!

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