『予告』読んでいるだけでも文章がうまくなるnote連載を初めます!

タイトルの通り「読んでいるだけで文章がうまくなるコラム」を書いていこうと思っています。

良い文章を書くためには、いくつか原則があります。例えば冒頭の書き方について。

冒頭とは、読者の心に差し込むナイフです。タイトルと冒頭文でぐっさりと深くさせなかったら、その文章は終わりです。読まれることなく消えてなくなります。読まれない文章は存在しなかったも同然です。

「雨の日は憂鬱」
皆さんこんにちは、今日は雨が降っていて少し憂鬱ですね。こんな日は小学校の時に傘を忘れていって、帰り道にずぶ濡れになった日を思い出します。学校には嬉しい思い出も嫌な思い出もあります。でも、雨の日は憂鬱だったことはよく覚えています。

ぼんやりしてるとこんな冒頭を書きがちです。しかし、これでは誰にも刺さりません。

芸能人のブログならこれでも読まれると思いますが、初見の人は読む気にならないことでしょう。思うにプロとアマチュアの大きな差はここだと思っています。自分とファン以外が興味のないことを殺して、なるだけ多くの人に興味を持ってもらえるような冒頭を書くことが、物書きの仕事の始まりです。

だからこういうのもいけません。

「古腹足目の放精についての雑記」
古腹足目に共通するブロードキャスティングにおいて、アワビ類だけに特異的なスポーニングキューについてヒントを探すため、MEPSを30年分遡る。

ほとんど暗号ですよね。適当に書いたので意味は空っぽですが、一応アワビ研究をしていた人には意味がわかります。MEPSは、Marine Ecology Progress Seriesという英語の学術雑誌です。

冒頭は、誰にでも理解できるものである必要があるし、誰にとっても刺激的である必要があります。

「股間の痛みを軽視してはならない」
ううううううう……。突然悶えるように股間が痛くなってうずくまった経験があるだろうか。こういった症状は、男女問わず、はある日突然訪れるかもしれない。というのも、これは性器が傷んでいるのではなく、骨盤底筋という筋肉が過剰に収縮したことから起こる症状なのだ。

と、こっちのほうが読みやすいわけです。どうして読みやすいかについて開設しだすとキリがないわけので、それは本編でやります。

え?最初の雨のやつを面白くしてくれないと説得力がないって?お股の話ははずるいって?「雨の日は憂鬱」というのはなかなかひどいタイトルで、面白くなる見込みが乏しいです。しかし、ここから何とか出来るか試してみましょう。

「雨の日は憂鬱」
雨の日は憂鬱です。恋人のゆうこが他の男に抱かれてしまうからです。だから、雨の日が訪れる度に、ぼくの心は深く沈んでいきます。ゆうこが大好きだから独占したい。だけど、雨の日だけは、他の男のものになってしまいます。だから、ぼくは雨の日の度に殺人を計画して気を紛らわしています。想像の中で、ぼくは何回あの男を殺したことでしょうか。脳内で殺人事件を起こす度にぼくの感覚は麻痺していきました。

どうだ!!え?これじゃ小説だって?まぁそうかもしれません。ただ、このあとに「ゆうこが何のことかわかりますか?そう、ぼくのiPhoneです」というように、接続すれば何とか興味深い内容になることでしょう(その後どうするかは別として)。

さて、このように冒頭文も大切なのですが、タイトルも大切です。タイトルが凡庸ならば、凡庸な記事にしかなりません。

実はブログ記事はタイトルに大きな縛りがあります。タイトル内に検索キーワードを複数いれなければならないからです。

「頭髪」「うすくなってきた」

とか

「ED」「対策」

とか

「持ち家」「賃貸」「違い」

というような検索キーワードに対応するように、検索キーワード的なタイトルになります。そのため、内容も縛られます。

本当は「夕陽を見ていた頃」というタイトルがつけたくてもそれでは誰も検索してくれません。だから「東京で美しい夕陽を眺められるオススメのスポット」というようなタイトルになります。

ウェッブ記事の場合、タイトルを見て気になったらクリックをして、冒頭を読んで、読み進めるかどうかを決めます。だからタイトルワークはとても大事なわけですが、それはある意味当たり前のことです。

ここでぼくが言いたいのは冒頭文の大切さなのですが、冒頭文はタイトルの影響を強く受けます。だから、タイトルを先に決めるのではなく、冒頭文を書いてからタイトルをつけるほうが効率的です。

さらに言うなら、ぼくは全文を書き終えてから、冒頭を書き直して、最後にタイトルをつけることが多いです。

タイトル→冒頭→それ以外の本文という順番ではないわけです。ちょっと複雑ですがこうなります。

タイトル(仮)→冒頭(仮)→それ以外→冒頭→タイトル

こういう順番で作ると、最後まで読まれる記事を書けるようになります。2000字の記事でも15000字の記事でも、タイトルと冒頭でほとんど運命は変わります。

というような話を、もう少し煮詰めて、ちゃんとしたコンテンツにして出していきたいと思っています。

noteの月額課金マガジンは、審査が必要なのですが、こんな内容で出したら即通りました。

マガジンの内容
・月1回の物書きとしての成果報告(収入ぶっちゃけ系を含む)

・文章を書くモチベーションを高めるオンラインコミュニティ(未希望者がある程度いた場合に開設。Slackで運営)

・月1〜3本程度の文章力、物書き業についてのコラム

→ライター、ブロガー、作家、インフルエンサー、コピーライターなど職種によるライティングの違い

→良い文章と悪い文章の違い

→わかりやすい文章の書き方

→文章をお金にする方法

→バズ記事を書くコツ

→ウェッブから書籍デビューをする方法


などなど。

オンラインコミュニティはやってみたいという方が5名ほどいたら、すぐにSlackのチャンネルを開設します。内容は未定ですが、ゆるめの交流とアウトプットの紹介がいいのかな、と。

他に、質問に回答するようなコンテンツもやっていきたいと思います!!

来週にはオープン出来ると思いますので、ご興味ある方は是非イイネ印を押してくださいね。

ちなみにぼくの書き方の教科書の一つが、岡本太郎のこの本。物書きをやっていると、結局技術じゃなくて魂だというところに行き着くわけですが、最初は丁寧に技術論を書いていこうと思っています。


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中村慎太郎

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