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OWL magazineの紙媒体出版に向けて!!【出版関係者必見!!】


こんにちは。
Project OWL共同代表およびOWL magazine主筆の中村慎太郎です。こういうゴテゴテとした自己紹介は恥ずかしいからあまりしないのですが、今回は気合いを入れています。

というのも先日ついに「次のステップは紙の本ではないか?」という神の啓示があったのです(飲み会で宇都宮徹壱さんからご提言頂いたのです)。

というわけでOWL magazineを紙の本にするという機運が立ち上がってきた昨今ですが、実を言うと書籍化のプロジェクトは既に2回潰れているのです。

その前にOWL magazineの規模と実績について振り返りたいと思います。

OWL magazineは月間15〜20本の記事を公開しています。最大の特徴はnoteの共同編集マガジンという機能を使っていることで、複数の著者が記事を更新するオムニバス的なマガジンになっています。通常のnoteのマガジンは単一の著者が書くのに対して、OWL magazineではこれまで13名の著者が記事を書いてきました。

著者数を増やすことについては今後も重大な課題に設定したいと思っています。30人、50人、100人と著者を増やし、みんなで作り上げるマガジンになることを目標としています。

現在の執筆陣
中村慎太郎
円子文佳
宇都宮徹壱
峰麻美
澤野雅之
FJまりこ
辻井亮輔
ほりけん
屋下えま
footysab
坂柊貴
石井和裕
豊田剛資

プロの書き手もいますが、OWL magazineで初めて記事を公開した著者もいます。いずれにせよ、商品として十分なクオリティになるまで、ディスカッションをしながら練り上げていきます。なので、OWL magazineには手を抜いた記事は存在していないと自負しています。

14人の著者が15本の記事を毎月載せる雑誌なので、編集部の負荷はそれなりに高いです。しかしながら、編集部には、専業のメンバーはおらず、複業として10名弱で何とかこなしています。最近19才と24才という若手が入ってくれたのですが、未だマンパワー不足なので、メンバーは引き続き募集中です。

編集部の特徴は「大人のサークル」のようでとても楽しいと共同代表の一人である円子文佳も言っていました。


購読者数は非公開ですが、リリース以来毎月着実に増加し、3桁以上の有料購読者がいます。無料部分だけの読者の実数は推定値になりますが、ほとんど拡散されていない記事でも1000〜2000PVくらいはいきます。

逆に拡散された記事の場合には1万PV以上行くので認知度はそれなりに高まってきていると考えています。月間PVの計測は、noteの共同編集マガジンという性質上、計上するのが面倒なのでやったことがないのですが、2〜8万くらいでしょうか。

広告料収入が主体の無料メディアとしては寂しい数字ですが、月間700円の有料マガジン、それも立ち上げ一年未満の状態としては、まずまずではないかと思っています。

とはいえ!!

出版のお声掛けが、あちらこちらから飛んでくるほどメジャーなメディアになってはいません。そういう数字ではありません。

一方で、ボリュームとしては書籍化してまとめるのに十分な量が蓄積されています。

2019年2月から10月にかけて、公開したのは147記事で、総字数は100万字強です。書籍1冊の記述量がおおむね5〜10万字であることを考えると、十分な量があると言えます。

ちなみにスキ(イイネ)も2567回頂いております。励みになっております!ありがとうございます!

ちなみに主筆中村は44記事書いて、字数は276909字、1記事あたりのスキは18.3でした。こういうデータを出して遊ぶのは私の趣味です。ちなみに執筆恐怖症のエース峰麻美は、1記事あたりのスキが83.2と、化け物級の数字をたたき出しています。

あと、細かいデータですが、写真の点数は1195です。

「いやいや記事数は多いかもしれないけど、ウェッブ記事だからそのままじゃ本にはならないよ。」というご意見もあると思います。

私は、1つのブログ記事を書籍用の記事へと変換させ、同じ内容なのにまったく違う読み口にするというチャレンジをしたことがあります。

ブログ記事「Jリーグを初観戦した結果思わぬことになった」(下記1)を書籍「サポーターをめぐる冒険」の第一章へと変換した作業がそれです。

書籍とウェッブ記事の違いは熟知しているつもりです。その変換作業を含めた原稿の作成まではOWL magazine編集部で対応できます。

ただ、どの出版社からどういうパッケージで出すのか、あるいはZineとして展開するとした場合には、どうやって本のレイアウトをするのか、どこでどうやって売るのかなども考える必要があります。

そして、こういった企画を編集部で温めて何度か打ち合わせの議題にしたことがあるのですが、結果は「撤退」でした。

というのも、現在の編集部の経験と適正、あるいはマンパワーを考慮すると、毎月の更新と購読者の増加施策をするのが精一杯だからです。ぼくとしては泣く泣く撤退なのですが、複業者の集いである編集部に過剰な負荷はかけられません。

もう一つは、縁のある某出版社に「中村慎太郎単著」としてOWL magazineの企画を書籍化できないかと逆オファーしてみました。ただ、これも不調に終わりました。もっとも、単著プランについては、逆オファーを続ければそのうちどこかで出版できる日も来るかもしれません。

ただ、単著もいいけど、OWL magazineとして何かやるほうがもっといいなと思うところもあります。ぼくだけの記事ではなく、自分の記事が紙の本になるなんて想像もしなかった著者の記事も載っているほうがずっと価値が高いように思えるからです。

OWL magazineとはそういう趣旨のマガジンだし、ぼくのこれまでの記事もOWL magazineだからこそ書けたものなので、やはり単著となると違うのかなという気がしています。

とまぁつらつらとOWL magazine側の事情を話してきましたが、この記事の趣旨は一つです。

OWL magazineの紙媒体化に興味があるという出版関係者様、あるいは、編集部の一員として、紙媒体化を担当して少しずつでも進めていきたいと思う方がもしいらっしゃいましたら、是非お声がけ下さい。

現状のメンバーだけではいつまで経っても紙の媒体化は出来ません。が、OWL magazineのブランディングと今後の発展を考えると、どこかでは超えなければいけない重要課題だと思っています。

書籍化は担当できそうにないけど、OWLの今後を支えて下さるという温かい心をお持ちの方は、是非サポーター会員にご加入下さい。OWL's Forestも日に日に盛り上がってきております。

以上です。ありがとうございました。


さて、一応有料マガジンなので、少しだけ有料のおまけをつけます。テーマは、アマチュアからセミプロライターへ改造、さらにプロライターへと魔改造すること、です。


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