FPS苦手な自分がCall of Dutyを始めたきっかけ

以前からCoDというゲームがあることは知っていた。YouTubeで少しだけプレイ動画を見たが、私の苦手な一人称視点のゲーム。一生プレイする事は無いだろうと思っていたそんな時、友人に誘われ闘会議2019に行くことになった。大好きなスプラトゥーンの大会と大好きなでんぱ組.incの出演があったのでとても楽しみだった。

闘会議2019、開場してから友人は第1回CWL日本代表決定戦へ行き、私はでんぱ組.incのイベントへ行った。ライブよりも間近で見られるアイドルはとても可愛い。古参のファンが壇上でアイドルと共にゲームに興じる姿は羨ましくもあり、微笑ましくもある。闘会議の目的は8割方達成された。

イベントが終わり、友人の様子を見に行った。ど真ん中の席で観戦している。しばらく試合を見ていたが知識が皆無なためちんぷんかんぷんだ。たまに客席から「おぉ!」「ナイス!」等の声が上がるが何がナイスなのか分からず悔しい。スプラトゥーン甲子園へ向かう。スプラトゥーン甲子園はプロゲーマーも混ざっての大会だ。人離れした動きでとてもカッコイイ。GG boyzが圧倒的な強さで勝ち上がっていく。帰ってスプラトゥーンをやりたい。

再びCoDエリアに戻ると席が空いてたのでとりあえず座る。ちょうどこれからグランドファイナルが始まる。Libalent Vertex、CYCLOPS athlete gamingの選手たちが入場する。各々ポーズを取ったり座る席を間違えそうになり、ゆるい雰囲気なのかな?と油断していた。しかし試合が始まると一気に場の空気が変わった。当時なにもわからずなんとなくこういうルールなんだろうなと観戦していたが、とにかく展開が早い。攻守が代わってリスポーンに限りがあるやつ(CONTROL)、陣地取り(HARDPOINT)、1デスで終わりのやつ(SEARCH&DESTROY)のルールを試合の合間に友人にLINEで聞きながら、その面白さに目が離せなくなる。先にLibalent Vertexが2勝し王手をかけた。会場もこのままストレート勝ちか……と重い空気の中、CYCLOPS athlete gamingが巻き返す!2-2になり最後の試合はSEARCH&DESTROY。これが胸熱だった。6点先取のこのルールで5-5になりラストゲーム、激戦の末Libalent Vertexが日本代表となった。

技術的なことはわからないしどこでミスしたかもわからないが、どちらも強い。 Losersから這い上がり土壇場で巻き返したCYCLOPS athlete gaming。もし自分が彼らの立場なら気持ちで負けてしまうかもしれない。対するLibalent Vertexは常に連携を取り合い、チームの強さを感じた。

プロってすごい。人もまばらになった会場で友人と合流し、興奮のまま質問をしまくった。目の前で繰り広げられたスーパープレイを少しでも理解したい、その一心だ。その後、優勝チームのLibalent Vertexと写真を撮る機会に恵まれた。今思うと初見のくせにトッププロゲーマーと同じ壇上に上がるなんて烏滸がましい。それでも今日の感動とお祝いの言葉を伝えられて嬉しかった。

今現在CoDをプレイしてみて、見るのとやるのでは天と地ほどの差を感じる。プロゲーマーのような全弾命中なんて到底できなかった。いつかかっこいいプレイができるよう、今日もbotを撃ちまくる。