Dvorak Symphony No.8 Movt.4

ドヴォルザークの第8番交響曲。美しいところとイモったいところの交錯する音楽ですが、フィナーレの一節です。ドヴォルザークお得意の華やかなパッセージ。

最初の8小節はFとGbの交代ですが、平行5度を避けるためか、Gbの和音にはDbが抜いてあります。Gbの頭に入るFの掛留も平行移動感を和らげていますね。

9小節からお得意のバスが半音ずつ下がって偶成和音をならべていくところです。FからいきなりF#7にいってしまいますがGb7と同じ和音ですから違和感がありません。バスはF E D# D C# B E と進んでAに解決します。音はこちら

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