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新旧カメラ遍歴 第3回:選ばれなかった選択肢(Canon EOS RP)

 この記事はカメラ趣味を再開した筆者が、カメラに関わることを書き綴ったものです。
 今回は、半年近く悩んで買わなかったキヤノンのフルサイズ入門機についてです。公式ではミドルクラス扱いですが、まあエントリーモデルです。


入門機から中級機へ

 Zfを買いましたので、手元にあるZ5を手放します。最初に手を出すフルサイズ機として、Z5の購入を決断するには半年ほどかかりましたが、その対抗馬がEOS RPでした。

 SIGMAやSONYも悩みましたが、結局はこの2択で悩みました。購入意欲はRP優勢でしたが、総合的にZ5を選んだ感じです。

優秀なエントリー機です

 Z5とRPは、ほぼ同時期・同画素のフルサイズ入門機です。RPは軽量な分だけ質感も減っているな、というのが第一印象でした。写真の写り自体はRPの方が好みで、かつ安かったのが素敵でした。
 

不満だった点

 RPはボディ内手ぶれ補正がありませんから、オールドレンズを使いたい筆者は二の足を踏みました。それにZマウントに比べるとRFレンズは強気な値段に感じたのもあります。動画機能はZ5の方に分がありましたし。 

今でも欲しい一台

 こんなにぶつくさ言えるのも、筆者がいまだにRPが未練たらたらだからです。世間もそんなRPが人気なようです。

 昨月のカメラのキタムラにおけるミラーレス一眼の売り上げでは、RPのレンズキットが売れ筋2位となっています。発売から3年以上経過しているRPですが、健闘していますね。売り上げ成績ではZ5は比較になりません。
 筆者は時間を見つけたら、ネットで中古のCanonデジタル一眼を物色していますが、その際に真っ先に調べる現行中級機のEOS 6D Mark IIとRPのセンサーは一緒みたいなものです。RPは新品でも6Dの中古より安いですからね。見上げたものです。安さが安さな分、RPの中古は割高感があります。

 写真機としてだけ使い続ける分には、Z5よりRPを選んだ方が後悔しなかったでしょう。ですが、将来的に中級機に乗り換える前提で買うには、RPは魅力不足でした。現にZfへの乗り換えに当たって、アクセサリとレンズはほぼそのまま転用できます。RFマウントなら二の足を踏んだだろうな。
 RPやっぱ欲しいなあ、と月に一度は検索しますが、私の給料では欲しいままに終わりそうです。

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