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「そんなに私がわるいのですか?」

以前、皮膚科の待合室でこんなことがありました。
息子は、いつものように「スマフォをよこせ」と大騒ぎして、ソファーや床に寝そべり、時々奇声を発していました。
すると、こちらを怪訝そうな顔で見る、小さな女の子を連れた老婦人が1人。
キマリがわるくて、つい「いいですね。女の子は大人しくて。きちんと座っていられて」と思わず言った私に対して、こう言い放ちました。

「ちゃんと躾けてますから!」

あぁ、やはり、そう来たか…。

そこで私はこう切り返しました。

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。この子…実は…発達に…」

するとこうです。掌を返したように、

「そうだったの?早くそちらの治療もした方がいいわね。早いほうがいいと聞きますよ。」

・・・・・・・・・

この6年間、何かにつけて「お前の躾がわるい」と主人にも何度となく言われ続けて来ました。


しつけ
シツケ

それ以前の問題なんですよね。
何度も何度も教えても何しても出来ないんです。

確かに、言うことを聞かないし、癇癪を起こすから、どうしても甘やかしてしまうところはありますが。
でも、私なりには「躾」けているつもりなんですよね。

心無い言葉にどんなに私が心を痛めて来たか。
もう限界に来てしまいました。

今、サポートを受けているのは、その結果でもあります。
自分の子でありながら、どうしていいかわからなかったのです。

正直、今、私は肩の荷が降りています。

前述したご婦人の掌を返したような反応。
子供というのは未完成な存在。障害があるかどうかは関係なくて、温かく見守る大人の目が必要だと思うんですけどね…。

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