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EFL Championship PLAY-OFF Finalスカイブルーズ戦前のカールトン・モリス選手のコメント

タウンの得点王カールトン・モリスは、ルートンが今季プレミアリーグに到達する機会を得たことに、驚きはないと語る。

約12カ月前、27歳のモリスはリーグ1のバーンズリーからルートンに加入した。ハッターズの移籍金クラブレコードとしてお披露目され、その額はタウンが2019年8月にシモン・スルーガに支払った150万ポンドを上回った。

ストライカーの20ゴールとともに、リーグ戦46試合を消化したルートンは、チャンピオンシップで80ポイントを記録。ウェンブリーへの出場権をかけてサンダーランドを下し、自らのポジション3位に劣らぬ躍進を見せている。

このような事態は予想したか?という質問に対して、モリスは次のように答えてくれた。

「このクラブと契約したときも、(去年)"チャンピオンシップのプレーオフに出場したクラブ”との契約だったからね」

「特にここでのリクルートのオペレーションを考えると、それを再現できない理由はないと思っていた。驚きはしないが、天狗になってはいけないし、我々はやるべき仕事がある」

ルートンが今シーズン、プレーオフに進出できたのは20ゴールを達成したモリスのゴールのおかげでもある。これは40年以上前に伝説のプレーヤー、ブライアン・スタインが達成して以来の出来事だ。

彼はこう続けた。「とても嬉しい。でも、シーズンを通して、もっとゴールできた場面もあれば、逃したチャンスもある。バランスは悪くないけどね」

「選手たちは僕を注視して、最適なポジションでボールを出してくれる。素晴らしい仕事だよ」

ルートンに加入する前、モリスは、ノリッジ・シティをベースに、オックスフォード、ヨーク、ハミルトン、ロザラム、シュルーズベリー、そしてMKドンズにローンされた。2018-19シーズンも彼は深刻な膝の怪我に見舞われた。完全移籍を求めてはその都度苦闘していたのだ。

2021年1月ついにバーンズリーに完全移籍した。現在はベッドフォードシャーにきて1年を迎える。これまでのキャリアを振り返りながら、フォワードは続けた。

「特に若い選手にとってはとてもタフなことだ、ただこの世界で成功したければ、それが自分の道と決めたなら、避けて通れない道もある。また、選手によってその道も様々だ」

「若い選手たちが、所属するクラブでチャンスをつかむのはよくあることだが、ローンやスコットランド、あるいはどその他の場所でも、自分の技術を発揮してリーグを渡り歩いて、成長するようなトラディショナルな今までのパターンはそう多くはない」

「僕は、これまでに所属した多くの場所で、自分の居場所を見つけることができたし、とても良い仕事ができたと思う。キャリアを通じて得た経験は、非常に貴重なものだとも思う。また、それがフットボールプレーヤーとしてだけでなく、人格や人間としての自分を成長させてくれる」

「ここ(ルートン)での生活はとても気に入っているし、家のように感じているよ」

ゴルフ仲間の一人がルートンにいたことも、モリスにとってチームに馴染みやすかったようだ。
「親友の一人、ハリー・コーニックがここにいた。幸運なことに、彼がここにいてとても助かった。しばらくは彼の後ろを(車で)しっかり追いかけて、道に迷わないようにしたよ」

キャロウ・ロードでは、元ハッターのキャメロン・マクギーハンと共に2013年のFAユースカップを制覇するなど、高い評価を得ていたモリス。しかし2年後のウィガン戦後半(ホーム)でのファーストチーム出場にとどまった。

今シーズン6位圏内を脅かすことができなかった元チームに対して、昇格を果たすことが、自身の存在証明になるのか?「彼らが間違っていたことを証明する?それは分からない」

「僕も年齢と経験を重ねることで、より良い選手になってきたと思う。膝の怪我が関係しているのかどうかはわからないが、ノリッジで目立った活躍を出来なかったからこそ、今のチャンスが与えられているのかもしれないね。それでも、当時のクラブ(カナリーズ)とその時のことは、今でも好感を持って覚えているよ」


翻訳元:Luton Today”Town's leading marksman is unsurprised Luton are 90 minutes  Premier League"By Mike Simmonds


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