区切る部分が難しかった。

こんにちはー、はいこんにちは。
もう3月最初の週末か、という気もしますし、まだ3月の上旬か、という気もしますね。
今年は後者のほうが強いかな。
てなわけで、今日も載せる台本を選びました。
これはラジオコント用の台本を、舞台用に長くしたやつですかね。
劇団O.Z.Eの舞台に、お笑いからベンビーさんとえもり参加したやつですね。
これ載せてませんよね?
一応確認もしましたが、確認不足で既出ならすみません。
台本上でみんなは役職?役名?で書かれているのに、新入社員役のえもりだけ「榎森」と書かれていますね笑

少し長いので2~3回にわけて載せますね。
よろしくお願いいたします!

ー・ー・ー・ー・ー・ー
『会議ッ』

新入社員 :榎森耕助
社長        :新垣晋也
部長        :平安信行
社員A       :永田健作
社員B       :宮平明信
社員C       :金城理恵
社員D       :幸地尚子
社員E       :又吉裕子
音楽家       :新垣愛恵
おじさん   :大嶺栄

(会社の会議室 長テーブルにイス 新入社員、部長、社員A、B、D、E、音楽家板付き)

榎森 「(暗転中心の声 ※榎森だけ明かりもらえれば幸いです)僕はこの会社の新入社員の榎森。今日は初めて会議に参加するけど、この会社いろいろおかしいんだよなー」

社A 「ではこれより会議を始めます。起立」

榎森 「起立?」

社A 「気をつけ!」

榎森 「こんなんやるんや。小学生みたいだな」

社A 「礼!」

皆  「あけましておめでとうございます!」

榎森 「何で?!いや明けましてだいぶ経ちますけど、今それ言います?」

社A 「ではさっそく進めていきます、えーまずですね」

榎森 「着席しないんだ!?えー、このまま会議やるの?しんど」

社A 「新入社員の榎森君!さっきからうるさいなー」

榎森 「あ、すみません。いやでも皆さん座った方がいいかなと・・」

社D 「座った方がって?」

榎森 「いやですから、座って会議した方が能率が上がるんじゃないかなーって・・」

部長 「はっはっは、何を言い出すかと思えば。え?座った方が会議の能率が上がるって?若さって恐いねー、はっはっは」

皆  「(笑う)」

榎森 「めっちゃ笑われてるやん。でもそういう方針というか、何か意図があってやっている事なのかもしれんな」

部長 「じゃあ榎森君が言うように、みんな試しに座ってみようじゃないか、はっはっは」

皆  「(笑いながら座る)」

榎森 「(不満そうに座る)」

社A 「座って会議なんて聞いた事・・」

皆  「(座ってみて良さに気づく。あれ?ん?みたいな)」

社B 「これは・・」

部長 「いいな・・」

社E 「凄い楽だわ・・」

社A 「これで行きましょう!!」

榎森 「今気づいたんかい!どんだけアホやねん!」

社D 「部長!この方がメモもとりやすいです!」

榎森 「そらそうやろ!」

社B 「パソコンも机に置いてできます!」

榎森 「今まで手に持ってたんかい」

社E 「居眠りもしやすいわ!」

榎森 「それはあかんやろ!ていうか本当に今までそれに気づかなかったんだ。こりゃ相当やばい会社に入ってもうたな」

部長 「榎森くん、君は以前外資系の会社にでもいたのかね?」

榎森 「いいえ」

部長 「じゃないとこんなアイデア思いつかないはずだがなー」

榎森 「普通に思いつくでしょ。思いつくっていうか立ってやる事の方が思いつかないよ」

社D 「部長、外資系にしては少々顔面が大きすぎると思いますが」

榎森 「それ関係ないでしょ」

部長 「確かに外資系にしては顔面が大きすぎるな」

榎森 「何まじめに乗っかってるの」

社A 「顔面的にはもはや銀河系ですかね」

榎森 「うるさいわ!誰が宇宙規模の顔面や。ていうか顔面じゃなくて顔って言ってくれ」

社長 「(登場)おつかれさん」

部長 「あっ社長、お疲れ様です」

榎森 「社長さんか、まだお会いしてなかったな。(駆け寄って)初めまして私新入社員の榎森と申します!よろしくお願いいたします!」

社長 「おー君が榎森君かー。話はいろいろ初耳だが、これからみんなと一緒に孤立して、一生懸命職務怠慢で、短期的に末永くよろしくお願いサマーアゲイン」

榎森 「全然わからん!社長すみません、ちょっと話がバラバラな感じが・・」

部長 「つまり、明けましておめでとうって事だ」

榎森 「いやちゃうでしょ。どこにもお正月の要素なかったやろ」

社長 「榎森君、そのしゃべり方からして君は」

榎森 「あーそうなんですよ」

社長 「一人っ子かな?」

榎森 「何でやねん?一人っ子特有のしゃべり方ってあるの?そうじゃなくて関西弁でしょ」

社長 「あーそうかそうか。関西弁を喋るって事は君は、目立ちたがり屋かな?」

榎森 「違う!別に目立ちたくて関西弁喋ってるわけじゃないですよ。関西出身なんです」

社長 「あーなるほど、関西って事はおそらく奈良県○○○○(榎森の実家の住所を言う)ってとこかな?」

榎森 「全部合ってる!凄い!何で?全然メジャーな場所でもないのに」

社長 「まあとにかく頑張って働いてくれたまえ」

榎森 「はい、頑張ります」

社A 「では会議を再開する前に、社長から一言お願いいたします」

社長 「よっ社長!」

榎森 「いやあんたやろ」

社長 「えー諸君、お仕事ご苦労さまです。私は日頃から考えているんだが、人の上に立つということは非常に重い責任を伴います」

榎森 「これは真剣な話のようだな」

社長 「しかしそれはそれで非常にやりがいがあり、そして社員と共に何かを築きあげていくという喜びや達成感、それは何物にもかえられません」

榎森 「ええ話やないか」

社長 「つまりは君たちがいてくれるおかげで、私はこうして社長としてやっていけているんです」

音楽家「(おもむろにピッコロを吹きはじめる)」

榎森 「あれ?何この人急に?」

社長 「私は社長ではありますが、決してみんなの上に立ってるという・・」

音楽家「(ピッコロ吹いてる)」

榎森 「え、何?BGMみたいな感じ?さっきから何も喋らないから気になってはいたけど」

社C 「(登場:ピッコロに合わせて歌を歌う)」※有名な歌かオリジナルでも

榎森 「今度は何―?!歌?!」

皆  「(全員で歌い出す)」

榎森 「うわーみんな歌い出したー!何これ!」

社長 「私は社長である前に1人の人間であり・・」

榎森 「社長まだ喋ってるー!誰も聞いてへんのにかわいそー!」

皆  「(歌い終わる)」

榎森 「歌いきったで」

社長 「以上私のあいさつでした」

榎森 「挨拶終わってもうた」

皆  「(拍手:さすが社長みたいなノリ)」

榎森 「聞いてへんかったやん」

社C 「社長のナスカの地上絵の話は最高ですね」

榎森 「そんな話してない!あんたは一番聞いてないからね」

社長 「ナスカの地上絵は一説には・・」

榎森 「せんでええ!ナスカの地上絵の話は飲み会でやりなさい」

社A 「ではナスカの飲み会の日程ですが」

榎森 「決めんでいい!もうちゃんと会議を進めましょうよ」

ー・ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
これ11年前の台本ですが、けっこう面白いですね。
ピッコロの部分は全く覚えてませんが、やったんですかね。
というかどうしてピッコロなんですかね。
ピッコロって見たことない気がするけど笑
おそらくその役の人がやっていたとかかな?
わかりませんね。とりあえずこれは明日も続きます。
よろしくお願いいたします♪

サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!