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C;ON、駆け抜けた新体制 #1017Zeppでシーオン

C;ON One-man Live “STOR;ES”(ストーリーズ)〉。
2023年10月17日(火) 東京・Zepp Shinjuku で無事に開催され、大盛況の大成功!

今回のワンマンライブ、4/30の発表からこの日までの半年間、新体制で見事に駆け抜けたと言えます。C;ON 7年目の活動にして、激動の変化をファンとしても外から十分に感じとれるものになっていました。

"凄いスピードで駆け抜けて、駆け上がっていくからね。傍で見ててくれますか。"

栞音MC。4/30恵比寿ガーデンホール ワンマンライブより


1017 Zeppでシーオン

今回のライブは、新しい発表があるかを楽しみにする気持ち半分、もう半分は全国ツアー開催をかけた動員チャレンジが達成できるかを見届けるところにもありました。

18:00 開場前、待機列に集まる人

開場前、多めにみて500弱はいたでしょうか。混雑する場所なので入場待機者と通行人との境界も判断しにくいところです。
19:00の開演にむけて続々と集まることを、また平日開催から、仕事や学校帰りに駆けつける人を強く願いながら開場を待ちました。

開場、開演 

ステージの背景、メインディスプレイ一面に映る映像は「STOR;ES」の世界。当初、ライブの翌日10/18 リリース予定だったC;ONとして3年ぶりになるアルバム

19時をまわった頃。アルバムブックレットのページを繰るように映像は流れ、収録曲の詞が順に送られる。開演。

開演を待つ。ステージ上にはバンドセット

入場曲には「灯」。間奏のピアノが響き、サポートメンバー、C;ONの5人と続いてステージへ立つ。
初めてのZepp新宿、この規模でC;ON。演出にもこだわったステージに期待をしました。

今回は曲の繋ぎや音楽の流れ、照明などにもこだわった、まるっと“線”で見せられるような構成になっています。「”STOR;ES”(ストーリーズ)」というタイトルを意識して、物語性のあるライブを見せられたらと思っています。

(推しごと/聖奈)https://oshigoto.fan/features/76860/

ライブレポ

今回、取材も入っていてセットリストや会場の雰囲気をしっかり!C;ONのライブとしてこれだけ濃密に取材されるのは初で、記録に残るのが嬉しい。
ライブレポートはこれらの記事で十分かな。

取材文中の"プロジェクションマッピング"は誤りで、会場備付の360度LEDビジョンシステムとムービングライトによる演出です。(参考、設備

出演後の栞音のコメント掲載も◎


One-man Live『STOR;ES』の世界

演出。
メインディスプレイにはSTOR;ESの世界観を現し、C;ONのデザインをイメージする繊細で贅沢な装飾。半円形のライトは時計の文字盤にも観覧車の軌道にも。
両サイドと後方のバルコニーに設けられたディスプレイに映像を繋げることでフロアにつくられる空間。Zepp Shinjukuは他のZeppにくらべて横が狭いため両サイドも視界に入り込みやすく、そんな空間の演出を体験できました。

セットリストには、8月の品川2daysで披露した新体制を象徴する楽曲順も並び。(M9-M11「go for the "TOP"」「Addiction」「INVADER」

その後のツーマンライブで磨かれた曲目を加え、ワンマン"STOR;ES"はレコ発のファイナルのようなセットリストで構成されていました。

8/30,31 品川2days。
楽器隊インスト曲は披露時点で曲名は未決。
STOR;ES セットリスト/アルバム収録曲
ワンマンは各ブロックでアルバムの曲順をなぞる

入場の「灯」から、ラストの「灯」

C;ONのSTOR;ESは 4/30恵比寿ガーデンホールから紡がれ、激動の半年を「」で締めくくります。

その「灯」。
恵比寿の初披露では、"絶望はしない" に心が震えたところが、Zepp Shinjukuでは "明日を信じ" に変化していました。

この半年間で、より前を向いたストーリーに。

「灯」:(上)初披露時(下)リリース時。
ワンマン限りの演出ではなく作品として変更

10.17 リターンズ

3年前の 2020/10/17 はピアノ杏実がC;ONのサポートとしての初ステージの日。ワンマンライブの本編では演出を優先することからこれに触れられませんでしたが、RHの中でチーム内で交わされたようです。

Zepp 当日リハーサルでのお祝い。忘れられない杏実の加入。

ただ、一部は3年前を彷彿させる演出もあり。

それは、M15,M16 「Bon Bon Boooon!!」「SHAKE」の2曲では、キッズダンサーズを迎えてZepp Shinjuku のステージで賑やかに盛り上がりました。

これには、2020/10/17 川崎クラブチッタで「Buzzer Beater」にダンサーを迎えて盛り上がったシーンと重なり記憶が蘇ります。

2023.10.17 現在のダンスの先生の生徒らと共演。
初舞台の子も居た様子。
2020.10.17 新生C;ONを支えたダンスの先生、指導するチームと共演。初ステージの杏実かわいいよ杏実。

メッセージ

印象に残ったMC。ライブレポにも丁寧に言葉が拾われていましたが、ファンとして最も響いた言葉は、レポには掲載がなかったメッセージです。

"大きくなるって守りたいものが増えること。でも、守りたいものは私たちが売れることでしか守れない。"

栞音MC。C;ON One-man Live "STOR;ES" より

これまではわりと柔らかい表現で "これから大きくなります!"と、これくらいまでの言葉で留めていたように思います。アイドルでいて、内にメラメラ秘めたものはあるものの、外にギラギラと感じさせないような表現です。

"売れること"。
自信や実感から、目標が現実味を帯びてきた瞬間に受け取りました。


新体制

新体制のプロデュースが本格化したのは、8/31 品川2日目からと公言されています。

いちファンとして感じたこと。

ふりかえってみると準備期間を含む新体制での半年間は、「C;ON自らと周囲(ファンや他の見る目)を変える」期間でした。

  1. 環境を変えるブランディング

  2. 主催し自走する

  3. 舞台を用意し、自信にかえる

昨年まで多い年で年間200本近いライブに出演していたC;ONですが、2023年は出演するイベントを絞り、出演・共演する舞台を変えてきました。

他所への出演を絞る代わりに主催ライブを中心に活動し、また共演するグループもより知名度が高い実力派と肩を並べる機会を得られています。

そして、東京を中心に企画しながらも、全国を周るツアーを実施。
新体制になることで今回のZepp Shinjuku をはじめ、良い条件で各地のライブハウス等の協力を得られていたと感じました。
C;ONが6年の活動で得た力と新事務所、プロモーターH.I.P等の掛け合わせた影響力です。

企画書。栞音Instagramより

4/30 恵比寿ガーデンホールで発表のあった、全国ツアー、品川2Days、Zepp Shinjuku。発表時点で舞台は用意したものの演出等はその後、急ピッチで描かれたようでした。
前半の3か月はこれまでの能力を発揮しながら全国を周り、品川2daysを挟み後半はZeppで生まれ変わるための時間。

最初は、メンバーには「もっと自信もって良いんだよ」なんて言葉をかけられるところから始まっていたのではないかと想像します。
そこから半年間の環境づくりではスタッフ・エンジニアも増え、より一流に触れることで、こだわりやワガママを叶えてもらえる環境に。
専属の音響だったり、制作現場、スタジオ、宣材、MV、グッズ制作の充実などなど。

初めての全国ツアーの各地で新しい観客を目の当たりにしてきたことは、手応えを得て自信に繋がったんだろうなと感じます。
こうして準備された舞台で実績を作り続ける中で、C;ONはまた一歩先へ変われたんだと思っています。

最近、自分たちがびっくりするくらいのスピードで色んな経験や挑戦をさせてもらって、新しく好きになってくれるファンの人や、応援してくれるスタッフや関係者の方々が増えている実感があります。そういった期待に、まだまだ追いついてないなと思うときもあったりして。プレッシャーの中で活動していると、不安になったりもします。

(栞音MC)【ライブレポ】C;ON ワンマンライブ「STOR;ES」、圧倒的なパフォーマンスでZepp Shinjukuを湧かした

今こそ見てほしい

そして、Zeppで発表のあった2024年のイベント詳細が公開されました。
キネマ倶楽部の開催規模になるため、既に結構な倍率の抽選になるところもありそうです。

是非、足を運んで彼女たちの姿勢を目の当たりにしてください。

C;ON(シーオン)
Official Site
: con-music.jp
XC;ON_official【シーオン】
公式ファンクラブアプリC;ON FANCLUB


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