一昨日(22日)から妹背牛町カーリングホールで開催されている第12回JAL杯北海道ミックスダブルスカーリング選手権は、今日最終日を迎える。ここまでの主な結果と、今日の日程をお伝えする。

力接近、強豪チームも苦戦

昨日までにブロック予選が終了し、決勝トーナメント進出の8チームが決定した。

【ブロック予選の結果】

🥌Aブロック
❶札幌ジュニア 3-0
❷妹背牛協会 2-1
③チーム猿渡・坂口 1-2
④muraoka 0-3

🥌Bブロック
❶チーム藤崎 3-0
❷竹田・竹田 2-1
③北海道大学 1-2
④チーム帯広 0-3

🥌Cブロック
❶チーム相沢 3-0
❷チーム福田 2-1
③チーム今野・町永 1-2
④帯広協会 0-3

🥌Dブロック
❶チーム稚内 3-0
❷帯広畜産大学 1-2 (TB)
③本間・仲澤 1-2 (TB)
④ニシザワ 1-2 (DSC)
※1勝2敗で3チームが並んだが、まずDSC(ドローショットコンテスト)の結果によりニシザワが脱落。さらに帯広畜産大学と本間・仲澤の間でタイブレークが6エンド制で行われ、帯広畜産大学が8-0で勝ち、Dブロック2位が決定した。

大会前の展望で3強としたチームのうち、チーム稚内は3連勝したものの、妹背牛協会が札幌ジュニアに、竹田・竹田がチーム藤崎に接戦の末に敗れて2位となる波乱があり、決定戦1でいきなりチーム稚内と妹背牛協会の対戦が決まった。

【決勝トーナメント  決定戦１】

札幌ジュニア
0003 010X∥4
2110 201X∥7
帯広畜産大学

チーム相沢(札幌)
0300 0021 1∥7
1012 1100 0∥6
竹田・竹田(名寄)

チーム藤崎(北見)
1131 1001∥8
0000 0210∥3
チーム福田(札幌)

チーム稚内
1103 0101 0∥7
0020 2030 1∥8
妹背牛協会

帯広畜産大学は、後半に効果的に加点して札幌ジュニアを突き離した。チーム相沢は、竹田・竹田に3連続スチールを許す苦しい展開だったが、8エンドでスチールを返して追いつくと、エキストラエンドもスチールし、鮮やかな逆転勝利。
チーム藤崎は、5エンドまで連続得点する快調な戦いぶりでチーム福田を下した。チーム稚内×妹背牛協会はお互いにビッグエンドを作る激しい戦いとなり、チーム稚内が8エンドで1点加えてエキストラエンドへ。妹背牛協会はNo1の石をうまく守り抜き、接戦をモノにした。

今日の日程は

8時45分〜  決定戦2
シートA ⑧チーム福田×チーム稚内
シートB ⑥チーム藤崎×妹背牛協会
シートC ⑤帯広畜産大学×チーム相沢
シートD ⑦札幌ジュニア×竹田・竹田

11時30分〜  準決勝
シートA ❾ ⑦勝者×⑥敗者
シートD ➓ ⑧勝者×⑤敗者

14時30分〜
シートB ３位決定戦 ❾勝者×➓勝者
シートC 決勝戦 ⑤勝者×⑥勝者

※丸数字は試合ナンバー

決定戦2の⑤と⑥の勝者は決勝進出が決まる。⑤と⑥の敗者は、⑦と⑧の勝者との準決勝に進む。準決勝で勝ったチームが3位決定戦を戦う。
今年の日本選手権への北海道からの出場枠がはっきりしないが、昨年と同じなら4枠で、3位決定戦に進めば出場枠に入れるはず。したがって、決定戦1で敗れたチームにもまだ日本選手権の出場切符をつかめる可能性はあり、最終日も熱い闘いが繰り広げられそうだ。
妹背牛町カーリングホールは普段の利用なら使用料がかかるが、見学は無料。1階にはカレーライスや牛丼、串焼きなどが楽しめるスペースもある。また、近くの妹背牛温泉ペペルで楽しんだり、豊富なメニューがある併設の米里で食事もできる。お土産には大黒屋のお菓子も(週末は評判の「おんぶシュー」が買える)おすすめ。ミックスダブルスは、4人制と違い、最初から石が配置されて始まるので点が入りやすく面白いし、石を投げた選手が立ち上がって掃いたり、コールせずに2人で掃いたり、場面によって役割が変わるのも特色。お近くの方は、妹背牛町に足を運んでみてはいかがだろうか。JRなら妹背牛駅から徒歩15分ほど、車なら深川西JCTから車で6分ほどである。
また、現地に行けない方も、YouTubeで試合の模様を観ることができる。
‪第12回JAL杯北海道ブロックミックスダブルスカーリング選手権 決勝トーナメント2 https://youtu.be/15Eny3wu9z4
4つのシートの映像を配信している。