見出し画像

開け 世界への扉! 第41回全農 日本カーリング選手権大会

第41回 全農 日本カーリング選手権大会は、1月27日(土)から2月4日(日)の日程(27日は公式記者会見・チームミーティングのみで競技は28日から)で、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで開催される。

1984年にスタートした日本カーリング選手権大会

日本カーリング選手権大会は、公益社団法人日本カーリング協会(JCA)が主催するカーリングの日本選手権大会。男子は1984年から、女子は1988年から実施されている。
札幌市の真駒内アイスアリーナで開催された第1回大会の優勝は、北海道池田町のレッドパジャマ(浅川悟、原勝雄、小杉茂、万一幸、多田謙二の5選手)。
第21回大会(2004年)までは、ふだんのチーム名のままで出場できたが、第22回大会(2005年)から地域や協会名、あるいは個人名をチーム名にするように変わった。第22回大会の優勝チームは、前年度はSuper Marinersとして優勝していたチーム近江谷だった。
女子の初代王者は、1988年の第5回大会で優勝した池田町のビッグボナンザ(朝川さよ、朝川篤子、原節子、鴨川恵子、松浦正子の5選手)。
過去の優勝チームを遡ると、名選手たちの宝庫だ。
今は亡きカーリングの伝道師・小林宏さんが第3回(1986年)と第4回(1987年)に東京MAXのメンバーとして連覇している。
フォルティウスの近江谷杏菜選手の父で、映画「シムソンズ」でモデルとする人物を大泉洋さんが演じたことでも知られる近江谷好幸さんは、チームが変わりながら3連覇2回を含めて合計8回優勝している。
近江谷さんと日本代表でチームメイトの時期もあり、今大会にもコーチ兼選手として出場する敦賀信人さんは、1996年からの4連覇を含めて9回優勝メンバーとして名を連ねている。
その他の現役選手では、TM Karuizawaから出場する両角友佑選手が、今回はNHKの中継で解説を担当する両角公佑氏とともに過去8回優勝。
さらに、両角兄弟の元チームメイトで、前回大会でSC軽井沢クラブのメンバーとして連覇を達成した山口剛史選手は合計10回優勝している。
最多優勝は、コンサドーレの清水徹郎選手で、過去11回優勝(2007 2008 2009 2013 2014 2015 2016 2017 2019 2020 2021)を飾っている。
女子では、長野五輪に出場するなど黎明期に活躍した近藤ゆかりさんが過去7回優勝。
日本カーリング協会理事で、現在開催中のユースオリンピックでコーチも務める小笠原歩さんは通算5回優勝している。
小笠原さんとは長くチームメイトで、今大会はフォルティウスのコーチ兼選手の船山弓枝さんは、2021年など6回優勝を経験。
LOCOSOLAREの石崎琴美選手は、前々回、前回大会で優勝メンバーに名を連ねて、7回目の優勝を飾った。
LOCOSOLAREの藤澤五月選手は、2011年から中部電力で4連覇、さらにLS北見で1回、現在のチームで連覇を含めて3回優勝していて、女子最多の過去8回の優勝を遂げている。

過去10回の優勝チーム

☆男子

第31回(2014年) SC軽井沢クラブ
第32回(2015年) SC軽井沢クラブ
第33回(2016年) SC軽井沢クラブ
第34回(2017年) SC軽井沢クラブ
第35回(2018年) team IWAI
第36回(2019年) コンサドーレ
第37回(2020年) コンサドーレ
第38回(2021年) コンサドーレ
第39回(2022年) SC軽井沢クラブ
第40回(2023年)‪ SC軽井沢クラブ

★女子

第31回(2014年) 中部電力
第32回(2015年) 北海道銀行
第33回(2016年) LS北見
第34回(2017年) 中部電力
第35回(2018年) チーム富士急
第36回(2019年) 中部電力
第37回(2020年) LOCOSOLARE
第38回(2021年) 北海道銀行
第39回(2022年) LOCOSOLARE
第40回(2023年) LOCOSOLARE

最多優勝チームは、男子がSC軽井沢クラブの10回、女子がチーム青森・中部電力の各6回となっている。

今大会の概要

昨年までは男女9チームが参加していたが、今大会から1チームずつ増えて男女10チームが参加する。それに伴って、予選は総当たりのラウンドロビンから5チームずつに分かれて1次リーグを戦い、上位3チームが2次リーグに進む方式に変更となった。
2次リーグは、男女各6チームの1グループによる総当たり戦。ただし1次リーグとの同一対戦相手については試合を行わず、1次リーグでの試合結果を持ち越す。
2次リーグの2位と3位が準決勝を戦い、その勝者が2次リーグ1位チームと決勝で世界選手権の出場権を懸けて争う。

🥌参加チーム
・男女各10チーム
前年度優勝:男女各1
前年度準優勝:男女各1
強化委員会推薦:男女各3
北海道ブロック:男女各1
東北ブロック:男女各1
関東ブロック:男女各1
中部ブロック:男女各1
西日本ブロック:男女各1

前回大会まで採用されていた各ブロック2位チームによるワイルドカード決定戦を経てのワイルドカード出場枠は消滅している。

🥌競技方法
全試合10エンド(シンキング持ち時間38分、チームタイムアウト1回)とする。エキストラエンドではシンキング持ち時間4分30秒、チームタイムアウト1回が追加となる。
※LSDは各チーム2投(時計回り、反時計回り別の選手が投げる)行う。

🥌表彰
優勝チームには優勝杯を授与し、第3位まで表彰する。
日本代表選考規程に基づき、男女優勝チームを世界男子および世界女子カーリング選手権大会2024(2024年3月および4月開催予定、開催地:スイス・シャフハウゼン [男子]およびカナダ・シドニー[女子])に日本代表として派遣する。

また、優勝チームには、副賞として全農から北海道産米「ななつぼし」1トンが贈られる。
さらに大会MVPの選手には、MVP賞としてJAタウンのギフトカード5万円分が贈られる。

それでは、出場チームを紹介しよう。チームの世界ランキングは、最新のもの。

女子は3連覇を狙うLOCOSOLAREなど10チーム

🥌LOCOSOLARE (前年度優勝・北海道)
4:藤澤 五月(フジサワ サツキ)
3:吉田 知那美(ヨシダ チナミ)
2:鈴木 夕湖(スズキ ユウミ)
1:吉田 夕梨花(ヨシダ ユリカ)
A:石崎 琴美(イシザキ コトミ)
コーチ:James Douglas Lind(J.D.リンド)
コーチ:小野寺 亮二(オノデラ リョウジ)
世界ランキング10位。前回大会はラウンドロビンで6勝2敗ながら高精度のLSDが効いて1位通過。中部電力、‪SC軽井沢クラブを下して連覇を達成した。今シーズンはパンコンチネンタル選手権で準優勝。藤澤選手は9回目の日本一がかかる。

🥌‪SC軽井沢クラブ (前年度準優勝・長野県)
4:上野 美優(ウエノ ミユ)
3:金井 亜翠香(カナイ アスカ)
2:西室 淳子(ニシムロ ジュンコ)
1:上野 結生(ウエノ ユイ)
A:両川 萌音(リョウカワ モネ)
コーチ:西室 雄二(ニシムロ ユウジ)
世界ランキング41位。今シーズンから結生選手が加入し世界ジュニア金メダル姉妹が揃った。今シーズンも11月のカナダの大会で準優勝、ニューイヤーカーリングで第3位。9月のカナダの大会ではLOCOSOLAREを破るなどさらに力をつけた。

🥌中部電力 (強化委員会推薦1・長野県)
4:北澤 育恵(キタザワ イクエ)
3:中嶋 星奈(ナカジマ セイナ)
2:江並 杏実(エナミ アミ)
1:鈴木 みのり(スズキ ミノリ)
A:石郷岡 葉純(イシゴウオカ ハスミ)
コーチ:両角 友佑(モロズミ ユウスケ)
世界ランキング20位。‪SC軽井沢クラブから江並選手が加入し、石郷岡選手が交替選手に回るほど戦力が充実。軽井沢国際では決勝でメガネ先輩の韓国チームを下し優勝。2019年の第36回大会以降は準優勝と第3位が2回ずつ。久々のV成るか。

🥌フォルティウス (強化委員会推薦2・北海道)
4:小谷 優奈(コタニ ユウナ)
3:小野寺 佳歩(オノデラ カホ)
2:近江谷 杏菜(オオミヤ アンナ)
1:小林 未奈(コバヤシ ミナ)
A・コーチ:船山 弓枝(フナヤマ ユミエ)
コーチ:Niklas Edin(N.エディン)
チーム吉村として世界ランキング21位。男子世界ランキング7位チームのスキップのエディン選手がコーチとして参加。選手たちには心強い存在だ。11月のカナダの大会で優勝、ニューイヤーカーリングで準優勝など好調をキープしている。

🥌LOCOSOLARE.S (強化委員会推薦3・北海道)
4:佐々木 穂香(ササキ ホノカ)
3:本橋 麻里(モトハシ マリ)
2:林 未 来(ハヤシ ミキ)
1:斎藤 茉由美(サイトウ マユミ)
A:松澤 弥子(マツザワ ヤコ)
コーチ:青木 伸生(アオキ ノブオ)
普段のチーム名は「LOCOSTELLA」。世界ランキング52位。今シーズンは稚内みどりCCで第3位の後海外遠征し、9月のカナダの大会で準優勝した。軽井沢国際で世界ランキング4位のチームJ.ジョーンズに快勝したのは大きな自信になる。

🥌北海道銀行 (北海道ブロック・北海道)
4:田畑 百葉(タバタ モモハ)
3:仁平 美来(ニヒラ ミク)
2:山 本 冴(ヤマモト サエ)
1:中島 未琴(ナカジマ ミコト)
A:伊藤 彩未(イトウ アヤミ)
コーチ:佐 藤 浩(サトウ ヒロシ)
コーチ:嶋村 久美子(シマムラ クミコ)
愛称はリラーズ。世界ランキング45位。北海道選手権は決勝でMINAMI(STRAHL)を破って優勝した。11月のNHK杯では男子の部に出場して優勝。日本選手権は、一昨年が第3位、昨年は第5位。道選手権全勝Vの勢いで念願の初優勝へ。

🥌岩手県協会 (東北ブロック・岩手県)
4:瀬川 琴佳(セガワ コトカ)
3:苫米地 美智子(トマベチ ミチコ)
2:松原 理桜(マツバラ リオ)
1:下堀 明唯(シモホリ メイ)
コーチ:高 田 晃(タカダ アキラ)
コーチ:瀬川 桂子(セガワ ケイコ)
普段のチーム名は「Koto」。世界ランキング192位。東北選手権は決勝で昨年の日本選手権第4位のフィロシーク青森にエキストラエンドで競り勝ち優勝。10代の選手たちを百戦錬磨の苫米地選手がサポートしている。伸びしろはたっぷり。

🥌GRANDIR (関東ブロック・東京都)
4:大 関 結(オオゼキ ユイ)
3:石垣 真央(イシガキ マオ)
2:舘田 怜花(タテダ レイカ)
1:園部 日向子(ソノベ ヒナコ)
A:細田 晴夏(ホソダ ハルカ)
世界ランキング95位。チーム名はフランス語で「成長」を意味する。関東選手権では決勝で神奈川NYALPAKAHを下して優勝。経験豊富な石垣選手が若い選手たちを支えている。ニューイヤーカーリングでは準決勝進出、小手調べは上々だ。

🥌SC軽井沢クラブJr. (中部ブロック・長野県)
4:渡辺 葵衣(ワタナベ アオイ)
3:新井 湖晴(アライ コハル)
2:篠原 聖來(シノハラ セイラ)
1:鴫 原 凛(シギハラ リン)
A:川田 亜衣(カワタ アイ)
コーチ:荻 原 諒(オギハラ リョウ)
普段のチーム名は「Stella」。世界ランキング193位。中部選手権は決勝でGLORIOUS長野に勝ち優勝。川田選手を除く4人で出場した昨年の日本ジュニアは第6位。5人は14〜17歳の若さ。お姉さんチームにフレッシュさで対抗する。

🥌チーム広島 (西日本ブロック・広島県)
4:財官 里帆(ザイカン リホ)
3:山内 春奈(ヤマウチ ハルナ)
2:福岡 早智(フクオカ サチ)
1:津田 智子(ツダ トモコ)
A・コーチ:財官 祥子(ザイカン サチコ)
コーチ:寺尾 一朗(テラオ イチロウ)
西日本選手権では、決勝で京都大学を破って優勝。財官里帆選手は3年連続5回目の日本選手権出場。ここ2年は勝ち星を挙げることができていないが、昨年のメンバーからフロントの2人が入れ替わっていて、これがいい方向に出れば。

男子は連覇中の‪SC軽井沢クラブなど10チーム

🥌‪SC軽井沢クラブ (前年度優勝・長野県)
4:栁澤 李空(ヤナギサワ リク)
3:山口 剛史(ヤマグチ ツヨシ)
2:山 本 遵(ヤマモト タケル)
1:小 泉 聡(コイズミ サトシ)
コーチ:西室 雄二(ニシムロ ユウジ)
世界ランキング28位。前回大会は新チームでの連覇を達成。今シーズンもカナダ遠征を敢行し、11月のパンコンチネンタル選手権は前年超えの3位で表彰台に上がった。大会期間中にBSで放送される山口選手出演の「筋肉アワー」も注目。

🥌北見協会 (前年度準優勝・北海道)
4:平田 洸介(ヒラタ コウスケ)
3:臼井 槙吾(ウスイ シンゴ)
2:目黒 良太(メグロ リョウタ)
1:三浦 善也(ミウラ ヨシヤ)
A:相田 晃輔(アイタ コウスケ)
コーチ:小林 博文(コバヤシ ヒロフミ)
普段のチーム名は「KiT CURLING CLUB」。世界ランキング43位。どうぎんクラシック優勝、海外遠征でも2度優勝と今シーズンは好調が続く。3年連続出場で、プレーオフ進出⇒準優勝とステップアップ。今年はもう1つ上を狙う。

🥌TM Karuizawa (強化委員会推薦1・長野県)
4:両角 友佑(モロズミ ユウスケ)
3:松村 雄太(マツムラ ユウタ)
2:宿谷 涼太郎(シュクヤ リョウタロウ)
1:岩井 真幸(イワイ マサキ)
世界ランキングは日本チーム最高の18位。稚内
みどりCCとアルゴグラフィックスCで連勝。カナダ遠征でも1勝をマークした。両角選手は第30〜34回大会の5連覇以降、優勝から遠ざかっており、優勝経験豊富なメンバーと頂点を目指す。

🥌札幌国際大学 (強化委員会推薦2・北海道)
4:青 木 豪(アオキ ゴウ)
3:佐藤 剣仁(サトウ ハヤト)
2:荻原 功暉(オギワラ コウキ)
1:阿部 悠希(アベ ユウキ)
A:小林 駿汰(コバヤシ シュンタ)
コーチ:土居 誉享(ドイ タカユキ)
世界ランキング42位。アドヴィックスC準優勝。軽井沢国際でもチームエディンを破るなどで準優勝。長期海外遠征で経験も積んだ。大会直前に交替選手が北海道ジュニア選手権を優勝した同名チームのスキップを務めた小林選手に代わった。

🥌コンサドーレ (強化委員会推薦3・北海道)
4:清水 徹郎(シミズ テツロウ)
3:阿部 晋也(アベ シンヤ)
2:大内 遥斗(オオウチ ハルト)
1:敦賀 爽太(ツルガ ソウタ)
A・コーチ:敦賀 信人(ツルガ マコト)
世界ランキング69位。アドヴィックスC優勝、アルゴグラフィックスC第3位。かつては3連覇を達成したが、ここ2年は連続して第3位。殻を破るため、今秋は海外遠征も4大会経験。今年は地元開催でもあり、声援を糧に久々の優勝を目指す。

🥌LOCOSOLARE (北海道ブロック・北海道)
4:前田 拓海(マエダ タクミ)
3:中原 亜星(ナカハラ アセイ)
2:前田 拓紀(マエダ ヒロキ)
1:上川 憂竜(カミカワ ウリュウ)
A・コーチ:小野寺 亮二(オノデラ リョウジ)
コーチ:青木 伸生(アオキ ノブオ)
普段のチーム名は「LOCODRAGO」。世界ランキング57位。今シーズンから北見を拠点にLOCOSOLAREファミリー入り。カナダ遠征では優勝も。北海道選手権は決勝で札幌国際大学(今大会出場チームとは別のチーム)を破った。

🥌チーム佐藤 (東北ブロック・青森県)
4:佐藤 航英(サトウ コウエイ)
3:佐藤 海志(サトウ カイシ)
2:吉本 暁篤(ヨシモト アキト)
1:阿部 悠人(アベ ユウト)
A:川村 知也(カワムラ トモヤ)
コーチ:青田 しのぶ(アオタ シノブ)
コーチ:三浦 大延(ミウラ ヒロノブ)
普段のチーム名は「ARCADIA」。世界ランキング267位。スキップの佐藤航英選手は、韓国で開催中のユースオリンピックに先日まで混合団体のセカンドとして出場していた。東北選手権の決勝で強豪のHot Shot! を下して出場を果たした。

🥌チームTANI (関東ブロック・東京都)
4:谷 隆太朗(タニ リュウタロウ)
3:水上 駿太(ミズカミ シュンタ)
2:石川 卓弥(イシカワ タクヤ)
1:山崎 大樹(ヤマザキ ダイキ)
A:岡村 康平(オカムラ コウヘイ)
コーチ:大谷 衿果(オオタニ エリカ)
世界ランキング243位。関東選手権では、予選の総合順位8位から勝ち進み、決勝で東京Gandhi Pierrotを倒して優勝を遂げた。2021年の第38回大会以来の出場となる。その時は5位でプレーオフ進出にあと一歩だった。捲土重来を図る。

🥌SC軽井沢クラブJr. (中部ブロック・長野県)
4:山本 弥輝(ヤマモト ミキ)
3:高橋 晄之介(タカハシ コウノスケ)
2:金川 俊介(カナガワ シュンスケ)
1:戸澤 泰己(トザワ タイキ)
A:久保田 弥晴(クボタ ミハル)
コーチ:柏木 由美子(カシワギ ユミコ)
コーチ:山本 聖二(ヤマモト セイジ)
普段のチーム名は「軽井沢KOOrpions」。中部選手権では、同じ‪SC軽井沢クラブのアカデミー生チームのみよたバイターズに勝って出場を決めた。山本選手は14歳ながらカーリング歴12年。強くなろうと神奈川県藤沢市から越してきた。

🥌岡山CA (西日本ブロック・岡山県)
4:吉岡 寛紀(ヨシオカ ヒロキ)
3:藤中 宏充(フジナカ ヒロミツ)
2:十鳥 聡太(ジュウトリ ソウタ)
1:野々村 優介(ノノムラ ユウスケ)
A・コーチ:孝 橋 誠(コウハシ マコト)
西日本選手権では、決勝でチーム京都CAを破って出場を決めた。メンバーは若干変わりながらも、吉岡選手を軸に2020年の第37回大会から5大会連続出場となる西日本のトップチーム。今年は2020年でマークした3勝を上回りたい。

大会のスケジュール

試合はまず5チームずつに分かれての1次予選リーグが、28日17時からの競技1(女子)でスタート。29日〜31日は9時、13時30分、18時にそれぞれ試合開始となる。
各グループの上位3チームが2次予選リーグに進む。2次予選リーグは2月1日〜2日に行われ(開始時刻は1次予選リーグと同じ)、3日に準決勝(開始時刻:男子 13時30分、女子 18時)、最終日の4日に決勝(同:男子 10時、女子 14時30分)が行われる。

★女子1次予選リーグ

・Aブロック
1 チーム広島(西日本)
2 中部電力(強化委員会推薦1 )
3 SC軽井沢クラブJr.(中部)
4 SC軽井沢クラブ(前年度準優勝)
5 フォルティウス (強化委員会推薦2)

・Bブロック
1 GRANDIR(関東)
2 北海道銀行(北海道)
3 LOCOSOLARE.S(強化委員会推薦3)
4 LOCOSOLARE(前年度優勝)
5 岩手県協会(東北)

☆男子1次予選リーグ

・Cブロック

1 LOCOSOLARE(北海道 )
2 札幌国際大学(強化委員会推薦2)
3 TM Karuizawa(強化委員会推薦1)
4 岡山CA(西日本)
5 北見協会(前年度準優勝)

・Dブロック

1 チーム佐藤(東北)
2 SC軽井沢クラブJr.(中部)
3 チームTANI(関東)
4 SC軽井沢クラブ(前年度優勝)
5 コンサドーレ(強化委員会推薦3)

大会の中継・配信

大会は、28日を除き9時と13時30分開始のセッションから各1試合がNHK BSで生中継される。
1次予選リーグの中継予定カードは次の通り。2次予選リーグ以降は決まり次第追記の予定。
今年も「どーもくんカメラ」にも期待。

28日(日)17時〜
競技1(女子) LOCOSOLARE.S  vs  LOCOSOLARE

29日(月)9時〜
競技2(男子) チームTANI vs SC軽井沢クラブ
29日(月)13時30分〜
競技3(女子) フォルティウス vs チーム広島

30日(火)9時〜
競技5(女子) 北海道銀行 vs 岩手県協会
30日(火)13時30分〜
競技6(男子) 札幌国際大学  vs  北見協会

31日(水)9時〜
競技8(男子) LOCOSOLARE  vs  TM Karuizawa
31日(水)13時30分〜
競技9(女子) SC軽井沢クラブ  vs  中部電力

以下、2次リーグ

2月1日(木)9時〜
競技11(女子) 中部電力 vs 北海道銀行
1日(木)13時30分〜
競技12(男子) 北見協会 vs コンサドーレ

2日(金)9時〜
競技14(男子)
2日(金)13時30分〜
競技15(女子) フォルティウス vs LOCOSOLARE

その他の全試合は、日本カーリング協会のYouTubeチャンネルで配信される。

大会ホームページのスケジュールの各試合に付いているLIVEマークから飛ぶこともできる。

会場で観戦されるお客様へ

以下、ホームページより引用。

会場にて観戦されるお客様におかれましては、下記の注意事項を必ずご一読のうえ、ご来場いただけますようお願い申し上げます。
・全席指定席となります。
・会場のどうぎんカーリングスタジアムでのチケット販売はございません。
・試合ごとの入れ替え制になります。試合終了後、観覧席を含め、会場内に滞在することはできません。
・毎試合30分前より、ご入場を受け付けます。
・館内は土足厳禁です。上靴と靴を入れる袋をご用意ください。
・観戦場所は気温が低いため、暖かい服装でお越しください。
・会場内でのビデオ(動画)撮影及び当該映像をインターネット等で配信することは固くお断りいたします。当該行為を発見した場合は、ご退場いただく場合がございます。
・スチールカメラの撮影は可能ですが、会場内のどの位置からであってもフラッシュ撮影はご遠慮ください。
・競技中は競技の妨げになりますので、携帯電話等は電源をお切りになるか、マナーモード等に設定されますようお願いいたします。
・観戦の際は、係員の指示に従ってください。従っていただけない場合は、ご退場いただく場合がございます。
・選手、チームへの差し入れは、お断りさせて頂きます。
・駐車場への立ち入りは、固くお断りいたします。

《引用終わり》

特に、軽井沢アイスパークやアドヴィックス常呂カーリングホールなどのようなシートと観客席の間の遮蔽物がないので、音がじかに聞こえて楽しめる一方、寒さもじかに伝わる。暖かい服装のほかに毛布や膝掛けを持参するのも考慮したほうがいいかもしれない。また、土足厳禁なのでスリッパなど上履きを持参することもお忘れなく。

主なリンク

🥌大会ホームページ

🥌NHK大会特設ホームページ

🥌日本カーリング協会のInstagram

🥌小穴桃里さんのnote
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックに関することや、小穴さんの鋭い視点による戦力分析、さらにプール制の是非などはとても参考になりますので、ぜひご一読を。

🥌推奨ハッシュタグ
#jcc2024

世界選手権、そしてミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックにつながる重要な大会。出場する20チームを、現地で、あるいは映像やSNSを通じて応援しよう。
贔屓チームでなくても、素晴らしいプレーには熱い拍手と声援を!

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。