ffmpegを使ったMP4からMP3への変換

基本的にWindowsにフリーソフトを使うのはおすすめしません。
日本製の信頼のおける会社の有料ソフトを買うのが一番です。

以下の記載は、フリーソフトを使って、ハイリスクハイリターンのMP4からMP3へのデータ変換の方法です。
(トラブルが起きても自己責任となります。)

MP4のデータをMP3に変換するには、ffmpegを使うのが楽です。

https://ffmpeg.zeranoe.com/builds/
にて、ZIP形式のファイルをダウンロードします。

Architectureは、2019年時点では、64bitがほとんどだと思います。
Linkingは、Staticを選びます。
「Download Build」をクリックします。
PCのダウンロード先に「ffmpeg-2018xxxx-xxxxxxxx-win64-static」ができていると思います。
そのファイルをマウスの右クリックで「展開」して解凍できれば問題はないです。
場合によっては、7-Zip(https://sevenzip.osdn.jp/)が必要な場合もあります。

次に、PCにPATHを通して、どのディレクトリの位置でも、ffmpegが実行できるようにします。
PCの「コントロール パネル\システムとセキュリティ\システム」に行く。(Windows 7の場合)
次に、「システムの詳細設定」をクリック。
「環境変数を」をクリック。
PATHの「編集」をクリック。
以前の設定を壊してはまずいので、PATHの設定内容をコピーしてバックアップした後、編集を行う。
C\xxxx;C:\yyyyy;C:\Program Files\ffmpeg-win64\bin
という具合に、
「;C:\Program Files\ffmpeg-win64\bin」を追加する。
「OK」を続けて押して、終了。
ffmpegのヘルプメニューのコマンドをDOSコマンドプロンプトに入力して、ヘルプメニューが表示されれば成功です。
> ffmpeg -h

次にMP4からMP3へのデータ変換をしたいファイルのディレクトリに移動します。
コマンドプロンプトにて、cdコマンドを使って、
cd C:\Users\xxx\Documents\yyyy
などで移動します。

dirコマンドで、変換したいファイルがあるか確認します。

変換するファイルをコピーして、バックアップを先にとっておきます。
通常のMP3 128kbsのファイルを作成したいなら、
> ffmpeg -i inputfile.mp4 -ab 128k outputfile.mp3
と指定して、リターンキーを押すと処理が始まります。
後は、自動で処理が終わるのを待ちます。
MP4ファイルと同じディレクトリに、MP3ファイルが作成されているはずです。


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m4aファイルが音楽データの中でも容量を使わないので、radikoolでm4a 48Kbpsで録音する。しかし、そのままでは、Sounde Organizerで処理できないので、mp3ファイルに変換する。
> ffmpeg -i inputfile.m4a -ab 128k outputfile.mp3

m4a → mp4の場合
> ffmpeg -i inputfile.m4a -ab 48k outputfile.mp4
(Radikoolでm4aを48Kbpsで録音している場合)

m4aからwavファイルに変換するには単に拡張子を変更するだけでよい。
「-ab xxk」は省略できる。
> ffmpeg -i inputfile.m4a outputfile.wav

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*更新
上記のブログを書いたのは、まだWindows 7 の時代だったので、Windows 10 (2020年3月時点)のブログを改めて書き直しました。

※録音: 無駄な容量を使わず、Radikoolで音楽番組を録音する方法

※ファイル形式の変換: ffmpegを使ったファイル形式のデータ変換

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