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セルフケアとごめんなさいを伝えること

私はなかなか、あやまる事ができない人間です。仕事上でしか、関係してない人達へあやまったりする事はなんでもないのですが、自分が悪いのがわかっていても、自分にとって大切な人にあやまる事が本当に苦手です。

2日前の出勤前、考えの違いで、夫に対して少しいらいらして、「いってきます」を言わず、無視するような形で、車に乗って仕事に向かいました。あやまるのが苦手なうえに、何か心に引っかかる事があると、1日中うじうじと「ああした方がよかったかな...それともこう言ったらよかったのかな。」と考えてしまう人間でもあります(めんどくさい)。

出勤の際にかかる時間は、ほんの15分程度です。その間、メディテーションアプリを使って、気持ちを落ち着けるような練習をしています。その日の練習は、"Box Breathing"という呼吸方法でした。4秒かけて息を吸って、4秒止めて、4秒かけて息をはいて、そしてまた4秒止める、それを繰り返すというものです。その練習をしながら、なぜか「今日は、私からあやまろう」と強く思いました。会社の駐車場に車を停めてからすぐに、「私の今朝の態度はよくなかったよ。ごめんね。」というメッセージを送りました。彼からは、「大丈夫。僕の健康の事を考えて言ってくれてるのは、わかってるから。」と返事が来ました。

他の人々からみれば、とても小さな事ではあるのですが、私にとっては、一種のブレイクスルーです。このたった2行のメッセージが、1日を気持ちよく過ごすきっかけになり、いつものようにうじうじ考えたり、逆に相手に対してぷんすかしたりせず、仕事を終えることができ、帰ってきてからも、機嫌よくいる事ができました。

あやまるという事もそうですが、素直にあやまると次のステップに移る事ができる、いつものようにうじうじ考えて、時間を無駄にする事がないという事に気づきました(今更感)。暗い気持ちではなく、いつもの通りの自分でいられるから、健康なメンタルヘルスに最適です!

セルフケアってこういう事なのかなあと思います。セルフケアの定義もひとりひとり違うのだろうし、やり方も星の数ほどあるでしょう。私にとってのセルフケアは、心が平常で、波風立てずに過ごすこと。だから、「あやまらないと後悔するな...」と思った時にはすぐにあやまる、をセルフケアの一方法として加えていきたいと思います。


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