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スペイン2018年3月30日(金)夜中にセマナサンタの行進を見る、JANMEIさんのお店

(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)

家の近所の教会から
キリストとマリア様の台が出て、
セマナサンタの行進が行われるらしい。

それはぜひ観たい!と、
仮眠後、午前1時起床。

本来、行進を見るときは
正装をしていく慣習があるとは聞いたものの、
持っていなくて、
なんとか失礼のないような恰好でと、
黒のロングタイトスカートと
黒のコートで行きました。

眠い目をこすりながら家を出たら、
すでに人でごった返していました。

行進も始まっており、
ちょうどキリストの台が
担がれているところに遭遇。

昼間見た時より幻想的で、
かつ、厳粛な雰囲気を感じました。

どんなシーンなのか、興味深い

せっかくだからマリア様の台は
教会から担ぎ出されるところから見たいと思い、
通常で行けば徒歩5分くらいの教会まで
行ってみようと思いましたが、
あまりの人の多さに途中で前に進めなくなり、
断念。

引き返したら、
幸運にも人のいない最前列ポジションを見つけて、
そこで行進を間近で見ることができました。

火を守る手

マリア様の台が通った時、
隣の若い女性が泣いていました。

私は、「宗教」というものの
真髄が分かっていませんが、
それでも、きっとキリストやマリア様を
心から慕っているであろう彼女が
思わず涙してしまった気持ちは
同じ行進をそばで見ていて、
理解できるように思いました。

「for you」

突然、行進をしていた人から、
マリア様のカードを渡されました。

なんだろう、自分はとても守られている、見守られている実感で心身が震えた

裏には聖書の中にある文言でしょうか、
格言のような一言が書いてあります。

行進を見ているからといって、
誰でももらえるものではないらしく、
どんな基準で配っているのかはわかりませんが、
驚いたと当時に、
嬉しくて、感動してしまいました。

隣の涙していた女性ももらっていて
泣き顔に笑みがこぼれていました。

忘れがたい体験でした。

再び眠りにつき、8時起床。
自主練習のため、スタジオへ。

その帰り道、私の好みにドストライクな
お店を発見!

出会ってしまった!

JANMEIさんというアーティストの方が
作っているアクセサリーや陶器のほか
様々なアーティストの商品が
販売されていました。

店内はとても綺麗で
もうここで働いちゃいたい!とさえ思うほど
激烈に気に入り、居座ること1時間。

「ここにあるもの、全部好きです」
と店員さんに告白し、
ネックレス、ピアスなど
爆買いしたら、笑われました。

すっごく品が良くて
どれもこれも素敵なのに、安いんですよ。。。

以来、毎日その店の前を通るのが楽しみです。
買おうか迷っているお皿とマグカップがあります。

村上春樹「遠い太鼓」読了。



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