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スペイン滞在記2019年10月4日(金)レッスンでプチ発表会、夜はペーニャへ

(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)

4拍子のエスコビージャ。
アリシアが見本を見せてくれました。

知っているパソだったけれど、
身体の動かし方が違うと、
こうも素敵か!!!と目が釘付け。

「何をやるかではなく、どうやるか」

何につけてもそうかもしれませんが
本当にそのとおりですね。

最後に2組に分かれて
ギターと歌にあわせて
鏡を見ずに踊りました。

その指示があったとき、
瞬時にスペイン語を理解しそこねた私は
一人で鏡に向かって位置取ってしまい…;

アリシアに
「ちがうよ、こっちだよー」と言われて
ハッと気付き、
そそくさと引っ込みました。

その表情と逃げ腰っぷりが面白かったらしく
みんなに笑われました。
場が和んでよかったです(笑)

アリシアからは一番前のセンターで踊りなさいと
言ってもらえたけれど、
聞こえないふりしちゃいました。

ごめんなさい。
新入りですし、なんとなく、
そうじゃないほうがいい気がしたから…。
積極性と謙虚さ、
そのバランスが難しい…。

終わったら
クラスのボス的な人に
「あなたの踊り、とってもよかったわ」と
ハグしてもらえて嬉しかったです。

アリシアからは
「上体をもっと強く」と
真剣にアドバイスを受けました。
愛のムチ。

来週、がんばりろうっ。

正直、私が踊った後のグループのほうが
技術的には劣っている方が
多いかと思ったのですが、
なんの、なんの、
もう一組のグループも
素晴らしい踊りを見せてくれてびっくり。

気持ちがちゃんと入っていて、
しかも振りもしっかりしていて、
心からのOLE!を送りました。

フラメンコって、
こういう魔法があるから素敵っ。

充実感でいっぱいになって
帰宅し、ランチはカップラーメンです。

日本ではありがたみが薄いですが、こちらでは貴重で、宝石のように輝いて見える
なすの醤油炒めと、ポテサラとラーメン
アイスも食べた

夜はクラスで一緒の日本人の方と
ペーニャTorres Macarenaへ。

先週もすごかったけれど、
今週もすごかった…。

踊り:Grabiel Matias
ギター:Jordi Fores
歌:Mercedes Cortes , Inma Rivero

1部のソレアでは
インマの歌に感動しました。

心にドカン!ときた感じ。
気づけば涙が頬を伝って
とまりません。

すごい。ほんとうにすごい。
まさに全身全霊の歌でした。
身体中、全部から歌が溢れていました。

踊りも良かったけれど、
2部のアレグリアスのほうが
彼に似合っているなと思いました。

ブレリアでの
歌とギターと踊りの掛け合いが
もう、本当に、
ああ、どういったらいいのか、
呼応し合うってすごいですね、
すごいとしか言いようがないです。

文句なしのスタンディングオベーション!
客席には巨匠、マノロ・マリンの姿も。

こんなとんでもなく素晴らしいフラメンコで
8ユーロ。

感動とか、驚きとか、
いろんな思いが身体中を巡って、
友人とすごかった!すごかった!
ほんとうにすごかったね!
と連発して帰りました。

なんとギターはクラスで伴奏してくれているギタリストさんでした。素晴らしい音楽で日々踊れる贅沢さよ…

今日は特別な何かの金曜日だったようで、
夜中12時過ぎでも
街はいつもにも増して大賑わい…。
元気だなー、スペイン人。

ねーねー、いつ寝ているの?




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