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モロッコ2018年3月27日(火)セビージャ早朝出発、ジブラルタルを渡る

(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)

セビージャからモロッコへ、弾丸日帰り旅行をしました。

久しぶりの早起きに緊張して
1回目は0時40分に、
2回目は2時半に目を覚まし、
無事、朝5時15分起床。

トイレが近くなるのが嫌で、
白湯をちびりとだけ飲み、
待ち合わせのホテルまで、
まだ暗がりの中歩くこと約5分。

1組の家族がすでにバスを待っていました。

「あなたもモロッコ?」
と、優しく笑顔で話しかけてくれて、
緊張が少しほぐれました。

6時40分、バスに乗車。

さて、ツアーに申し込んだものの
「モロッコに行く」という以外、
どんな内容で、どこから船に乗るのかさえ
把握していません。

着けばいい
という気楽さです。

先日サマータイムが始まったスペイン。
やっと朝の光がバスに差し込み始めたのは
朝9時前ごろでした。

「グッドモーニン!アイ アム カルロス」

ガイドさんの挨拶で
ウトウトしていたみんなが目を覚まし、
途中のレストランでトイレ&朝食休憩です。

ふと見上げると、丘の上に小さな集落を発見。
セビージャではない、
「どこか」にいるんだという実感がわきました。

地球の、スペインの、セビージャからモロッコへ向かう道中の、どこか1地点に私は今いる

カフェではカフェコンレーチェだけ頼み、
持参したビスケットをひたすらもぐもぐ。
おなかが空いていたのと、
気持ちの昂りで、
やけにおいしく感じました。

9時半、改めて出発です。

「私はジョン・トラボルタに似ています」
と自称するガイドのカルロスによると、
これからタリファという港町へ向かい、
そこからジブラルタルを渡るフェリーに乗船するそう。

ジョン・トラボルタ
じゃなくて、
カルロスによる車窓風景ガイドを
楽しく聞きながら走ること約1時間、
白く、美しい街、
タリファに到着しました。

歩いてみたい街だな~と思う。「気」がいい

さあ、これからいよいよアフリカ大陸へ!!

と浸っている間なんてまるでなく、
足早にフェリーに乗車です。

これに乗るんだ~ ただただついていく

出国の手続きなど、面倒なことを
全部ガイドさんがやってくれるから
ツアーって楽だなあ。
くせになりそう。

フェリー内は事前にネットでチェックした通り、
広く、とてもきれいでした。

皆思い思いにすごしている。なんとなく興味深い

船内でのパスポートコントロールも済ませて
ただ海を眺める…。

濃い青

ここはジブラルタル海峡。

「海を渡ってアフリカ大陸に行きたい」

長年思い続けていた夢の光景が
今、目の前に広がっていました。

現実味がなく、
とても不思議な感覚でした。

大陸らしき姿が見えてきたのは、
出航して間も無くのこと。

陸!!

あれがアフリカ?

日本の飛行機のように、
「皆様、もうすぐ右手に富士山が見えてきます」
などという親切なアナウンスはないので
よくわかりません。

感動したいのですが、
思ったようにはできず、
アフリカだ、アフリカだ、
と心の中でなんどもつぶやき、
自分を納得させました。

そうしているうちに
大陸の姿はどんどん鮮明になり、
確信が持てました。

そう、きっと、あれがアフリカ。

「フォローミー!」

アフリカの大地へ足を着ける一歩を
感慨深く撮影したかったのに、
やっぱりそんな間はなく、
ジョン・トラボルタ
じゃなくて、
カルロスを見失うまいと必死について行き
バスに乗車。

タンジェという港町に着きました

ここで現地ガイドさんも加わり、
「私は○○です。
ジョン・トラボルタと呼んでください」
と、つかみはOK!の自己紹介。
バスの中が笑い声に溢れました。

愉快な旅の始まりです。

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