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つかみ取りたいGlory Days〜ホークス9回の応援曲

ソフトバンクホークスファン、中でもPayPayドームに行った人からしたら何を今さらという話題。

9回に流れる音楽が妙に気になった。
何だかやる気を起こさせられるような。
何だか物事がうまくいきそうな。
勝ちゲームならうまく締められそうな。
劣勢ならひっくり返せそうな。

誰かの登場曲か? シチュエーション的にモイネロかとも思ったが、ソフトバンクホークスのサイトを見ると「球場演出曲」と書いてあった。
尾崎裕哉さんのGlory Days。

特に突き刺さったのが「言い訳」という歌詞。ついつい言い訳してしまうよなと胸に手をやる。
時間がない。
やれる環境にない。
理解してもらえない。
先延ばしできる理由なんて簡単に見つかる。

打てない理由。
抑えられない理由。
ホークスナイン、特に若手にはいくらでも思いつくだろうなと想像した。
でも、言い訳しているうちは多分レギュラーの座はつかめない。

日本ハムファイターズとのこの3連戦。特に2戦目からは新型コロナの影響で主力5人を欠く苦しい展開になった。ただでさえ対戦成績が負け越している。首位の埼玉西武ライオンズには直近3連戦を負け越した直後だけに、挽回しておきたい矢先だった。藤本監督いわく緊急の緊急の緊急事態!

それが蓋を開けてみればどうだ、控えに甘んじることが多かったメンバーがここぞという所で打った。ガルビス、佐藤直樹、高田、野村勇。それぞれ能力を評価されながらレギュラーにはなれていない。主力にアクシデントがなければチャンスはグッと減っていたはずだ。

この3連戦で成績が残せたからと言って彼らにまだ盤石の信頼はない。厳しい言い方をすれば主力が戻るまでの「つなぎ」だ。もちろん彼らも分かっているだろう。だとしても彼らにできることは、ひたすらアピールすることだ。

果たして彼らは言い訳することなく、結果を出し続けることでglory daysをつかみ取ることができるだろうか。全く置かれた環境が違いながらも、私は私で言い訳せず、成果を残したい。そう勝手に目標を若鷹たちに投影している。

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