話がわかんねえやつだな、と思った相手と意思疎通するためのツール(2016年02月02日収録)
[提案]話法について(詳細6項目)
(あ)センテンスひとつにつきひとつの箇条書きとする
(い)各センテンスの意図タグを[意見][反論][指摘]など明確にして冒頭につける。同時につける個数に制限はない。返答を要する場合は[質問>haxose]のように明確な指名をする。
(う)話題の優先順に箇条書きとする
(え)回答は、箇条書きの若いものから返答する。止むを得ず前後する場合は理由を明記する。
(お)未解決の、返答を要するセンテンス投稿はツリーにつき同時に3個までとし、投稿時間によって偶然溢れてしまったものもスタックではなくリジェクトされる。返答不要のセンテンスの個数制限はない。
(か)センテンスとは、主語と対象、文意が明確な一文を指す。ツリーとは、返信機能によって折りたたむことが可能なコメント単位を指す。スレッドとは、ツリーを内包し、削除によって全ツリーの消滅が起きる記事を指す。
例:自分の体内会議
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[投稿意図]意図タグ、という概念の導入
[仮定1]文章表現、時候の挨拶、握手などはすべて意図タグに対して、動作、表情などを代入する行為だと考える。
[仮定2]コミュニケーション下手は、意図タグの読み取りが不自由、あるいは「言ってないことを読み取るマン」のため、付与されていない意図タグを誤読している。
[蛇足]言ってないことを読み取るマン、に「鶏肋」というオシャレなあだ名をいま考えたのでみんな使うといいです。
[推論][懐疑]議論するには、良い日本語というのは不要なのではないか。
[根拠]修飾語が増えるほど文意の焦点は拡散し、行間の共有化は論理的に不可能。
[比喩表現]良い絵画と、よい避難誘導標識の違いのように、話法も使い分けるべきものではないか。
[雑感]言語的背景を共有しない人間とのコミュニケーションでもっともよいのは、お互いにとって未知なる言語でのコミュニケーション。辞書引きながらでなければ尿意も伝えられないような。
[留意事項][仮定3]概念としては、複雑な方が単純を内包する。
[行間詳細]すなわち、本来であれば良い日本語であっても、議論に適した日本語になりうる。しかし、複雑さや言い回しの美しさを求めることは、機能美の蛇足・意味の曖昧化にしかならない。
[警句]語彙の多い方が必ずしもわかりやすい文章を書けるかというとそうでもない。
[美的観点]それでも、きれいな日本語で会話を交わし、地続きで議論も済ませる美しさをわたしは思う。芸術的にラッピングされた悪意を好む。美しい箸捌きで皮を剥がされ、むき出しにされた自分の心臓を好む。
[考察]マナーやルールというのは明文化されていないところが美徳であり、そのまま弱点でもある。
[指摘]決まりごとのうち、明文化されたものをルール、明文化されていないものをマナーと呼ぶ。
[てへぺろ]そうじゃったそうじゃった。ついでに言うと罰則の有無は関係ない。
[私見]競技においてマナーは原理上存在しない。ルールを守らないものは競技者ではない。一般生活においてマナーを守るものはしばしば紳士と呼ばれる。
[呪詛][展開]紳士のスポーツというものは存在しない。テメー、ゴルフ、テメー(以下略)
いやはや、この喋り方一度始めると癖になるね。はじめて触るおもちゃ楽しい。困ったもんじゃらほい。
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