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【ステイヤーズS(G2)回顧】推奨馬シルブロン7着…何処!?

【ステイヤーズS結果】
アイアンバローズが3度目の挑戦で優勝!重賞初制覇

2日、中山競馬場で行われた第57回ステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)は、2番手から1周目3コーナーから先頭に立って大逃げに持ち込んだ石橋脩騎手騎乗の8番人気アイアンバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、中団から脚を伸ばした2番人気テーオーロイヤル(牡5、栗東・岡田稲男厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分45秒4(良)。

さらにクビ差の3着に3番人気マイネルウィルトス(牡7、栗東・宮徹厩舎)が入った。なお、1番人気キングズレイン(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は5着に終わった。

勝ったアイアンバローズは、父オルフェーヴル、母パレスルーマー、その父Royal Anthemという血統。3度目の挑戦で見事初優勝。重賞も待望の初制覇となった。

【ステイヤーズステークス】~騎手コメント~

1着4-7 アイアンバローズ(牡6、石橋脩・上村洋行)
「体力があると感じていたし、そういうレースをしたいと思っていた。
(ペースを)遅くはしたくなかったので、自分のペースで運ぼうと判断して前に行きました。
以前乗っていた時は重賞で勝てなかったけど、今回は勝てて良かったし、
馬もよくがんばってくれました」
2着6-11 テーオーロイヤル(牡5、浜中俊・岡田稲男)
(岡田稲男調教師)「返し馬から前回とは素軽さが違っていた。
ただ、スローであれだけ逃げられては…。能力で負けていないだけに悔しい」
3着3-5 マイネルウィルトス(牡7、横山武史・宮徹)
「悔しい。前3頭よりは後ろが相手だと思っていた。
この馬の武器を生かして2周目からポジションを上げていったし、
この馬の脚を使いきれた。思い通りの競馬はできたけど、意外と前が止まらなかった」
4着1-2 ワープスピード(牡4、荻野極・高木登)
「もう少し自分からラップを上げていく形にすれば良かった。少し大事に乗りすぎてしまった。
この馬の持ち味を生かす形にできていれば違ったと思うだけに、申し訳ない」
5着1-1 キングズレイン(牡3、W.ビュイック・手塚貴久)
「前2頭が飛ばしていたのでもう少しレースが流れるかと思ったけど、意外という感じで展開のあやだと思います。最後は少し脚は上がってしまいましたが、距離適性自体はあると思いますし、
3歳と経験が浅いのでこれから経験を積んでいけば良くなってくると思う」

6着5-9 ダンディズム(セ7、富田暁・野中賢二)
「福島でいい競馬をしてくれたし、本当に今は充実期。メンバーが強いのでどうかと思ったけど、思った通りのポジションが取れたし、人気勢を見ながら運べた。本当に乗りやすい馬で折り合いもすぐについたし、ラストは同じ脚になってしまったけど頑張ってくれた」

7着5-10 シルブロン(牡5、T.マーカンド・稲垣幸雄)
「スタートは悪くなかったが気持ちが集中しきれていない感じ。いざ追い出した時に気持ちが乗らない感じで馬がよれているところもあった。正直、これが能力ではないと思いますしいい脚を使えることが分かっているだけに、きょうは物足りなさが残る」

8着3-6 メロディーレーン(牝7、菅原明良・森田直行)

9着2-4 ヒュミドール(セ7、津村明秀・小手川準)
「位置取りは良かったと思う。直線まではいい形で向けたけど、追い出してから思ったほど伸び切れなかった。硬さもあったし、いい時にはもうひとつでした」

10着7-14 グランオフィシエ(牡5、吉田豊・久保田貴士)
「もう少し内めの枠が欲しかった。外枠で外を回りたくなかったのであの位置になった。向こう正面で縦長になったタイミングで少し上がっていくことはできたけど、もう少し内をロスなく走りたかった」

11着8-15 アフリカンゴールド(セ8、国分恭介・西園正都)
「向こう正面で勝ち馬が引っ掛かっていたので、
オーバーペースになると思って控えました。
ただ、最後止まってしまいましたし、難しい展開でした」

12着4-8 レッドジェネシス(セ5、小崎綾也・友道康夫)

13着6-12 セファーラジエル(牡5、松岡正海・高柳大輔)
「出遅れてしまって引っ掛かってしまい、うまく乗れなかった。流れを見て早めに動いていったんですが、前半部分のアプローチがもう少しうまくいっていればもう少しやれたと思う」

14着8-16 アケルナルスター(牡4、丹内祐次・清水英克)
「2周目の向こう正面で手応えが怪しくなった。距離が長かったですね」

15着2-3 フジマサインパクト(牡5、野中悠太郎・菊川正達)
「芝のこのレースで、ついていくのが精いっぱいでした」

16着7-13 ジェットモーション(セ7、戸崎圭太・藤岡健一)

推奨馬シルブロン(5人気)は、スタートが若干悪く行き脚なく後方14,13番手追走から少し押し上げながら直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されて伸びてはいるが先団に届かず7着…残念。

レースは、2番手から1周目3コーナーから先頭に立って大逃げに持ち込んだアイアンバローズ(8人気)が、中団から脚を伸ばしたテーオーロイヤル(2人気)に2.1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にマイネルウィルトス(3人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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