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【京都牝馬S(G3)回顧】推奨馬ソーダズリング1着…よっしゃ~!?

【京都牝馬S結果】
ソーダズリングが重賞初V! 武豊騎手は38年連続JRA重賞勝利!

17日、京都競馬場で行われた第59回京都牝馬ステークス(4歳上・牝・GIII・芝1400m)は、中団追走から直線で各馬を差し切った武豊騎手騎乗の2番人気ソーダズリング(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)が、後方からの追い上げを見せた1番人気ナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒3(良)。

さらに1馬身差の3着に16番人気コムストックロード(牝5、美浦・中野栄治厩舎)が入った。なお、3番人気メイケイエール(牝6、栗東・武英智厩舎)は10着に終わった。

勝ったソーダズリングは、父ハーツクライ、母ソーマジック、その父シンボリクリスエスという血統。初の1400m戦を見事に制し、待望の重賞初制覇を果たした。また、鞍上の武豊騎手はデビューした1987年から38年連続のJRA重賞勝利となり、自身が持つJRA記録を更新した。

【京都牝馬ステークス】~騎手コメント~

1着7-15 ソーダズリング(牝4、武豊・音無秀孝)
「スムーズで理想的なレースができました。反応が良くて、ちょっと先頭に立つのが早いかなと思いましたが、最後まで我慢してくれて能力が高いなと思いました。結果的にはこれぐらいの距離がいいのかなと思います。マイルも、6ハロンも視野に入ってきますよね。(自身は38年連続重賞勝利で)せっかく続いてるので、あと20年ぐらい続けたいですね(笑い)」

2着6-12 ナムラクレア(牝5、浜中俊・長谷川浩)
「スタートからリズム重視で乗りました。ラストで勝ち馬と並んで脚を使っている。クレア自体もいい走りをしてくれた。あくまで次が本番で目イチに仕上げていない。本番(高松宮記念)に向けてはいい形でしたが、結果だけが残念です」

3着5-9 コムストックロード(牝5、B.ムルザバエフ・中野栄治)
「今日はゆっくり脚をためてみようと思った。外を回りましたが、いい反応でしたし、マイルでもという感じでした」

4着4-8 スマートリアン(牝7、角田大河・石橋守)
「年を重ねても堅実に走ってくれている。ここ最近は恵まれないレースが続いていましたが、この子の本来の力を出すことができました」

5着3-6 シングザットソング(牝4、鮫島克駿・高野友和)
「斤量も背負ったなかで、着差もなくいい競馬でした。前走後、調教から乗せてもらって1400メートルでイメージ通りの競馬ができました。一瞬、勝ったかと思いましたが。精神的にも落ち着いて、いい方向に行っていると思います」

6着8-18 ロータスランド(牝7、松山弘平・辻野泰之)
「力のある馬で最後によく来てくれていますが、大外枠でしんどかった」

7着2-4 テンハッピーローズ(牝6、津村明秀・高柳大輔)
「いい脚で来てくれました。久々のぶん、緩さの残る返し馬でしたが1回使って良くなると思います。次が楽しみです」

8着6-11 モズゴールドバレル(牝5、団野大成・藤岡健一)
「レース自体はスムーズでしたが、(10キロ減と)体が減って調教の良さが見られなかった。立て直してですね」

9着2-3 ドロップオブライト(牝5、小沢大仁・松永昌博)

10着7-13 メイケイエール(牝6、池添謙一・武英智)
「返し馬、ゲートに入るまでは我慢してくれていましたが、ゲート内で今までの一番のバタつきがありました。大きく出遅れましたし、リズムが良くなくて道中もかかった。力んで走っていたので最後の100メートルでしんどくなった。スムーズに行けば力を発揮できるのですが、今回に関してはうまく乗れず、結果も出せませんでした」

11着5-10 プレサージュリフト(牝5、R.キングスコー・木村哲也)
「少しスタートの出が悪かった。速いペースではなく、手応えはあったけど、追い出すとワンペース。1600メートルの方が合うのでは」

12着8-16 モズメイメイ(牝4、田口貫太・音無秀孝)
「いいスタートが切れて、楽にハナに行けました。ラスト1ハロン手前まで、我慢して頑張ってくれたと思います」

13着1-1 ムーンプローブ(牝4、A.ルメートル・上村洋行)
「中団から折り合いもよく、しまいも脚を使っているけど、周りのレベルが高くて、最後は苦しくなりました」

14着8-17 ボンボヤージ(牝7、川須栄彦・梅田智之)
「いいところを取れて、リズム良く運べました。馬場のいいところを通れましたし、よく頑張っているのですが…」

15着1-2 アルーリングウェイ(牝5、M.デムーロ・藤岡健一)
「内枠(2番)があまり良くなかった。スタートして他の馬に来られて後ろからに。コーナーは上手に回ったけど、馬場に脚を取られてしまった」

16着7-14 ジューンオレンジ(牝4、和田竜二・長谷川浩)
「道中で(ハミを)かみましたね。最後は余力をなくしてしまいました」

17着4-7 スリーパーダ(牝5、岩田望来・斉藤崇史)
「折り合いを欠いてしまいました。1200メートルで流れに乗れればでしょう」

18着3-5 ウインシャーロット(牝6、石川裕紀人・和田正一)
「最後は休み明けの影響ですね。前半は競馬になっていましたし、イメージ通りに運べたのですが…」

推奨馬ソーダズリング(2人気)は、中団追走から直線で各馬を差し切り、後方からの追い上げを見せたナムラクレア(1人気)にクビ差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にコムストックロード(16人気)が入り、2連系が本命、3連系が中波乱決着!?

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