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【福島記念(G3)回顧】推奨馬ホウオウエミーズ1着…ヨシッ!?

【福島記念結果】
ホウオウエミーズが接戦を制して重賞初制覇!

12日、福島競馬場で行われた第59回福島記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、中団追走から3-4コーナーで前に取りついた田辺裕信騎手騎乗の3番人気ホウオウエミーズ(牝6、美浦・池上昌和厩舎)が、直線で外から脚を伸ばす12番人気ダンディズム(セ7、栗東・野中賢二厩舎)との接戦を制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒9(良)。

さらに1馬身差の3着に4番人気カレンルシェルブル(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)が入った。なお、1番人気シルトホルン(牡3、美浦・新開幸一厩舎)は6着に、2番人気ノースザワールド(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は10着に終わった。

勝ったホウオウエミーズは、父ロードカナロア、母エミーズスマイル、その父アグネスタキオンという血統。これが待望の重賞初制覇となった。牝馬による福島記念制覇は2006年のアルコセニョーラ以来、16年ぶり。

【福島記念】~騎手コメント~

1着3-6 ホウオウエミーズ(牝6、田辺裕信・池上昌和)「騎乗依頼を貰って、(福島に)来られて勝つ事ができて良かったです。(2歳時以来の騎乗で)未完成と言うか、華奢な所があって、なかなか最初は結果が出ませんでしたが、レースを使うごとに力をつけていたようで、まさか重賞を勝つ馬に成長するというのはちょっとビックリしています。メンバー的にも流れそうな感じでしたが、直線が短いのも意識しながら進出しました。抜け出す形としては割と早かったのかもしれませんが、手応えは待ちながらだったので、もうひと脚使えて、着差は僅かでしたが、こちらもまだ手応えがあってしのいでくれました。牝馬のわりにどっしりとしていると言うか、チャカチャカしないですし、精神的な成長もありましたし、走りも力をつけています。(福島に)乗りに来て良かったです」
2着4-7 ダンディズム(セ7、富田暁・野中賢二)
「ホウオウエミーズを見ながら良い目標がありましたし、3コーナーで進出していく手応えも良かったです。あとは前の馬をかわすだけでしたが、最後の最後に抜けようとした時に同じ脚色になってしまいました。何度も乗せて頂いていて、自信はあったのですが......。悔しいの一言です」
3着1-2 カレンルシェルブル(牡5、吉田隼人・安田翔伍)
「勝てるかなと思いましたが......。初めてチークピーシーズをつけましたが、
さらに工夫をしても良いかも知れません。2着馬と同じような位置にいましたが、
最初にペースが流れた分、みんなが構えてしまって、展開が難しくなりました。
まだ良くなる余地がありますし、これからが楽しみです」

4着7-13 ウインピクシス(牝4、松岡正海・上原博之)
「ゲート裏の雰囲気は凄く良かったですし、スタートも出てくれました。道中は折り合いもついて良い感じでしたが、結果的にもう少し早めに動けば良かったです」

5着6-11 アケルナルスター(牡4、丹内祐次・清水英克)
「福島への輸送でいつもよりイレ込んでいた。ただ、このメンバーを考えれば頑張ってくれている」

6着3-5 シルトホルン(牡3、大野拓弥・新開幸一)
「枠を生かしてロスなく立ち回ったのですが、結果的に外差しになってしまって......」

7着5-10 グリューネグリーン(牡3、永野猛蔵・相沢郁)
スタートはもう一つでしたが、二の脚で取りたいポジションを取れました。しかし直線でスムーズにスパートできませんでした。少し勿体ない競馬になってしまいました。スペースが開くと良い脚を使っていたのですが」

8着5-9 ヴァンケドミンゴ(牡7、角田大和・藤岡健一)
9着1-1 アナザーリリック(牝5、丸山元気・林徹)
10着4-8 ノースザワールド(牡5、団野大成・大久保龍)
11着2-3 ダンテスヴュー(牡4、石橋脩・友道康夫)
12着6-12 ナイママ(牡7、武藤雅・武藤善則)
13着2-4 テーオーシリウス(牡5、藤岡佑介・奥村豊)
14着7-14 バビット(牡6、内田博幸・浜田多実)
15着8-16 ユニコーンライオン(牡7、国分優作・矢作芳人)

落馬 8-15 カントル(牡7、H.ドイル・藤原英昭)
*発走直後につまずき,騎手が落馬したため競走中止。

推奨馬ホウオウエミーズ(3人気)は、中団追走から3-4コーナーで前に取りついたが、直線で外から脚を伸ばすダンディズム(12人気)との接戦(叩き合い)を制し、これにハナ差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にカレンルシェルブル(4人気)が入り、中波乱決着!?

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