1.     **ライフジャケットの着用**: 大人も子供も、必ずライフジャケットを着用しましょう。これにより、万が一流された際に自分自身や他人の命を守ることができます。ライフジャケットを選ぶ際は、浮力や構造、耐久力などの基準を満たしているか確認してください。

2.     膨張式ライフジャケット:

(ア)  特徴: 膨張式ライフジャケットは、身に着けていても邪魔にならないコンパクトなデザインが特徴です。通常は浮力がなく、水に触れると自動で膨らむか、手動で紐を引いて膨らませる必要があります。動きやすさを重視する方に適しています。

(イ)   注意点: 岩などにこすれると破損してしまう可能性があり、その場合浮力を失うリスクがあります。特に波が激しい岩礁帯などでの使用には注意が必要です。

(ウ)  相場: 価格は自動式の方が高くなりがちですが、具体的な価格はさまざまです。一部の高品質なモデルでは20,000円から30,000円程度のものもあります。

3.     固形式ライフジャケット:

(ア)  特徴: 固形式のライフジャケットは、ポリエチレンなどの独立発泡材などを使用し、浮力材が組み込まれています。このタイプは常に一定の浮力を保っており、膨張式に比べて耐久性があります。固形式は、特に船釣りやウォータースポーツなどで使用されることが多いです。

(イ)   相場: 固形式ライフジャケットの価格は幅広く、安価なモデルは数千円から、より高品質なモデルでは数万円になることもあります。

サイズ選び: ライフジャケットのサイズ選びは重要です。大人用の多くは胸囲を基準としてサイズが表記されています。子ども用の場合、体重を基準にしたサイズ表記が一般的です。

購入時には、使用目的や安全性、そして予算を考慮して適切なタイプを選ぶことが大切です​​​​​​。

おススメは断然固形式

2. **水深に注意**: 川では泳がないことが推奨されています。ひざ下の水深なら、流れの影響が比較的少なく、溺れる可能性を低減できます。また、物が流された場合は追いかけずに諦めることも重要です【34†source】。

1.    危険個所の特徴:

·       隠れ岩: 水面下にある岩は、遊泳時の乗り上げや激突の危険があります。岩の真後ろには強い逆流が生じることがあるため、これらの場所には近づかないことが賢明です。

·       急な深み: 川は表面からは分かりにくい急な深みが存在することがあります。対岸まで渡ろうとする際に急に深くなる場所で溺れるリスクがあるため、浅いところを歩く際にも注意が必要です。

2.    飛び込みの危険性:

·       川での飛び込みは非常に危険であり、複雑な水流に巻き込まれ、水面に浮いてくる前に溺れる事故が起こることがあります。飛び込みは深い水域で行うべきですが、その際にも潜在的な危険があるため、常に注意が必要です。

ライフジャケット付けていたら浮いてくるよ！
飛び込むときは深さもポイント！浅すぎると川底で足打つときあるから

3.    安全な泳ぎ方:

·       川で泳ぐ場合、仰向けの姿勢で足を下流に向けて泳ぐことが推奨されます。これにより、隠れ岩など障害物を蹴って激突を避けることができます。また、クロールなどの泳ぎ方では急激に体力を消耗するため、適切な泳ぎ方を知っておくことが重要です。

川も普段は、全箇所が流れが速いわけじゃないから、流れがゆっくりのところまで浮いて待つことも大切！！

4.    安全対策:

·       川での遊びでは、ライフジャケットの着用、滑りにくい水遊び用シューズの使用、適切な水分補給、救急用品の携行などが重要です。特に、ライフジャケットは小さな子どもにとって必須のアイテムです。

余裕あるなら、ウォータースポーツ用のヘルメットも！！

5.    注意すべき点:

·       川での事故は、子どもだけでなく大人も起こり得るため、常に周囲の状況に注意を払い、安全を確保することが重要です。天候の変化や川の様子を常にチェックし、子どもと一緒に遊ぶことで、万が一の状況に迅速に対応できるようにしましょう​​​​​​​​。

3. **子どもと一緒に遊ぶ**: 子どもから目を離さないことが重要ですが、さらに効果的なのは、子どもと一緒に遊ぶことです。これにより、万が一の状況に迅速に対応できます。

川の流れは、場所によって速度が異なります。例えば、川が狭い場所や川底が急な場所では流れが速くなります。また、カーブの外側では流れが速く、内側では比較的遅くなる傾向があります。

川での事故は、親が子供を見守っている時よりも、子供がある程度自由に行動できる年齢になった際に起こりやすいです。特に、水遊びや川遊びに夢中になり、周囲の状況に気を配らなくなった際に、事故のリスクが高まります。また、川に着いた直後や帰り際にも事故が発生しやすいとされています。川に到着した直後、子供は興奮してすぐに水に入ろうとすることが多く、帰り際には親が撤収作業に集中している間に子供が川で遊んでしまうことがあります​​。

安全な川遊びのためには、常に周囲の状況に注意を払い、特に子供と一緒に遊ぶ際は手の届く範囲で遊ぶことを心がけることが大切です。また、水遊び中は常に水位や流れの速さをチェックし、急な天候の変化や増水に注意する必要があります。

4. **マリンシューズの使用**: 川底は滑りやすく、足を怪我する可能性があります。マリンシューズを使用することで、足を守り、滑りにくくなります。

マリンシューズを川遊びで使用する主な理由は、足を保護し安全に活動するためです。川底は滑りやすく、岩や枝などの障害物があるため、足を保護するためにマリンシューズが推奨されます。これらのシューズは、耐水性があり、滑りにくい素材で作られており、川遊び中の怪我のリスクを抑えることができます。また、マリンシューズは通気性と排水性に優れており、水に濡れても速乾性があります。

マリンシューズの選び方には、以下のポイントがあります：

• 素材: 耐水性があり、滑らない素材を選びます。

• サイズ: 靴が脱げないように、足にフィットするサイズを選びます。通常の靴よりも小さめのサイズを選ぶのが良いでしょう。

• 水陸両用: 水中だけでなく、陸上でも使えるマリンシューズを選ぶと、より幅広い用途で使用できます。

• デザイン: 普段のファッションに合うデザインを選ぶことも重要です。

予算に関しては、様々な価格帯のマリンシューズが市場に出ています。一般的には、軽量で保護素材を使用しているものなど、機能性が高くても比較的リーズナブルな価格で購入できる商品も多数あります。実際に使用するシーンや必要とする機能に応じて、適切な予算を決めることが重要です​​​​。

5. **天気予報の確認**: 川遊び前には、天気予報を確認して川が増水していないかチェックしましょう。雨が降ると川の水が急に増え、流れが早くなるため、特に危険です。

ダムが近くにあるならダムの放流量もチェック！！
サイレンが鳴るときもあるよ

1.    気象条件の変化: 局地豪雨の前には通常、ゴロゴロと雷が鳴り始め、空全体が暗くなるような気象条件の変化が見られます。また、雨が降る直前には冷たく乾いた風が吹くことがあります。これらの兆候が見られたら、川の近くにいる場合は速やかに避難することが大切です​​。

2.    川の上流の状況: 川の増水は上流の雨量に大きく依存します。スマートフォンのアプリなどを使って、川の上流や現在地の半径20～30km圏内に雨雲が発生していないかを確認することが推奨されます​​。

3.    川の様子の変化に注意: 川の様子が急変する前兆として、以下の点に注意することが重要です。

·       黒い雲が見えたとき

·       落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき

·       雨が降り始めたとき

·       ゴロゴロと雷が聞こえたとき これらのいずれかが見られた場合、川の上流でゲリラ豪雨などが発生している可能性があります。川の水位が上昇したり流れが急に速くなったりするため、川から出てすぐに避難するようにしましょう​​。

川での水難事故は突然起こることが多いため、これらの兆候に注意を払い、常に周囲の状況を把握することが非常に重要です。安全を確保するためにも、これらのポイントを心に留めておきましょう。

これらの対策を実施することで、川遊びを楽しみながらも安全を確保することができます。

見逃せない安心グッズ

1. 救急セット: 基本的な救急セットには、消毒液、絆創膏、ガーゼ、テープ、はさみ、ピンセット、痛み止めの薬が含まれるべきです。これらは、川遊び中に発生する小さな怪我の応急処置に役立ちます。また、熱中症対策として貼るタイプの冷却ジェルや、真水も用意しておくとよいでしょう。真水は飲料用としても使えますし、擦り傷などを洗う際にも活用できます。

2. ポイズンリムーバー: 川遊びの季節は、スズメバチなどの虫が多くなります。刺された場合に備えて、ポイズンリムーバーとかゆみ止め（抗ヒスタミン剤）を持っていくことをお勧めします。これらは虫刺されによる不快感やアレルギー反応を軽減するのに役立ちます。

3. ロープと浮き輪またはペットボトル: 子供が流された際の救助用として、水に浮きやすい素材のロープを準備しておきましょう。ロープの先には浮き輪を取り付けるか、2リットルのペットボトルを使用すると、水中での救助が容易になります。

特にロープは、プロのガイドも使う！！！
スローロープ！！！