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Iリーグ第5節:筑波大学U-22Bvs慶應義塾大学U-22C / PRESS ROOM #20190706

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2019/07/06 16:00 @筑波大学セキショウフィールド
Iリーグ第5節vs慶應義塾大学U-22C

0-4(0-2, 0-2)
得点経過:
1分 慶應義塾大学U-22C 36番
31分 慶應義塾大学U-22C 37番
66分 慶應義塾大学U-22C 49番
88分 慶應義塾大学U-22C 18番


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板谷隼ヘッドコーチ 総括コメント

お疲れ様でした。
一言で表すなら、「力不足だった」というそれだけになります。開始40秒でこぼれ球を拾いきれずにパニックになり、みんなの意識がボールに向かってしまい背後をとられての失点でした。第2節で立ち上がりの失点を喫して敗れた時に「もう2度としない」と決めたはずが、繰り返してしまったことが非常に残念です。ここでひとつ、大きくゲーム自体が変わってしまいました。

ゲームの流れとして、相手が4-5-1のブロックを敷いてある程度退いた位置から守ろうとするのはわかっていたので、できるだけ早く相手陣地に入って攻め込む時間を増やそうとはしましたが、特に前半はDFやボランチあたりで1人1人のボールを持つ時間が長く、相手がブロックを整備する時間を与えてしまっていました。

後半は、ハーフタイムに話したことも踏まえて、CBとボランチでできるだけシンプルに早く、相手陣地に入ってブロックを越していこうとして、実際に攻め込むシーンやシュートシーンも出てきて、これは同点までは見えてきたと思っていましたが、退いた相手に対して迷いが出たところでボールロストして、カウンターから失点という形で結果的にはここで勝負がついてしまいまったともいえます。ここが1失点目と同じくゲームが変わった、あるいは壊れてしまったポイントです。

応援も特に後半、声を張り上げて選手を鼓舞してくれていた中で、僕らは何を見せれたんだろうかと思っています。
たらればを言っても意味はないですが、1失点目でスライディングでゴールカバーした後のボールがポストに当たらずコーナーに切れてくれていたら、とか、0-2の時に遠藤(MF/2年)のクロスに中山(MF/2年)が合わせたあれがバーに当たらず入っていれば、とか、ゲームを自分たちで変えられるポイントはありましたがそこまで1歩、数十センチ届かなかった、というのはやはり、そこがチームとしての「力不足」だということだと思っています。

「甘い」と言われるかもしれませんが、決して選手たちが「懸けて」戦っていないとは思いませんし、ただ一方で結果に出ているように、それを僕をはじめとしてチームとして引き出せてないのがここ2試合の現実です。スタッフ陣含めチーム全員で、身を引き締めて向き合っていかなければいけない部分だと思います。
まだ決して何も終わってはいませんが、変わらなければいけない、という強い意志を持って次戦に向かっていきたいと思います。



板谷隼ヘッドコーチ 質疑応答

――2点を追いかける形で後半に臨んだが、追い上げるためにハーフタイムに特に強調したポイントはどういったところか?

ひとつはさっきも述べたビルドアップについて、できるだけ手数をかけずに前進して相手の陣地でプレーする時間を長くしようという話をしました。そのうえで、高めに設定している相手の5バックを引き出したその背後を狙っていこう、そのためにもテンポよくボールを動かして相手のブロックにギャップを作ろうという意図も伝えられたと思います。実際に後半から入った延岡(4年/MF)と中山の間で前進するパスが通っていたのは狙い通りになった部分でした。一方で、守備面では失ったときにできるだけ前線から奪いに行くことと、その分背後のケアをしっかりしていこうという話をしました。ただ、試合を通してバックラインの背後のケアには苦労してしまったので、改善点の一つだと思います。


――結果的に無得点に終わってしまった攻撃面について改善していくべきポイントをどうとらえているか。

まずはビルドアップの局面でもっと狙いとそれから勇気をもって縦に入れていく、そしてそのクオリティを上げていくことです。ここ最近のトレーニングで前の選手がアクションを起こすタイミングは良い変化が起きてきてますが、そこに入れるボールの質、たとえば浮かす必要のないボールは早いグラウンダーでびしっと入れる、とか、そういう点はもっと突き詰めていかないとと思いました。そしてボールが今日の後半のように相手のライン間の選手に入った瞬間のサポート、そこからの崩しのアイデアというのはトレーニングを積んでイメージを擦り合わせていかなければなりません。

一方で、最近取り組んだクロスからは惜しいシーンもありましたし、積み上げていきたいです。


――次戦に向けてチームをどう立て直していくか。

また2週間空いて、ちょっと自分がいない期間もあるのですが、もう終わったことは糧にするしかないと思うので、腐らず歯を食いしばってやるしかありません。モヤモヤが残る試合を続けてしまっているということで、思い詰めてどんどん下がっていかないように気を付けようとは思いますが、ただやはり何かしら変えていく必要があると思います。それが僕らスタッフ陣の仕事の部分なのか、ピッチに立つ選手なのか、トレーニングの内容なのかはまだこれから考えていきますが、「甘さ」があったと自分自身猛省している部分もありますので、何度も同じような総括をしなくていいように、また明日のサブ組の練習試合から、しっかりと地に足をつけて取り組んでいこうと思います。

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