上司は全部知っていたのかもしれない


こんにちは、ハヤカワ五味です。

今月はかなりがっつり系の記事を3本更新して抜け殻のようになっているので、締めとしてちょっとしたポエムっぽい文章を置いていけたらと思います。

目次
・五味ちゃんのインターン遍歴
・今話してることって、あの上司の言葉だな
・クリエイターが通る「プライド問題」
・上司部下の信頼関係

五味ちゃんのインターン遍歴

タイトルに「上司」と入っていますが、私はバイト経験が一切ありません。雇用された経験もあるようで無いに等しいです。とはいえ、社長として働きながらも、今までいくつかのインターンをさせていただいております。

大1…カヤックの中期インターン
大2…電通のサマーインターンシップ
大3…SEGAの2daysインターンシップ
大4…広告系の少数精鋭会社に中期インターン

元々、人に伝える仕事、コミュニケーションデザインの仕事を志望していたこともあり広告系がメインではありますが、特にカヤックと大4の頃お世話になっていた広告会社では様々学ぶことがあり大変お世話になりました…。

当時は「社長をやりながらインターンなんておかしい!」とも言われましたが、今考えるとやってよかったなと思います。なぜなら、株主もいない会社なので自分に対して親身にフィードバックしてくれる立場の人が限りなく少なく、さらに序盤からある程度売り上げがある状態で走り出したので自分について振り返る機会が限りなく少なかったからです。

正直、インターンシップ中は全く成果を出せてなかったなと大反省をしているのですが、そのことを謝罪に行った際も人事や上司が「え、でも今いい感じだし良いでしょ」みたいなスタンスでいてくれるのはとてもありがたいです。少しずつ、なんかしらの形で返せていけたらなあと思います。

今話してることって、あの上司の言葉だな

この1年くらいでよくあるなあと思うのが、スタッフと1on1面談している時などに「あ、今の言葉って、あの時上司が言ってたことまんまだな」というものです。

最近しみじみ感じますが、完全にオンリーワンの悩みって殆どなくて、だいたいは誰かしらがすでに経験していたりするものなんですよね(今の所オンリーワンの悩みは、元彼が殺人で警察に捕まった、くらいです)。特に、社会人としてのメンタリティみたいな部分は、最初から持ち合わせている人の方が少ないと思うので、だいたいみんな一度は通る道なんじゃないかってくらい被っている気がします。

なので、そのように自分が通ってきた道にいる人を見ると「あ、多分今ここらへんだけど、それを指摘すると反発されるだろうからこう伝えた方がいいな…」といったように、自分自身が先輩にしてもらったようにちょっとだけ手を差し伸べたりします。

クリエイターが通る「プライド問題」

その自分が通ってきた道の話でいうと、クリエイターのプライド問題みたいなのがあります。

これを通ったのは多分ちょうど1年前くらいなのですが(最近かよ)、正直にいえば、それまでは講演会の出演とかを「それなりにギャラがもらえる何か」としか思っていませんでした。なので、当日行って知っていることさえ話せばそれで良いと思っていたし、それゆえ事前準備も直前にバタバタする感じ。

大4のとき、広告系のインターン先にいた際もそのグダグダ感は炸裂し、悪くはないけど良くもないみたいなプレゼンばかりしていました。インターンをしつつ年末にも差し掛かり、卒業制作が近づいているのでインターンは卒業することになったのですが、その際に最後の成果発表も兼ねて若者についてクライアントのマーケ部門トップの人たちにわかるように説明しろという課題をもらいました。

実は、ちょっと前にかなり多くの方にシェアしていただいたこちらのスライドも、元々はその時の成果発表用に作ったスライドです。

最終形態でこそ、これくらい良いものに仕上がっていますが、途中経過はかなり酷く、ひどすぎてPC引越しの際にデータを消したくらいです笑。

なぜ、そのような状態から最終的にこの状態まで持っていけたかというと、途中経過を共有するためデモ版で上司に向けて発表した時に言われた言葉がきっかけでした。

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