オーガニックってつまりなんだっけ? 五味ちゃんインタビュー イケウチオーガニック前編


こんにちは、ハヤカワ五味です。

今回は、年始の特別企画として「イケウチオーガニック」さんに取材させていただきました。そもそもはbosyuでモーニングを一緒にしてくれる人を募集していたのですが、その際に広報担当のムッタさんが応募してくださったのがキッカケです。

その際にイケウチオーガニックのことを知ったのですが、よく考えたら今まであまり深く考えずにタオルを選んでたなと思い、後日試しにバスタオルを購入。そしたら結局どハマりして結局、家のタオルを総替えしました。

そんなイケウチさんですが、ブランド名に入っているように「オーガニック」なモノづくりをされています。正直、私はそこまでオーガニックという言葉に惹かれないのですが、なぜ「オーガニック」を突き詰めるのか、直接社長の阿部さんにお伺いしました。


阿部哲也さん (写真左)
IKEUCHI ORGANIC株式会社 代表取締役社長。慶應義塾大学卒。大和證券株式会社入社後、小売チェーン店へ転職。管理部門取締役を経て退職。
2009年 池内タオル株式会社入社。2016年より現職。
牟田口武志さん(写真右)
大学卒業後、映画製作会社に入社。その後CCC、アマゾンジャパンを経て2015年7月にIKEUCHI ORGANICに入社。広報と営業部門の責任者。


——イケウチさんのタオル使わせていただきました!

あ、ほんと?よかったでしょ!

——よかったです。水滴が肌に残らず、お風呂上がりに寒くないんですよ。

吸水性が高いから、肌の上を滑らすだけで良いんだよね。

健全に継続していくための"オーガニック"

——使用感も良くて、しかもオーガニック。オーガニック系のファブリックブランドは多くあるように感じますが、そんな中でもオーガニックにこだわられる理由はあるのでしょうか?

私の考える”オーガニック”とは普通のもの、つまり、ものづくり全般に関して自然な状態であるものということです。ビジネスにおいて、不自然なところをなくせば持続可能になるという考え方を持っているので、いかに継続可能な物作りをしていくかということでオーガニックな物作りを意識していますね。

——なるほど。継続的な物作りを考えるうえで、オーガニックさを大切にされているんですね。

はい。継続していくための”オーガニック”です。弊社は2073年(創業120周年)までに赤ちゃんが食べられるタオルを作るというミッションもありますので。

——2073年!そこまで長いスパンで考えられている理由はあるのでしょうか。

今の、経済におけるゲームは近く終わりがくるなと感じているからでしょうか。

モノづくりにおけるゲームチェンジが起きている

——現在の経済というゲームは、どのように見られていますか?

今までは、早く・安く・大量に・広範囲にばらまいた方が勝ちだったと思うんですよ。ただ、そのゲームの中で起きてきたことや負の側面は無視されてきました。では、改めてこれって誰のためなんだっけと考え直すと、今までは生活のレベルが低かったからその中では「早く安く大量に広範囲に」必要とされていました。ただ、ある程度物が普及している現代社会の中で必要とされているものはまた違ってきますよね。このあと5年10年と考えていった時に、意外と、その時代にあったモノづくりとは一体なんだろう、次の世代に何を残せるのだろうと考えてるところの方が強いのかなと思います。

——実際に、アパレルでの在庫廃棄なども問題になってきていますしね。

そうですね。そういったさまざまな矛盾を削減していって、ビジネスとして健全にしていくというのが新しいゲームへの適応の仕方だと思っています。その点でも、世界的に日本の老舗はすごいなと。老舗は、外から見ると気付きづらいですが、時代に合わせて社内でいろいろと変わっていっています。

——イケウチオーガニックも、創業してから長いですよね。

はい、弊社は創業して66年になります。最初は、小売ではなく製造工場から始まりました。

——御社の歴史を教えていただけますか?

弊社は、創業当初、輸出が主で好調な景気に支えられて順調に伸びていきました。ところが、2代目の社長になった頃、多くのメーカーが中国での生産に移行し、大打撃を受けました。特に、会社全体の売上の7割を担っていた問屋さんがあったのですが、その会社が倒産したこともあり、2003年に民事再生法適用申請をしました。

——最近はOEM比率の高い工場が、発注主から買い叩かれキツくなってきているような話も多く聞くのですが、イケウチさんの場合売上はどのくらいの比率なのでしょうか?

この続きをみるには

この続き:1,041文字/画像1枚
記事を購入する

オーガニックってつまりなんだっけ? 五味ちゃんインタビュー イケウチオーガニック前編

ハヤカワ五味

400円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いつも読んでくださりありがとうございます!サポートは、お勉強代として活用させていただいております。

スキありがとうございます!とっても励みになります!
49

ジェネレーションZのアパレル経営論(β)

シンデレラバスト向けランジェリーブランドfeast、ワンピースブランドDoubleChaca、ラフォーレ原宿B1.5階LAVISHOPなどを企画・運営する株式会社ウツワの代表取締役ハヤカワ五味による、アパレルブランドの立ち上げ・運営、小売業経営について考えるマガジンです。自...
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。