インフルエンサーブランドの大量出現は何故、次は?

【5/24 有料部分に追記】
【5/28 参考になるnoteを追加しました】

こんにちは!ハヤカワ五味です。

今日は、インフルエンサーブランドについて。

インフルエンサーブランド…と言うと、普段アパレル界隈に勤めている方でなくてもなんとな〜く「最近増えたなあ」と感じている方は多いのではないでしょうか。

そう。考え直してみると、うちのfeastというブランドが立ち上がった4年前はまだまだ個人発のブランドが希少で、だからこそ私みたいな小さな個人がラフォーレ原宿にポップアップショップ(=期間限定ショップ)を出すぞ!となれば大騒ぎだった訳です。長らく若年層向け小売をされてショップのオーナーさんとお話しした際にも、当時はまだ全然いなかったもんね〜という話になり、あ、やっぱそうだったよねとハッとしました。

でも、今となっては個人ブランドはインフルエンサーの25%くらいが持っているのではないかというくらい当たり前になり、毎日どこかでポップアップショップが開かれています。


なので、今回は、私視点でのざっくりした個人ブランドの流れから入って、何故ここまでインフルエンサーブランドが増えたのか、そして次どのようなことが起きると考えられるかをまとめていきたいと思います。

■目次■
・インフルエンサーブランドの定義確認
・五味ちゃん視点、個人ブランド界隈の流れ
・何故インフルエンサーブランドは増えたのか
→韓国ファッションブーム
→ローリスク
→簡単にECサイトが作れるようになり数年
→単純にモデルケースが増えた
※裏付け、どのカートを使っているのか調べてみた
・より深くリサーチするためのチェックポイント
・この後考えられる動き


インフルエンサーブランドの定義確認

まず、このnoteにおけるインフルエンサーブランドの定義を決めておきましょう。

私が「インフルエンサーブランド」と言っているのは、いわゆる「インスタ発ブランド」や「インフルエンサー発ブランド」などと言われる、個人がSNS等での発信力/影響力=インフルエンスを元にして作り上げる個人ブランドのことです。

運営元としてはある程度規模感のある会社がやっていたり、個人で法人化、もしくは個人事業としてやっている場合もあるのでまちまちですね。なのでインフルエンサーブランドとは、運営元についてではなく、あくまでそのブランドの推進力が法人の資本にあるかインフルエンサーにあるかで、後者だった場合を指すイメージです。ちなみにブランドと銘打ってますが、商品自体はオリジナルだったり卸商品だったりまちまちです。ただ、規模感が小さいものに関しては卸(買い付け商品)の場合の方が多いような気がします。

具体的なイメージが湧きづらい方向けに補足ですが、だいたいインフルエンサーのフォロワーが1万人くらいから運用可能で、多くは2-3万人くらいいる気がします。そして、ブランドサイドのフォロワーも半数〜およそ同数ほどいる場合が多いイメージです。

ちなみに、インフルエンサーブランド…とは少し違いますが芸能人ブランドが本当に売れているのか調べてみた!という深地さんのこのnoteは面白かったです。

五味ちゃん視点、個人ブランド界隈の流れ

まず、全体の理解を深めるために、私の目で見てきた少ない情報ですがざっくりの流れを共有しておきます。

そもそも、個人ブランドという話でいうと、高円寺や中野、原宿等の文化発信地を中心にかなり前から存在していたと思います。実際、私が中学生の頃にはすでに、ロリィタっぽいアクセを販売している人がいたり、服を作って販売している人もそういったイベントも存在しました。ただ、あくまで同人的な活動で、収益のためではなく趣味として細々とやっているブランドさんが多かったです。

ただ、だんだんとネットでの発信や販売が簡単になっていく中でブランド数はみるみると増えていきます。そんな中で印象的だったのが、個人ブランドの祭典とも言えるデザインフェスタがスペースの募集定員を上回り抽選申し込みへとシフトしたことです。
今でこそ、デザインフェスタは抽選申し込みが一般的ですが、私がデザフェスを知った当初はまだ定員割れが基本で、申し込みしてお金を出せば出店できるのが当たり前でした。ただそれが、私が高2の時…つまり2012-2013年頃を境に、出店希望ブランドの増加によって抽選によって選ばれないと参加できなくなったのです。私の体感としては、それくらいの頃から、自分で何かを作って売るというのが比較的当たり前になってきたなあと思っています。

そして、同じタイミングの2012年に、今ではユーザーも多い、個人で簡単にECサイトが作れるBASEというサービスも登場します。そこから、じわじわと個人ブランドをネットで販売する人も増えてきました。ちなみに「北欧、暮らしの道具店」がメディア×ECのような形になったのも2011年頃らしいです。

2014年、私がfeastというブランドを立ち上げました。販売はBASEで作ったECサイトで行います。とはいえその頃は、まだそこまで多くの販売を行う個人発ブランドは多くなく、一部、「北欧、」のようなスモールスタートでSNSをうまく活用したブランドは既にポンと頭一つ抜けつつあるような状況でした。

そして、2016-17年くらいから本格的にインスタグラムやツイッター発のインフルエンサーブランドが増えてきた…という感じのイメージです。

なんとなくのバックグラウンドでこんな流れがあったのかーーくらいに考えてもらえたらオッケーです。セレクトショップの流れとかも絡んでくると思いますが、割愛。


何故インフルエンサーブランドは増えたのか

では、本題です。
ここまでインフルエンサーブランドが増えた理由を、プレイヤーでもユーザーでもある自分なりに考察していきたいと思います。

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・どうしてインフルエンサーブランドは増えたのか
・モデルケースのチェックポイント
・今後はどういった動きが考えられるか
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