3000万ブランド”feast”の初期戦略とマグレ

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こんにちは、ハヤカワ五味です。

今回は書きたい内容がいくつかあったので、twitterアンケートで決めました。

ということで、「feast立ち上げ当初の戦略とマグレ」について書いていきます。


というのも自分自身、最初の頃はがむしゃらにやっていましたが、がむしゃらなりに戦略を持って取り組んでいたつもりです。ただその当時は、それを言語化して整理し再構築できるような状態に落とし込むことができませんでした。

最近、いろいろな本を読んでいたり調べ物をしていく中で…そして意外とfeastの初期を見ていないフォロワーさんが増えてきたこともあり…今なら当時考えていたことを整理してあげるのも意味があるのではないかなあと感じ今回のテーマにしています。

そしてまた、戦略だけでやってきたわけではありません。その時々の運やタイミングもあります。理論や思考である程度うまくいく確度を上げることはできると思いますが、もちろんそれだけでは無いだろうし実際運も大きかったので、それを誤解してほしくないために戦略だけでなく”マグレ”についても話していきます。

目次
・戦略と作戦の違い
・初めた当初の戦略と作戦
→目標
→戦略
→作戦
→戦術
・運用中に起こったマグレたち


まず、大前提として…
戦略と作戦の違いについてまとめていきたいと思います。

ビジネスにおいて使う戦略作戦と言った言葉は、戦争における軍事用語から来ているようです。若干の物騒さがありますが、たしかに自分達と特定の他プレイヤーがいる中でどう動いていくかという点においては共通しますね。

日常生活でいう作戦というと、何か企てたその事柄について指すことが多いかと思いますが、軍事やビジネスにおいては「目標を達成するための実施」についてを指します。なので”シン・ゴジラ”で言う「ヤシオリ作戦」などは、そのやり方ではなくそれを実施すること自体を指していましたよね。

そこで、日常でいうところの”作戦(企て的な)”は、ビジネスにおいて”戦略”と言った表し方をされることが多いです。より的確に”戦略”の意味を説明するのであれば「より総合的な方針」であり、具体的には「何をするべきで何をすべきでないか」などが含まれる方針…のようなイメージでしょうか。少し説明が難しいですね。

でも、少なくとも、目標達成のために戦略があり、戦略を実現するために作戦があり…みたいなイメージさえ持っておけばこの後の話は理解しやすいかなあと思いますし、その前提で書き進めて行きますね。


それと、一応feastを知らない人も多いかと思うのでざっくり概要を説明しておくと…

私(フォロワー300人の弱小クリエイター)「Aカップ向けのブラ無い」
→Aカップとか胸が小さい人向けに下着を作ろう!
→2014年夏にサンプルを手作りしtwitterにアップ
→1万RT以上拡散され良くも悪くも話題に
→私の安易なツイートから「シンデレラバスト」という単語が爆誕
→手作りする気で受注を取ったら1日で500件の注文、詰む
→その後も2弾3弾と毎回数時間で500着が完売
→法人化&生産安定
→事業スタートから1年で年商3000万規模のブランドに

という感じです。


では、事業スタート当初はどんな戦略を持っていたのか解説していきます。

とりあえず、最初に触れておきたいのは、最初の頃はこれで食っていく気もなかったのでガッチガチの戦略があった訳ではありません。ただその一方で、どうせやるなら損はしたくないし、絶対必要なものだと確信していたので何となくの勝ち筋みたいなものは見えていました。そして、色々なインプットをした今振り返ってみると当時の様々な考えは”戦略”としてフレームに落としていくこともできるのではないか…?ということでこの記事を書いております。

そんな当時の私にとっての最終目標は、先の通り、食べるために始めたブランドではないので「世界ナンバーワンブランド」などではなく「より多くの悩んでる子にリーチする」ということでした。その理由としては、まず絶対に必要としているであろうと考えているプロダクトだったので、リーチさえすれば売れるし、絶対喜んでもらえると確信していたからです。

【目標】より多くの悩んでる子にリーチする。


その次に、それを達成するための”戦略”について。
私の戦略は2つありました、まず1つ目は「ブランドを継続していくこと」。なぜなら、毎年1万人に新規リーチしてたとすれば、1年で辞めるよりも2年やった方がリーチ数が増えるからです。なので、堅実に売上を立てていくということもこなしていく必要がありました。

そして大事なのは、2つめのこちら「拡散されるモノづくり」です。
先ほどの「より多くの悩んでる子にリーチする」という目標を達成するにあたって、自己資金のみでこのブランドをスタートさせたので、いかに広告費をかけずにリーチしていくかという点がとても大事になってきます。そして自分自身の強みである発想力やモノづくり力と掛け合わせ「拡散されるモノづくり」で戦っていくのが効率が良さそうだと睨みました。
なので、基本的には、以上2つの戦略に関わること以外にはなるべく労力を割かず、自分の意識を全て「ブランドの継続」「拡散されるモノづくり」に振りました。

【戦略】「継続するブランド」と「拡散されるモノづくり」


では、ここから具体的にどういった作戦を取っていったかという話をしていきます。
まず、「ブランドの継続」という点については、先に触れたように「堅実に売上を立てていく」ことが一番の作戦となってきます。瞬間風速的に売上を立てることと、継続的に売上を立てることは若干やり方が違ってくるので、あくまで継続性という部分に重きを置いて各種手段を取って行きました。ここに関しては今回の本筋とはずれるので割愛します。

では、「拡散されるモノづくり」という戦略に対しての実際の作戦をまとめていきましょう。
私がブランドスタート当初にお金が無いながらに考えた作戦はこちらです。

①コンセプトは多少○○しても良い
②商品デザインは○○でも作れるように
③ビジュアル写真を○○だけで作る
④梱包時に○○を入れる
⑤○○でブランドを定着させる

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・上記5つの作戦
・feastブランド立ち上げ時のマグレ要素
・おまけ 個人ブランド的”詰み”あるある
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ハヤカワ五味

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ハヤカワ五味

キュ〜トでクレバ〜な経営者。ランジェリーブランド feast/ワンピースブランド ダブルチャカ/ラフォーレ原宿 LAVISHOP等を運営している株式会社ウツワの代表取締役です。服という”纏う哲学”についてと、”透明な売上を立てる経営”を日々考えています。

ジェネレーションZのアパレル経営論(β)

シンデレラバスト向けランジェリーブランドfeast、ワンピースブランドDoubleChaca、ラフォーレ原宿B1.5階LAVISHOPなどを企画・運営する株式会社ウツワの代表取締役ハヤカワ五味による、アパレルブランドの立ち上げ・運営、小売業経営について考えるマガジンです。自...
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