マガジンのカバー画像

エンジョイ・オタクライフ

29
オタクエッセイと時たま感想文。最近は夢女子絡みの記事が増えてる。※Fate関連はこちら⇒https://note.mu/hayam1_/m/m81cbf88d3728 ※ヘッダー… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ガチ恋夢女子極めたら、脳内以外で推しに会えました

公式イベントの等身大パネルとかそういう話ではない。 私はフィクションの登場人物に恋愛感情を抱く、いわゆる「ガチ恋夢女子」です。 かつては夢女子である事を受け入れられなかったり、原作解釈との矛盾や罪悪感に葛藤して二次創作やめようと思う程こじらせていたのに、最近では余裕で推しと脳内会話が出来る程度には、夢女子としてのスキル(?)が極まってきました。 とは言え、夢女子としての自分に対する恥ずかしさも(以前よりはだいぶ減りましたが)まだ残っているため、「会話できるぜ!!」なんて

公式の供給により「お前の解釈を挟む余地はねえから」と言われると(正確には「言われたように感じられると」)夢女子は簡単に死ぬ。しかし、キャラ解釈をギリギリ捻じ曲げない妄想でどうにかリカバリーをはかり、何度でも蘇るのもまた夢女子なのだ。タフネス。

手持ちの占星術ソフトで紀元前のチャートが出せる事がわかり、神話が元になっている某ゲームの推しキャラの生年月日をどうにか割り出して、というかこじつけて出生ホロスコープを出してみようと軽い気持ちで本を読み返したりいろいろ調べ出したら一日が終わっていました。まる。

自分の好きなように書くのがいちばん良い

ほんの数日前のこと。 朝目が覚めた時、ふと心の奥からある想いが上がってきた。 「だって思い通りにさせてくれないもん」 それは、「なんで私は小説を書けないのか」という問いに対する、インナーチャイルドの答えだった。 * 私にはずっと、好きなものや、やりたいことを我慢してしまうというクセがあった。 それでは行き詰まると気付いてからは、いろいろな方向から自分の心をほどいてきて、今ではそのクセもだいぶ治まってきていた。 けれど、趣味の小説に関してはまだ書きたい気持ちを我慢

過去世見たらめちゃくちゃ性癖に刺さる男に出会った話

「好きな/嫌いなキャラは自分の投影」というのは、これまでもキャラクター考察などする中で感じてはいたのですが、まさか過去世レベルで実感させられるとは思わなかったよ……。 クリスタルリモートビューイング(以下クリモ)というセッションで、過去世を見てきました。(聞かなくてもこの記事は読めます) 過去世を知る方法としては、主にビジョンを見られる人に見てもらってそれを聞く方法と、ナビゲーターに誘導されて自分が変性意識状態になりビジョンを見る方法がありますが、クリモは自分で見るタイプ

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【後編】

この記事は、自我が分離してねじれている女オタクが夢女子である自分を恥ずかしいと思いながらも、やっぱりやめられなくて、自分の中の恥ずかしさや恐怖と戦いながらも、二次創作と向き合う過程を書いた記事です。 つまるところただの自分語りなのですが、自分の心境を整理したいのと、忘れたくないので記事にまとめました。 もしご興味のある方はお付き合いくださると嬉しいです。 ◆前編はこちら◆ 前編は、夢小説を書き始めましたが、批判されるかもという恐怖から、およそ三年間誰にも見せずに書き続

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【前編】

自我がねじれています。人として、オタクとして。分離して、ねじれて、絡まっています。 男性的な部分と、女性的な部分が結構ハッキリ分かれており、そして同時に女オタクとしても、原作厨、腐女子、夢女子という3つのペルソナに分離しています。 それらがねじれて絡まって強い葛藤を生み出し、オタクとしての生きづらさを感じていました。 その中でも特に厄介なのが夢女子です。ガチ恋だし、同担拒否だし。原作厨でもあるから、同じ作品のファン同士で仲良くしたいのに、嫉妬という感情が邪魔をする。

【占いレポ】夢小説やめた方がいいんじゃないかと悩んでたけど背中を押してもらって吹っ切れました

先日、西洋占星術の鑑定を受けました。鑑定自体はこれまでに何度か受けているのですが、今回は「二次創作(夢小説)について」という、かなり絞ったテーマで鑑定してもらいました。 占星術師・水煮さんの「創作活動のための星占い」今回、占星術師の水煮さんに鑑定していただきました。 水煮さんは、一次二次問わず創作・表現活動をしている方向けに、占星術で鑑定を行っています。占星術を用いて、作風分析や活動の方向性、合ったやり方など様々な内容に答えていただけます。 創作していなくても、これから

夢女子がカフェで夢小説書いてみてよかったことと、ちょっとだけ困ったこと(作業環境も晒すよ)

みなさん、文章はどこで書いてますか? 私は画面さえ覗かれなければ、割とどこでも書けるタイプです。 スマホでなら、布団、ソファ、カフェ、電車の中など色々なとこで書いています。時折ノートPCでも書きますが、PCは基本家のみで、出先でPCでの執筆作業をした事はありませんでした。ついこないだまで。 恥ずかしながら、在宅ワーカーのくせに外出して仕事をしたことはありません。なぜかと言うと、私にとって「仕事する」という事自体がハードルが高いので、それに加え出かける準備と、画面を見られ

夢女子は何故「オリキャラ」を投入するのか

私は女オタクです。Twitterとnoteでは割とまじめな原作厨として色々書いていますが、腐女子と夢女子の両方こじらせていて、頭の中はアレな妄想でいっぱいです。 私のように両方の属性がある人間はおそらく少数派です。基本的に腐女子と夢女子は相容れない存在で、Twitterでは住み分けしている人の方が多い印象。もし両方こじらせててもアカウント分けてるという人は多いのではと思います。 実は先日、「腐女子の友人から『原作のキャラで完成されているのに、何故オリキャラをわざわざ投入す

とあるオタクデザイナーの本棚 デザイン本からBL漫画、Fateもあるよ #本棚をさらし合おう

こちらの記事はあきらとさんの企画「#本棚をさらし合おう」参加記事となります。 昔から、本が好きでした。胸を張って読書家と言える方ではないですが、読むか読まないかで言えばたぶん、読む方だったんじゃないかなぁと。 物心ついた時から母親に絵本の読み聞かせをねだり、そのまま母親の影響で漫画や小説を読むように。本って、突き詰めればただの紙の束なのに、ページをめくるとそこには別の世界が広がっているような気がして不思議ですよね。 今の住居は賃貸なので、収納スペースの都合上、電子書籍を

推しのグッズに偶然出会って衝動買いした話

やあぼく、本は買って満足するタイプ、グッズやフィギュアを見るのは好きだけど部屋に飾るスペースもないので買うのは我慢してるタイプの女オタクだよ! 普段は特に立体系や身につける系は買い控えしていて、紙モノ系やクリアファイルが大好きなんだ!クリアファイルファイル(誤字ではない)は心の友。 そんな私が如何なる心境の変化かうっかりグッズを衝動買いした話をするよ。 つまるところ「推しが並んでるの見てるだけで幸せなんです🥰🥰🥰」というただのオタクの日記なんだけど暇な人はよかったらどう

「スーツが着たいい男が好き」という業を魂に刻まれた女の叫び(もといただの煩悩)

おまえらーーーー!!!! スーツを着たいい男は好きかーーーーー!!!! この記事は、推した男にスーツを着せたい症候群こじらせ女が煩悩をぶちまけている記事です。 何故唐突にスーツについて語ることになったかというと、noteおすすめがタイムラインに表示される機能の是非についてTwitterで話していたら、スーツ男子について記事を書く流れになってしまっていたからです。何を言ってるかわからねーと思うが私も何が起こったかわからなかったです。このネタ古いですね。 正直自分で自分を

快適ではないが、良き旅の物語だった。映画『グリーンブック』感想【ネタバレあり】

わたしはこの作品を、アメリカの黒人差別問題の根深さみたいなものはあまり知らずに観た。だから素直にいい映画だと感じた。 感想を書くにあたって、背景を少しだけ調べ、批判的な意見もいくつか呼んだ。しかしやはりいい映画だという評価は揺るがなかった。 異なる人種、価値観を持った二人の友情物語としてだけでなく、差別問題の表面ではなく本質を描き、孤独や疎外感との向き合い方、そういったことを考えさせてくれると感じたからだ。 あらすじとネタバレなし感想あらすじ 時は1962年。ニューヨー