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ネガティブがすぎるので、マシになったこと探しをする

ずっとネガティブでいるのも、結構疲れる。

最近とにかくネガティブ。ここ数ヶ月で1,2を争うレベルの落ち具合だ。ひらたくいえば、鬱状態。

どれくらいやばかったかというと「死にくなる」レベル。いや、死にたいとはしょっちゅう思ってるけど。

それでも、わたしはこれまでの人生経験から、どんなに希死念慮に苛まれてくそ鬱になっても「生きてりゃなんとかなる」を信条に据えていた。でも最近、そこの心がぽっきり折れちゃった。

「もう、生きることすら飽きたよ。自由なら死なせてよ」と喚き散らし、しかし実行に移す事はできず、「いまさら死ぬ勇気も意気地もないし、だらだら生きてくしかない」と自分を痛めつけながら絶望していた。

どんなに辛くて絶望の淵に落ちたとしても「この手だけは離すまい」としがみついていた指先を、一本一本丁寧に外されていったみたいだった。

膝から崩れ落ちそうだった。いや、そもそも足場なんてはじめからなくて、落下が長すぎて逆に無重力になったり、浮遊感として感じられるような、そんな感覚だった。奈落スカイダイビング。

でも、落ちたり浮いたりしながら気付いた。

ネガティブでいるのって、結構疲れるなって。

とにかく自分がめんどくさい。すぐしょげるし拗ねるし泣くし。そんな自分も含みで好きになれればいいのかもしれないけど、今すぐには難しい。

というわけで、ちょっと自己肯定リハビリとして、昔よりマシになったものを探して書いてみようかな、と思う。

以前より無理をしなくなった

体調が悪く、浮き沈みが激しくて、時折錯乱する。手が付けられないくらい泣き喚くし暴れ回る。それでも以前、正社員として働いていた頃に比べるとだいぶマシになった気がする。

錯乱する頻度は3日に1回から1ヶ月に1回に。浮いたり沈んだりも、あ、今やばいなってわかるようになってきた。わかるだけでコントロールはできないけど。

人と話してると身体中が冷えて顔だけが真っ赤になる、微熱気味になる。仕事中に寝落ちる。そんなことが日常茶飯事だったけど、今はあまりそんなふうにならない。

たまに無理をしたり、長時間外出したりするとなる事はあるけど、それでもものすごく減った。

在宅仕事になったからというのもあると思うけど、以前はこんな状態が常でこれが体質だと思い込んでいたことは異常だったし、それだけ無理をしていたということに気付いただけでも御の字だと思う。

あと仕事を辞めてすぐの頃は、お風呂に入れない日も多かった。入っても身体洗わないとか頭洗わないとか、洗っても乾かさないで寝るとか。

今はほぼ毎日入る。たまに入らないで寝ちゃう日もあるけど、入ったら頭も身体も洗うし髪も乾かす。雑だけど。

自分の体調についてちょっとでも省みられるようになったのは、自分の中では大きな進歩だなって思う。

文章を書いて人に読んでもらうことが、またできるようになった

文章を書くのは、よくやっていた。文章だけに関わらず、何かを表現するのが昔から好きだった。

創作小説や詩、日記みたいなものは、小学校から中学の頃によく書いていた。以前はmixiとかもやってたし。

でも、何がきっかけかいまいち思い出せないんだけど、ある時から自分の生みだすものにとにかく自信がなくなり、自由に自分を表現するという事を極端に怖れるようになってしまった。

恐怖と不安で雁字搦めになって、誰にも心を開けないのは、とにかくしんどかった。

そんな私が文章を書いて人に見せることがまたできるようになったのは、特に大きな変化だ。そしてそれを、こんな風に受け入れてもらえていることは、とてもありがたいなって思う。

ちなみに、旦那はちょうどわたしが創作をやめていた頃しか知らないから「もう10年以上一緒に居るのにまだ新しいお前が出てきて面白い」って言ってくれる。

人間関係を閉じるより開ける方向で悩むようになった

わたしはとにかく極端。

自己肯定感が低すぎて、みんなわたしことなんて嫌いだったんだろうなって、一切合切ばっさりやっちゃって、一部の例外を除き、過去の知り合いに対して連絡を取ろうとしない。

だからわたしがnote書いてること知ってるのは、旦那と友人ひとりだけ。人間関係、めんどうなんだよね。アレコレ考えるのが。

でもそれだけじゃダメだって、最近は思うようになった。

ここでは、文章を書いて、みっともない自分も晒しているつもりだ。それでも受け止めてもらえたからかな。読んでもらえているからかな。

ないない探しばっかりだった前と違って、今は、自分から相手に心を開こうって試行錯誤してみてる。これでも、これでもね。

不安と恐怖から目を曇らせることもあるし、相変わらず甘え下手で、距離感ミスって失敗することもあるけど。

でも「他人が怖い」「私は誰にも受け入れられない」と頑なに閉じこもってた頃よりは、ずっと前向きだよ、後ろ向きなりに。

立ち止まってもいいじゃん

前よりは、進んでるはず。

頭を使えるようになったはず。

一ミリくらいは器が広がったかな。

大事なのは知識じゃなくて知恵だって、学んだかな。

同じ歳のひと、同じnoterさん、まわりのひとと比べたらそりゃあ、もう、すごいひといっぱいいる。嫉妬と眩しさで目が潰れる時がある。

かなわないな、わたしはハリボテだな、とかさ、そういう言葉はいくらでも出てくる。

だいたいわたしが自分と向き合うなんて、ほかのやるべき事から逃げるための言い訳だったり、そうでもしなくちゃ自分の好きなものすらわかんなかった未熟さからやってるんだから、そんないいものでもないよ。

でも、うん、マシにはなってる。

だいたいさ、ちゃんと頭使えるようになったのここ数ヶ月だから。目開いたばっかだから。

つまずくのもしゃーないよね。うん。

来月にはいよいよ30歳になる。

あの頃夢見た大人にはなれてない。

相変わらず後悔ばっかりだし、わたしなんかって言ってばっかだし、家族のこと嫌いだし、過去に囚われて嘆いてばっかでみっともないけど。

それでも、それでも。

とりあえずは、マシになってる。

進んで、戻って、またがんばります。


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