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【ネタバレ一切なし】今からでも遅くない「劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]」のススメ

この記事にネタバレはありません。
未視聴の方でも安心して読めます。

ここ数年、Fate/Grand Order(FGO)のおかげで特にオタクじゃない方も、「Fate」という言葉は聞いたことあるのではないでしょうか。

このFateシリーズ、最初に世に出てから15年ほど経ちます。

しかし、息の長いシリーズというのは、外から見るとコミュニティ感が強く、盛り上がってはいるものの、自分には関係ない、あるいは入りにくいと思っている方も少なからずいるのではと思います。

というわけで、私と出会ってくれたのも何かの縁。私にとって最推し作品の、その中でも最推しルートの劇場アニメ化、その魅力を伝えたいと思います。

この記事は「Fateって、聞いたことあるけどあんまり(全く)知らない」という方向けとなります。

今回はその原点となる「Fate/stay night」の、劇場版アニメについて「気になってるけど、なんかハードル高そう」とお思われる方も、どうぞ。

本題の劇場版アニメの前に、まずは「Fateシリーズ」「Fate/stay night」について大枠の説明をしていきますので、しばしお付き合いください。

ご存知の方は適宜、読み飛ばしてください。

◆その他Fate関連記事はこちらから。

Fateシリーズとは

Fateシリーズとは、「Fate/stay night」というサウンドノベルゲームを発端とした作品群のことです。

本記事で「原作」と呼ぶ「Fate/stay night」の他にも、前日譚、並行世界のイフとして様々なスピンオフ作品が、ゲーム、アニメ、漫画、小説などで展開されています。

「Fate/stay night」とは

まず「Fate/stay night」についてざっくりと。

2004年にTYPE-MOONより発売されたPC用サウンドノベルゲーム。発売当時は18禁美少女ゲームとして、後にアニメ化、全年齢版が発売されました。

ストーリーの詳しい内容は、ググれば出てくるし、語り出すと長くなるので、ここでは省きます。

私が言えることをものすごくざっくり言うと

・話を深く楽しみたい
・詩的でクセのある文章が好き
・世界が嫌い。でも世界は美しいと思う
・人生や人間について深く考えることがある
・自分が嫌いで生きているのが辛い
・生きていることへの罪の意識が強い
・歪な自分に対して後ろめたさがある

など、どれか1つでも当てはまる人には超刺さる話です。

あと、HSPの人でも多少のグロ耐性、怖い話耐性ある人もおすすめかな。

バトルが、神話の英雄が、魔術が…みたいなところはあえて今回省きます。

というのも、今回おすすめしたい「Heaven's Feel(以下HF)」は特に、人間について深く抉る重いルートだからです。

「Heaven's Feel」というルートの魅力

HFを語る前に、「Fate/stay night(以下SN)」というゲームのストーリー構成を説明する必要があります。

SNのストーリーは「セイバー」「遠坂凛」「間桐桜」という3人のメインヒロインと、それに応じた3つのルート(ストーリー)から成ります。

基本的には、攻略する順序は選べません。ひとつエンディングを迎えるごとに次のルートへ進める仕様になっています。

「聖杯戦争」という出来事を、ルートごとに様々な側面から描くため、最初の共通部分は同じですが、それ以降は展開が全く異なります。

それぞれルートごとの雰囲気をざっくり説明すると、セイバールートは「ボーイミーツガール」、遠坂凛ルートは「ヒロイックな少年漫画」。

この2つは非常に熱く、切なく、悲しみは残るものの読後感はさわやかです。王道的でもある。

そして間桐桜ルート・HFは、最後のルートであり、聖杯戦争の真実が語られる、いわば「裏面」的ルート。

前2ルートのようなさわやかさは一切ありません。暗いし不気味だし重たいです。ホラーのような雰囲気もあります。

大切なものを守ろうとすればするほど、世界は閉じていくばかり。八方塞がりで、絶望はどのルートより深く、救いのない展開が続きます。だからこそ、最後に残った救いが非常に眩しく尊い。

深い悲しみを抱えた人ほど、HFの孕む闇と光が心に深く突き刺さるし、惹かれると思います。

※文章だけではわかりにくいと思ったので、手書きの図を追加しました。(12/16)

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アニメ版をおすすめする理由

ここで、原作ゲームではなくアニメ版、劇場版をおすすめする理由を挙げておきます。

まず、原作プレイのハードルが高い。

とにかく長いです。

ちなみにどのくらい長いかというと、全部やって平均プレイ時間60時間と言われています。これは発売当時(PC版・ボイスなし)のときの話です。

全年齢版(PS2/Vita/スマホ)のセリフ部分はフルボイスなので、じっくり聞いていれば多分もっとかかります。

参考までに私の場合、購入〜クリアするまでにかかった期間は1週間ちょいでした。

無職で時間が有り余っていた時、寝食風呂以外、生活の時間をほとんどつぎこんでそれ。平均プレイ時間6〜8時間/日くらいでしょうか。ぶっちゃけ面白すぎて途中から止まらなくなっちゃったというものあります。

なので逆に言えば、それさえクリアできれば、個人的には原作が一番おすすめです。

しかし、今、多くの人は、ボリュームのある娯楽をじっくり楽しみにくい環境にあると思います。家族がいたり、仕事で忙しい人もいるでしょう。

また、原作の文にクセがあるので、好みが分かれるところもある。言葉の意味をよくわからないまま進んでしまうと、これどういうこと?ってなっちゃう。「正義の味方」「偽善」とか。

その点、アニメ版は原作の文を長時間かけて読まなくても勝手に流れていくし尺も決まってます。

全24話ぶっ通しで見ても13時間。原作の1/6です。ちなみに劇場版第1章は120分。

また後述しますが、制作スタジオのufotableが重厚な映像でものすごい情報量をぶつけてくるので感覚派の人にもオススメです。

劇場版HFの概要

まず、こちらは劇場版三部作となっています。

第1章は、2017年10月14日に公開されました。

第2章は、2019年1月12日公開予定です。

って、もう2章やん。これから観たいと思ってもますます大変じゃない…?と思われるかもしれません。

おまけに、先述した通り、3ルートで展開が異なる上「前ルートで明かされなかった謎は次のルートで明かされる」という仕様のため、全ルート読んでやっと物語の全貌が掴めるという形になっています。

そんなわけで、この映画単体で観てもなんのことかさっぱりということになりかねません。

特に第1章は「共通ルート」と呼ばれる部分はOPに凝縮されダイジェストになっています。初見お断り仕様。

しかし、安心してください。メディアミックス展開が多いのがこの沼の強み。
とりあえずこれ観とけばOKってのをご紹介します。

・Fate/stay night[Unlimited Blade Works]

劇場版HFを制作しているスタジオ・ufotableが制作した「遠坂凛ルート」のアニメです。(以下UBW)3ルート中、2番目のルート。

こちらは全24話のTVシリーズになります。

※セイバールートのアニメ作品もありますが最後にメディアミックスとしてまとめて紹介します。

AbemaTVで一挙放送があるよ

気になる視聴方法について。別にAbemaの回し者でもなんでもないんですが、手っ取り早いので紹介します。

AbemaTVはざっくりいうと、ネットで観れるテレビ局だと思ってください。スマホアプリ、ブラウザから登録なしで簡単に観れます。タダです。

そこで大晦日に丸一日、UBW一挙放送やります。それに加えて、10月に公開されたHF第1章も、ノーカットで放送されます。

※1/11追記
一挙放送は現在終了していますが、1ヶ月無料体験を使えば観ることができます。また、記事の最後に他の動画配信サービスもまとめていますのでそちらでご覧いただくことも可能です。


つまり大晦日にダラダラAbemaでアニメ流してれば、予習ができるわけです。

一挙放送っていうとなかなかめんどくさそうなんですが(私も苦手)、見逃し配信機能もありますので、あとから観ることも可能です。

また、プレミアムプランは一ヶ月無料なので、それを使えば一話ずつゆっくり観れます。

▼UBWは各配信サイトにもあるので、そちらでも視聴可能です。

▼HF第1章は地上波・BSもあります。12/31 21:00〜

▼年が明けてから、HF第1章を地方局でもやります。放送局がある地域の方はこちらでも。*

劇場版第一章予告編

ついでに第2章本予告を貼っておきます。めっちゃかっこいい。

ここからは「ちょっと観てみたいかな」と思う方のために、私の思う「劇場版HF」のストーリー以外の魅力をいくつか紹介します。

制作者側の話をするのでそういう裏話的なのが好きな人はよければ。

メディアミックス作品は最後にまとめたので、もう観る気満々の人は読み飛ばしてOKです。

ではいきます。

魅力①監督が筋金入りの原作ファン

この劇場版アニメのすごさの根幹はここにあると思います。監督を語らずして、この映画化は語れない。

この劇場版は、一言で言うとプロのファンによる「ぼくのかんがえた最高のアニメ化」なんです。

監督を務めるのは、アニメ制作会社ufotableの須藤友徳(すどう・とものり)さんという方。

この方は元々SN発売以前からTYPE-MOONのファンで、SNは発売当時予約して買ったそうです。おまけに、HFのメインヒロインである桜のファンでもあります。

超・筋金入りです。

私自身がもう須藤さんのファンなのでかなり熱く語りますが、須藤さんの作品愛が深すぎるエピソードをいくつか紹介します。

①どうしてもTYPE-MOONアニメに携わりたくて社長に頼み込んで他社に出向

TYPE-MOONの処女作「月姫」という同人ゲームがあります。同人ゲームにもかかわらずTVアニメ化もしました。

その「月姫」のアニメ制作当時、すでにアニメーターだった須藤さんは、ufotableの社長に頼み込み、「月姫」の制作スタジオに出向させてもらっていたそうです。

というのも、須藤さん自身がTYPE-MOONの社長兼キャラデザの武内崇さんのイラストを如何にアニメで動かすか、ということに心血を注いでいる方なんです。

しかもこの武内崇氏、絵柄がかなり変わるんですよ。時代に合わせて変えているんだと思いますが、須藤さんはそれにもきっちり合わせてくる。

かなりすごい人だと思います。

②ゲーム版OPでHFだけ曲調も雰囲気もガラッと変えて欲しいと提案する

SN原作のゲーム版は、PC、PS2、PSVita、スマホでプレイできます。そしてそれぞれ、ルートの始まりにアニメのOP映像が入る仕様になっています。

このうちVita版を発売するときに、ufotableによってOPがリニューアルされました。

セイバールート、凛ルートは映像も似ていて、共通のシーンも多いです。流れている曲も、メロディラインはほぼ一緒で微妙なアレンジと歌詞が違うだけ。

しかし桜ルート、つまりHFは映像は全て書き下ろし。曲も、メロディラインは似ているけど曲調はガラリと変わり重いものへと変えられています。

初めは全ルート似た感じで行く予定だったらしいのですが、これも須藤さんの提案でこうなったそうです。

しかしこれは須藤さんが桜ファンだからというだけでなく、HFのOPはガラッと変わって然るべきと言えるほど、前2ルートに比べて異質な物語だからだと思います。深い原作理解の愛のなせる提案です。

③1章制作時、原作者に手書きの分厚いレジュメを提出

「今の時代に合ったものにするには大改造するしかねえ!」と悩んでいたさまよえる原作者・奈須きのこに「これはこのままでいいんです」とストーリーへの深い理解と魅力を書いた分厚い手書き資料を渡したそうです。

これにはきのこも納得。このおかげで、HFは原作のストーリーの魅力を保ったままアニメ化することになったのです。須藤さん、本当にありがとう……。

そうして出来上がったものは、いち原作ファンとしても「この人に任せておけば間違いねえ」と太鼓判を押せるものでした。

コアな原作ファンの気持ち、アニメ制作のツボの両方がわかった人が作るとこんなものができるのか。と。そしてそれを発揮させてくれるufotableの頭のおかし…じゃなくて懐の深さ。

ファンがプロになるとここまでいいものができることのひとつの到達点だと思います。

魅力②監督だけじゃない。スタッフ・キャストの深い作品愛

作品を深く愛してるのは須藤さんだけではありません。スタッフの中にもファンがたくさんいて、楽しんで作っている人が多いです。

それでですね、ufotableは映像がめちゃくちゃ綺麗です。すごい凝り性のスタジオなんですよ。

仕上げにエフェクトを12枚とか重ねがけしていたりして。

とにかく空気感、色、光の当て方、「そんなこと普通気付かないよ!?」というところまでこだわって作っています。

背景も綺麗、音響もすごい。

先日あげた「衛宮さんちの今日のごはん」の感想でも散々書きましたが、「人間やめてるの??」というラインを超えてくるんです。
(※衛宮ごはんの感想記事はSNネタバレが含まれます)

熱量がとにかくすごい。

こう言うこともあり、感受性が高い人や、HSPの人にはおすすめしたいなって思います。

また映像だけではなく、声優さんたちの演技も長い年月で磨かれ、深みが増しています。

初めて声がついたのは2006年のスタジオディーンによるアニメ化でした。

このときにオーディションをして採用されたメインキャストが15年近くずっと作品に携わっています。一部やむを得ない事情での交代はありましたが、基本的にはメインの人はずっと続投です。

このメインキャストを選んだ辻谷耕史さんという方は、原作を最後まで読み込み、キャラごとの理解をまとめた分厚い資料をキャストに配ったというエピソードがあります。

そしてキャスト陣もそれをベースに芝居を作られているので基本的に大きくぶれません。

また、2005年から2014年のUBWまでの間にも、お祭りのようなギャグ作品やスピンオフなどで様々なキャラの側面を演じる機会がありました。

なので、メインキャストの皆さんの、キャラへの理解と愛がものすごく深いです。

というわけで今からでも、Fateシリーズいかがでしょう。全然遅くないですよ。

メディアミックス作品まとめ

劇場版HFを観るにあたり他ルートに触れられる作品群を紹介したいと思います。
私が視聴済み・読了済みのものを載せてます。お好きなところからどうぞ。

◆原作ゲーム版(全年齢版)

・圧倒的おすすめ
・アニメだけじゃわからないキャラの心理描写とかがわかる
・スマホでもできる セイバールートは無料
・セイバールートだけなら20時間もかからないくらい
・FGOやってる人なら元ネタ探しが楽しいと思う、礼装とかBGMとか
・ノベルゲーというけど、当時にしては演出のクオリティは高いし、かなり動く
・スマホ版だと、HFからいきなりやる、とかもできるそうです

注意ポイント

・プレイ時間が長い(平均60時間超)
・文章に癖がある、長い(テキスト量4.29MB)
・バッドエンド40個、選択肢間違えると死ぬ
・絵と演技が今と違う(慣れれば気にならない)
・18禁版は価格が高い。10まではパッチ当てられるらしい
・スマホは機種変するとセーブデータ消える(今は違うのかな…)

▼スマホ版

▼PSVita版

ダウンロード版だともっと安かった気がする…。
もしPS2がある環境の人は、中古ショップでPS2版買ってくるのもアリとかなんとか。

個人的にはVitaがおすすめ。
もし全部クリアしてハマった場合、ファンディスクのホロウ、おまけの花札、外伝のPSPゲーもできるから。

ちなみにPSVita本体は2019年に生産終了します。なんてこった。おのれソヌー。

ちなみに私はスマホ無料セイバールート→VitaのDL版でやりました。

最初は主人公にイライラするかもしれませんが、非常に難解な主人公なので、セイバールートについては「一目惚れしておかしくなってる」と思って読んでいただければと思います。

◆アニメ版

・Fate/stay night[Unlimited Blade Works](2014年・制作:ufotable)

・アクションがすげえ
・映像が綺麗
・背景が綺麗
・音楽がいい
・女子が可愛い
・男子がかっこいい
・熱く爽快感のあるストーリー

気になったところ
・脚本でモノローグごっそり削られてたりするんで、心情がわかりにくいキャラもいるかも
・凛ルートなので当然っちゃ当然だけどセイバーのことよくわからない
・全24話あるけど、話が盛り上がるのは後半。
1クール目は結構まったりめ

▼大晦日、Abemaで無料配信。録画して正月に一気見もできます。

▼配信サイトはこちらから

ちなみに私の入り口はここでした。映像めっちゃいいので、なんか綺麗な映像見たいなーって気軽に見てるだけでもいいです。

・Fate/stay night(2006年・制作:スタジオディーン)

・セイバールートのアニメ化
・セイバーが可愛い尊い
・最終話らへんは神
・サントラが川井憲次
・OPEDがいいぞ
・一部ルートミックスのオリジナル展開あり
・原作ゲーム絵の再現度高い

気になったところ

・絵、演出が古い(慣れれば平気)

セイバーが気になると思った人はセイバールートを観るorやることを強くおすすめします。

うちの旦那がセイバーが好きと宣うが原作は時間がなくて無理と申すので、このアニメを半ば強制的に見せましたが視聴後の感想は「セイバー尊い」でした。

HFではこのセイバーがだいぶやばいことになるので、観ておくとかなりエモいです。(ネタバレを避けるために語彙がふわっとしています)

▼配信サイトはこちらから

・Fate/Zero(2011年・制作:ufotable)

こちらは、原作ゲームの前日譚。スピンオフ作品です。執筆は虚淵玄という人で、原作者とは違います。

作品内の時間軸は過去ですが、発表は原作より後です。

かなり流行ったので知っている人も多い作品ですが、もし万が一あなたが現時点で未視聴で、かつSNについて何も知らないのであれば、まだ観ない方が新鮮に楽しめるかもしれません。

何故なら、この作品はSNをプレイした人向けに書かれていて、しょっぱなネタバレ全開な上に、HFのキーになるネタバレがいくつか含まれるからです。

ただ公式が一挙放送とかでごり押ししてくるんで、実際はどうなんだろう…って感じですけど。

セイバーがフィーチャーされる話でもあるので、セイバールートの代わりのつもりなんでしょうか。(ディーン版とufotable版は配給元が違うため、広報を同時に行えないのです)

まあごくごく個人的な意見なので参考程度に。
気になる方はぜひに。

2/7追記
HF2章において、イリヤ関連で見ておいたほうが楽しめる部分もありましたので、視聴前に観ても視聴後に観てもいいと思います。士郎視点で物語を新鮮に楽しむというのもアリかと。

一応リンク貼っておきます。

▼AbemaTV

▼配信サイト一覧。S2はAmazonだけなんですね。

▼漫画版

・Fate/stay night(2006〜2012・西脇だっと著)

・全20巻
・セイバールートをベースに、ルートをミックスしたオリジナル展開あり
・その展開がなかなかうまい
・絵柄の変化がすごい(慣れれば平気…?)
・後半、首がえれえ太い。女子も男子も

・Fate/stay night Heaven's Feel(2015年5月〜・タスクオーナ著)

・作者がヒロインの大ファン
・原作愛に溢れている
・原作に忠実に、じっくり丁寧に描かれている
・絵柄がめっちゃ綺麗
・多少エロ描写あり(青年誌レベル)
・未完、進みはゆっくり(12/16現在6巻まで)

最後に

Fateシリーズで一貫して語られるのは、人間のゆらぎ、強さ、弱さ、矛盾、理想、生き様…。

特にこの「Fate/stay night」は難解な文、凄惨な戦い、悲壮な展開の奥に、普遍的な世界の美しさを見出せる、そんな作品だと思っています。

今からでも、全然遅くないです。

どこから入ってもいいし、受け付けないと思ったら、戻ればいい。選択肢は無限にあります。

制作者もほとんどの人が作品を好きです。
こんなにファンに手厚くて懐の深い沼はなかなかないと思います。

(いつ誰が推しになるかわからない、業の深い沼でもあるけど)

少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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