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#20代マーケピザで分かった、スタートアップx女性VCでNO.1になるための思考法

私は、サイバーエージェントの社長室でベンチャー投資を行なっている坡山里帆(はやまり。)です。先日主催のイベント** **に参加しました。私はマーケターではないのですが、ご支援先のマーケティングの部分で役に立ったり、マーケティングの思考方法を学ぶことで仕事の幅を広げたいと感じ、参加しました。(あと同世代の友達を増やしたかったので)

今回は応募フォームが用意されていて、質問したいことを事前に書くことが必須でした。その際に、こちらのnoteポイント①:目的意識を持って質問することの箇所を参考にするようにと書いてありました。以下引用です。

 イベントの中ですがけんさんが何度かおっしゃっていたのが、「今自分がまさに悩んでいる具体的な事をぶつけないと、本に書いてあるような抽象的なことしか答えられないよ」ということ。質問者自身にとって「自分ごと」化された問いじゃないと、その人本人にとって「明日に活きていく学び」にならないと。寄せられた質問を深堀りしたり、時に叱咤激励しながら、質問した各人の意図や背景を短い時間で掴み、的確に回答していくすがけんさんの技量に、まず開始30分で圧倒されました。「初対面の人に、自分の仕事の現状や課題を限られた時間で伝えること」ができて初めて自分にとって身になるアドバイスが得られる。

この意識を持って今回の #20代マーケスイーツ に参加したところ、カラーバス効果(ある一つのことに集中することで無意識にそこに関連する情報が入ってくること)のように自分の悩みに活かせる金言がわんさか出てきました。自分の悩みに対して適切な行動が取れていなくて困っている方はぜひ一読してみて下さい。
私は、『若手のVCの中でNo.1のVCになりたいが、どうすれば良いかわからないです。』という質問をしました。

すがけんさんのイベントに参加する前に、VCとして成長する目的で一応自分できになる業界について調べてアウトプットをするnoteを始めていました。しかし、 勉強会に参加してすがけんさんが私に悩みに対してヒアリングしてくださり、私の考えていた戦略はまだまだ甘かったと感じました。具体的には以下の三点です

・若手No.1のVCの定義は?・定義から落としたKPIは?・ターゲットは誰?

定義を決めることで、ターゲットも、今後取るべき行動も変わってくるのですが、今までそこまで具体的に言語化していませんでした。感覚でなんとなくこうしたら良さそうという行動を取っていました。さらにすがけんさんからの質問は続きます。

『まず〇〇で1番になりたいという人が多いが、1番って何?』

確かに1番ってどうゆう状況なのか、、と考えているとすがけんさんからリバースエンジニアリングの手法を教えていただきました。簡単にいうと、今1番のものからなぜそれが1番なのかを要素分解し紐解いていく手法です。私の場合は、VCで一番ということは、起業家から一番(投資)相談がくるという要素が大切だと思いました。なので上記の内容を自分なりに考えました。

若手No.1VCの定義:インバウンドでの投資相談が同世代VCの中で一番くることKPI:認知度をNo.1にするターゲット:起業している人

さらにここでアドバイスをいただきました。

『ターゲットをもっと狭くしよう。20人をイメージして。20人が本当に良いと思えば勝手に広がっていくから。』

そこで私は、VC業界には現状女性が少なく、女性向けのサービスなどを提供していると相談しづらい、理解してもらいにくい場合があるという話を聞いた時に、自分が女性×VCとして力になれる部分があるならばそこに報いたいと考えていたので、ターゲットを【女性で起業している20人】と置きました。

『その人達が喜ぶことをしよう。手法をメディアにするなら、そのメディアを読んだその20人がどう変化するかイメージする。自分の価値=相手の変化量だから。』

私は今まで企業の紹介などをnoteで書いていましたが、この観点に立つと、女性で起業している20人とのエピソードを書くだったり20人とのイベントを開いてイベントレポを書くなどアイデアが広がりました。

『マーケティングの話をすると、プロダクトを磨かないといけない。その時、自分が報いる相手を決めて、変化量の高いものを提供することが大事。経営者と対等に話すために、自分がプロダクト、そこをマーケティングしていく観点をもとう。』

自分をプロダクトと捉えて、目的に対して戦略を立てていく発想がなかったのでまさに目から鱗でした。事業から自分まで突き詰めると同じ思考法で考えられるので、今後様々な機会で役立ちそうです。

こうして自分の悩みを解決することができたのですが、何よりこのように同世代の前で本気の悩みをぶつけ合う機会を持てたことがよかったです。

また#20代マーケピザに参加したいと思います。
すがけんさんをはじめとする運営の皆さん、同世代の参加者の皆さんありがとうございました!

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