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スペイベ大爆死を経て思ったこと

まず初めに、僕は文才が無いので読んでも面白くありません。
人を笑わせるセンスもウィットに富んだ皮肉も軽快なテンポで読み進ませる文章構成もできません。
多くの人に好かれる人間では無いですし、カリスマ性もありません。人が真似したくなるような魅力ある趣味の仕方もできません。

しかもこれから書く内容は僕自身の葛藤についてです。とてもとてもつまらないです。

なので、最悪一人も読まなくていいです。
じゃあ公開すんなって話なんですが、1人くらい読んでくれて僕の葛藤に共感してくれる人が居たらいいなあという期待にかけています。



アイドルを推し始めて2年近く経ちまして
 何度か推しを続けるのが危うい時期があったんですが、昨年のスペイベ後は特に危険でした。
まぁ推す推さないなんて勝手にすればいいんですが。

何故そんなことになったか。
スペイベで失敗したんです。どうして失敗したのか考えて陽世を自分の中で理想化していたのではないかと。
まぁアイドルって偶像ですし、自分の中で勝手にその人の中身を定義付けて崇めるのも全然間違いじゃないと思うんです。ワザとネジ外してバカになることの楽しさもめちゃくちゃわかります。
でも、現実に存在する人間を応援するのなら情緒的な関係で居たい。

でも、逸脱してしまった。

経緯を簡単に話します

スペイベ前日のミーグリがめちゃくちゃ楽しくて、計画的に話すことを考えて挑んだのもあって充実した時間を過ごしたんです。
多分最高の時間が過ごせる。何故かそういう勘違いをしていました。どうしてか。それは「お金と時間を沢山かけた」からです。

以下、スペイベの内容です。
最初に名前を聞かれて、そこで本名を言って書いてもらって。そしてその間、慣れてなかったのもあって書いてる最中邪魔しちゃ悪いなと思って黙ってたんです。
そして、何か書いて欲しい?と聞かれ、事前に友達に聞いて用意していた答え「何でもいいよ」と言います。そして戸惑いながらじゃあなにか適当に書くねと。また書いている間よくわからず沈黙します。経過していく時間、全然話せていない、考えていたのと違う、このまま終わってしまう。そんな焦りの中、もう1つ自分で考え用意していた陽世への感謝・スペイベを申し込むに至った経緯を話そうとした瞬間、終わりました。

大爆死でした。何のためにこんなに推してきたんだろうって思いました。自分の中で思い描いていた展開にならなくて。文章に起こすといまいち伝わりづらいですが、体感二言くらいしか話せませんでした。恐らく2分近くあったのに。

本当に最悪ですが、陽世のコミュ力を恨みました。辛過ぎて推すのをやめようかとも思いました。俺が悪いんじゃない陽世が悪いんじゃないかと。今思い返しても最低です。死んでしまいなさい当時の俺。

思えば、全てが陽世のパーソナリティも関係性も無視した内容でした。陽世は自発的というよりは聞き上手。ただ、他の人のレポを見ると、信頼関係が築ければノリの良い子だという印象も受けました。

ここで僕は1つ勘違いをしていました。「お金と時間を沢山かけた」ファンなので信頼関係が築けていると思っていたんです。また、他にも障害はあります。僕は見た目も実際の歳もだいたい30前後の男子です。19の陽世からしたら、やはり構えざるを得ない年齢でしょう。気を許すまでにかかる時間は相当なモノだと思います。時間だけではありません、実績も必要です。何回もフザけた仲ならまだしも、僕は性格的に毎回真面目なミーグリしかしていません。

信頼関係も薄いかなりの歳上という関係性で、何を書いて欲しいかという要求に「何でもいいよ」は間違いだったかもしれません。内容を限定して書きやすいようにしてあげるべきでした。
僕が事前にスペイベの内容を聞いた友達は、推しと信頼関係も築けていました。推しも聞き上手というよりかは喋りたがりのメンバーだったので、陽世とは少し性格が異なりました。
僕は陽世のパーソナリティを捉えようとせず、自分の中で理想の陽世像を作ってしまっていた。そしてそれは「こうでなければおかしい」という強迫観念のもと後戻りが出来なくなっていきました。その強迫観念を強くしているのが「お金と時間を沢山かけた」という自負です。

バカな話ですよね。まずお金を沢山かけたから何ですか。かけるに越したことはないですが、信頼関係とは無縁です。でもきっと、沢山かけた分の報酬が欲しかったんです。バカな話です。

時間をかけた。何にですか?沢山曲も聴きましたし、テレビも出てたら絶対見ます。トークも全部読むし、同じ趣味も持った。レターも沢山送るしミーグリも行ってます。陽世の良いところも常日頃考えてます。
だから何ですか。実際に感情のやり取りをしたのは何回ですか。片想いもいいところです。

お金で信頼を買ったと思っているところとか、掛けた時間の長さから「こうでなければおかしい」と理想化した相手しか見えなくなる。なんだか宗教の信者みたいですね。

僕は本当に推しを「偶像」として崇拝してしまっていたのかもしれません。自分だけはそうならないようにしようと思っていたのに、現実そうなってしまった。社会人になってからなまじ金だけはありますし、大人の信頼関係は「お金と時間」で補える場面も多々あります。

でも僕は陽世とビジネスライクな関係を築きたいのではなくて、できる限り情緒的な関係を築きたい。遠い未来、卒業する時にお互いにありがとうを言える関係性を築きたい。

この目的は間違っていませんでしたが、手段が違いました。ズルをしてお金や時間をかけても信頼関係はできません。相手のことを考えて思いやって何回も話して、上手くいかなければトライアンドエラーしながら感情のやりとりを沢山した後にいつの間にか信頼関係は存在しているのかと思います。

勿論、大人気アイドルですから僕1人ごとき覚える必要なんて無いんです。結局、僕が納得出来る推し生活を送れたなと思えればいい。だから、後悔しないようなミーグリをしていきたいなって思うんです。

僕は本当に口下手で話も面白くないし若い人に刺さるセンスも、それを獲得する努力も放棄してます。普通のオタクが普通にできることも普通に出来ない。だからこそ、人よりもちょっと頑張らなきゃ人並みにすらなれない。

でもこんな重いこと考えてると陽世に伝わったら絶対に嫌なので、やはりミーグリではカッコつけると思います笑
まぁ、戯言です。皆さんの気にも留めなくていい話です。
では、皆様ひな誕祭楽しんでくだされ〜

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