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この1年で学んだデザイナーの成長に大切な事

InHouseDesigners Advent Calendar 2018の17日目の記事になります。

インハウスデザイナーに転職して1年、弁護士ドットコムに来て丁度1年という事で、良い節目だなと感じたので、この1年自分が学んだ事で特に大切だと思った事を書いていきたいと思います!

目次

・デザイン + 強みを身につける
 どうして強みを身につけるべきか考えてみた
 デザイナーでトップになる!よりも「〇〇に強いデザイナーになる」
・課題に取り組む際、自分にできるか?ではなく「どうやったらできるか」を考える
・まとめ


デザイン+強みを身につける

何年後にどんなデザイナーになりたいか?何を強みにしたいか?
誰もがよく考え、よく聞かれる言葉だと思います。

どうして強みを身につけるべきか考えてみた
良質なWEB制作サービスの誕生により誰でも容易に簡単なデザインを作成できてしまう。なので、LPページなどデザイナーの稼働が不要になる事象が多数出てくることが考えられます。

・ソフトの進化による、若い人材の新しいデザインスキル習得の時間の拡大
今まで長い時間かけて習得していたデザインスキルが、アプリやソフトの進化により、長い時間かけずとも新人のデザイナーでもこなせるようになり、その分の時間を他のデザインスキルの習得に回すことができ、若く成長が早い人材にスキルを追い越されてしまうといった事が考えられます。


そう考えた時にこのままのデザインスキルを向上させていくと、若い人材に抜かれ将来デザイナーとして必要とされる環境が限られてくるのでがないかと思います。

デザイナーでトップになる!よりも「〇〇に強いデザイナーになる」
多くのデザイナーがいる中で一般的なデザインスキルを尖らせて生き残っていく、というのはとてもハードルが高く、「デザイナーでトップになる」より、強みをつけ〇〇に強いデザイナーになる方が容易かつ、将来の選択肢が広がるように思えます。
ユーザーリサーチに強い、ファシリテーション力がある、エンジニアリングができる、数字に強い(マーケより)ブランディングに長けている、などのスキルを身につける事で市場価値が高く求められるデザイナーになるのではないでしょうか。

また、時代の変化に合わせて、スキルを取捨選択する柔軟性が大切だと考えます。

自分にできるか?ではなく「どうやったらできるか」を考える。

あなたは新しい課題や挑戦に取り組む時どう考えますか?
A:自分にできるか?
B:どうやったらできるか?


ある大学でのアンケートで、Bに2倍の差をつけて、A:自分にできるか?と回答した人が多いというデータあります。

自分にできるだろうかと考える人の多くは、
「いまいち自身が持てない」、「挑戦したいけど勇気がでない。」
とまだ、取り組んでいないこと、失敗するという確証がない事に対して、挑戦することをやめています。
成長する上でとてももったいない事です。

私自身仕事をしていく中で初めての経験が多く、自分にできるだろうか?という先入観から挑戦することをやめてしまう、などという事がありましたが、そのときに言われた言葉があります。

「全部1人でできなくて良い、自分で出来なくても誰かの力を借りれば良い、誰かの力を借りられる事も能力の一つ。挑戦してみる姿勢が大事。

自分に本当にできるのだろうか?という先入観を捨てきることは、まだ出来ないのですが、「どうやったらできるか」を意識的に考え、物事に取り組むようにしています。

私が普段「どうやったら」を考える上で、CSチームや、エンジニアチーム、場合によっては他事業部の誰かの知見を借りられれば達成できる、という事が多々あります。
そのため、日々のコミュニケーションから、良質な関係性を築くこと、誰かを巻き込む力が大事だと日々実感しています。


まとめ

・将来市場価値が高く、求められるデザイナーになる為に、強みを身につけることが必要。
また、その時にあったスキルを取捨選択する柔軟な思考が大切。

・自分にできるか?ではなく「どうやったらできるか」を考える。
どうやったらを達成する為に、誰かの力を借りられる事も能力の一つ。
その為には、日々のコミュニケーションから、良質な関係性を築くこと、誰かを巻き込む力が大事。

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