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X-H2sが最強の動画カメラになった日

X Summit Tokyo 2024

X Summit で発表されたX100VIで大いに盛り上がっている昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?X Summit で発表があったのはもちろんX100シリーズだけではなく新しいレンズやファームウェアのアップデートも発表されましたね。

僕はファームウェアで追加される機能が待ちに待ったものばかりだったので興奮しました。X-H2sを購入する決断をいたしました。

常日頃から、史上最高のビデオカメラとしてのポテンシャル(センサー性能)をもったX-H2sに足りない部分をこのブログで紹介してきましたが、これまでの度重なるアップデートと、今回の新機能の発表で買わない理由がついに無くなってしまったというところでしょうか。X-H2sをビデオ目的で購入した方は、こんなに幸せな日はないのではないでしょうか?おめでとうございます。発売日に購入された方は、完全な勝ち組です。これだけすごいカメラを値上がり前の価格で購入し、その進化を体験し続け1年以上に渡り楽しんでいたのでしょうね。羨ましい。僕はビビリなので、未だ購入していませんが、X-H1からX-H2sへメインのカメラを変える決意をしました!

新しいファームウェアで出来るようになったこと

Fujifilm公式Youtubeより

もう画像だけでわかりますよね。録画中の赤枠表示タッチトラッキングAFですね。

すでに他社では当たり前の機能かもしれませんが、当たり前が出来る幸せですよね。この当たり前の2つがついたことで、X-H2sがビデオカメラとして唯一無二の存在になったと言えるのではないでしょうか?

X-H2sがビデオカメラとして最強である理由

ここからは最強リストを簡潔に、

①積層センサー
 →電車とか車窓の風景など早く動くものが歪まずに撮れる!
  ローリングシャッター歪みが少ないというかほぼ無い。
②RAWビデオが2種類
 →ソニーはProresRAWのみだが、
  X-H2sはProres RAWとBlackmagic RAWの2種類に対応可能。
  編集ソフトを選ばない。
③Bluetoothタイムコードに対応可能
 →マルチカメラや別録音声の同期には必須。
④オープンゲートによる撮影
 →上下クロップされた16:9の比率だけではなく、
  センサー全面を使った4:3にも対応しているので、より自由。
  アナモフィックレンズなどの本格的な撮影でも重宝する。
⑤フィルムシュミレーション
 →原点にして頂点のフジカラーで撮影時間がずっと楽しい。
  とてもクリエイティブな時間を過ごせる。
⑥価格が安い
 
→これだけの機能を備えているビデオカメラで30万円代で購入できるカメラはこれ以外で存在しない。あったとしても桁が一つ増える。特に①と⑥の組み合わせで、このカメラは比較対象のない唯一無二の存在になっている。昨今価格はどんどん上がり気味なので早めに購入しておくのが良いと思う。


一応デメリットも書いておこうと思う。

ズームレンズを使った時に、各種設定(ss,f値,ISO)が同じでもズームすると露出が変わってしまう。スーミング撮影がしにくい。これがある意味弱点というか、欠点。なんとも使いにくいところではあるが、日々アップデートで改善されていてもうほとんど分からない(レンズとカメラ本体の組み合わせによる)。あとはX-H1では録画中にISOや絞り値をなどを変更するとパッパッパとステップしながら変化してしまうため録画中の露出変更が実質不可能。ソニー機は録画中に数値を変更してもフェードがかかったようにフワッと変更されるので使いやすい。今現在この2つはあまり気にしてはいないけど、ソニーから富士に乗り換えた時のカルチャーショックな2つだった。もしかしたら2つ目の設定変更時の挙動に関してはX-H2sだと改善されてそうだなとも思ってるけど、あまり期待してない。どうなんだろう。

もう買わない理由が無くなってしまった。
ありがとうフジフィルム。

次の10年はこのカメラで、Xマウントで勝負しようかと考えてます。

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