同じ聞く。でも、違う。インタビューライターによるコーチング学習レポ1日目
前々から学んでみたかったコーチング。インタビューと近いところがありそうだし、クライアントにさらなる価値を提供できそうだと思っていました。
そして令和6年4月、いよいよ学習を開始しました。
先生は、MiraCreaの二宮さん。オンラインでマンツーマンで学べるのに魅力を感じて選びました!子育て中の私にピッタリ。今日は感想を記録として残しておきます。
8フレームアウトカム
コーチングを受けるのも学習の一部とのことで、実際に二宮さんのコーチングを受けながらポイントを教えてもらいました。
今回実践していただいたのは、8フレームアウトカムという手法。コーチング初回のテッパンらしい。
まずはゴールを決めることは、想像通り。興味深いのは、ネガティブな要素を想像し、その対処を考えること。
わたし自身はネガティブ思考なので、最悪な出来事をよく想像してしまう。その想像で、チャレンジをやめたこともしばしば。正直、この思考をしてしまう自分はあまり好きではない。
しかし先生曰く、想定内にしておくことでピンチに対処できるとのこと。目からウロコの発想だ。たしかに、ネガティブな思考で事前に考えておくことは、成功するために不可欠かも。
それにこのワークでは対処法を具体的に考える。普段の私がしている思考は、ただ悪いケースを想定し、そうならないためにチャレンジを辞めようという思考。一方でこのワークでは、その壁にぶち当たったらどうすべきかを考える。時間軸が未来だから、前向きに対処法を考えられる。少なくとも、コーチングをリアルタイムに受けていた私に、今辞めてしまおうという発想はでてこなかった。
もちろんコーチのテクニックもあるけど、この思考はすごく使えそう。
そして、今すでにあることにも焦点をあてるのも面白い。足りないことばかりに目が向きがちだけど、今すでに持っている強みもある。ここに目を向けることで、より前向きになれる気がする。
コーチングとインタビューの共通点
もともと、コーチングとインタビューって近そう!と思って始めたわけだけど。
実際似ている点がすごく多い。
相手の回答に対する深堀りの仕方は、ほとんど同じ。5W1Hで深めていくし、要約しながら話を進める。ときには、自身の感想をいれることもある。
二宮さんのコーチングは、質問と共感のバランスも心地よかった。時折、「面白いですね」と感想を伝えてくれるからすごく話しやすい。最後には、私がよく使うキーワードを伝えてくれて、納得感があったし、自分を理解してもらえている喜びを感じた。
私自身、普段のインタビューで時折共感や感想をいれている。淡々としないためもあるけれど、このやりとりこそが人がインタビューする意義だと思うから。
引き出す秘訣は、共通しているように思う。
インタビューとの違いは?
一方でインタビューではしないなと思うことも。
特に、視覚情報。
二宮さんは、終始メモを見せてくれながらコーチングをしてくれた。
自分が語っている内容を視覚でみると、より思考が深くなっていく。ときには、自分の口から出たはずなのに、書いてもらうと違和感があったり。視覚でまとめてもらう効果を実感した。
普段しているインタビューの場でのメモとは、全く違う役割だと感じる。私がしていたのは、備忘録としてのメモ。リアルタイムで書き綴る。しかし二宮さんがしていたのは、私が話していた内容をまとめるメモ。基本的に私が話している途中にペンを走らせることはしない。二宮さんが一度まとめて、それに私が納得したのをみて、書く。
この時間は、どこか心地よい。合間があるからこそ、思考が深められる。質問されたときも長考しているけれど、そのときは解を求めてフル回転している。しかしメモをしている間は、答えるべき問がない。この合間で、自分の気持ちを心のなかで整理できるのがすごく良かった。
ブラッシュアップしていくのがコーチング。
コーチングを受けてみて、最後に二宮さんのメモを見返したとき、はじめに語った内容にしっくりこない感じがした。
はじめは納得感があったのに、徐々に深めていく中で、私の心も変化したのだ。
これって、未来を創るコーチングだからこそ。過去を深堀りするインタビューでは、言い忘れたことはあっても、変えたいことはなかなか出てこない。インタビュアーも、付け加えたいことは聞いても、変更したいことは聞かない。
だからこそ、コーチとして、柔軟性を示すことが大事だと考える。クライアントが伝えた言葉は、正解ではない。セッションの中で、洗練していくもの。大幅に変わることもある。
もしコーチが示さなければ、はじめに語った言葉にしがみついてしまうかもしれない。でも、柔軟に変えていいと捉えていれば、その目標は失敗ではなく、ブラッシュアップしたVer2になるだけ。その姿勢を、クライアント本人に伝えることが大事だと思った。
次回までのタスクを決める意義
コーチングでは、目標達成のために次回まで実践すべきことを決める。このnoteは、私が決めた宿題そのものである。
ゴールに向けて、むやみやたらに頑張ろうとしても挫折してしまう。逆に期限がないと、今日はいいやとサボってしまうこともある。
宿題として宣言することで、自分にいい意味でプレッシャーを与えられた。
そして今、宿題を終えることに達成感を抱いている。宣言通りに実践できたことが誇らしい。目標達成までにはまだまだだけど、こうやって小さく成功体験を積み重ねられると、モチベーションになる。
そういえば、学生時代も宿題があるから勉強して、いつの間にかできるようになっていたなあ。自分に義務付けることって、大事なのかも。
おそらくこの宿題ができなくても、コーチがモチベーションをあげてくれるんだろうな。
まとめ
というわけで、第一回の宿題であるnoteを書きました。コーチング、面白い。実践してみたらさらに印象変わるんだろうなあ。
ゆっくりがんばります。
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