人が人にモノを伝える『文章』って、あらためて、難しいな、と。

私はキレイゴト(偽善)を語るのは好きではないので、これを読んで気分を害した方がいたらごめんなさい。

世の中には本当に色々な考えの方がいらっしゃるので、どんなに共感を求めた文章でも、
私は100%の方に理解してもらえるということはまずありえないと思っています。

発信をすれば、きっと反発をする人がいらっしゃるわけで。

例えば、「お花は綺麗なもの」と多くの人は感じるかもしれないけれど、中には花が嫌いな方もいるかもしれないように。

いま、私がオシゴトとして書いている文章は、
より多くの方に共感してもらえるように、あらゆる分野の制作者の手が加えられた物語なのですが、
それでも私が担う『文章』は、中でもかなりの重要さを占めるものです。

だからこそ、
これがなかなか難しいな、と。

より多くの方に共感していただくには、文章を胆略化、(単純化と言ってもいいかもしれません)すればいいのかもしれませんが、
それでは伝えたい『想い』は薄れてしまう気がします。

万民に受け入れられる文章とはそういうものだ、という大人の意見もあるかもしれませんが、
それは、もはや『文学』ではないのかな、と。

ご縁をいただいて、もう長いこと文章をオシゴトにしている傍ら、

人として、どこかに「おごり」がないかと、オシゴトの上ではいつも自分を疑っています。

いつでも、どんな時でも『初心を忘れないように』ではないけれど、

文章を書く上で大切な『心』を失いたくないな、と自身に刻んでいたいなと 思います(✿╹◡╹)