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シンゲキCAMP2019~北海道デジタルマーケティングの祭典~に参加#05

6つ目のセッションはAITIEの石野 史康さんによる「地方でウェブ知識0スタートの人が生き残る為に必要な事 北海道のWEBあるある早く言いたい~♪ 」でした。


まずは中小企業で多業種をやっていく上で大切なことからお話をしてくださいました。

・年間で小さなアクションを毎月安定して取れるか?
・売り方やサイトの役割を変えてオフラインに繋げられる可能性はあるか?
・検索上位にあげやすいか?
・季節などの上昇トレンドのある業種か?
・今すぐは難しい(しっかり話し合って納得してもらえることができるか)

これらがまず、多業種をやっていく上で大切とのことでした。

特に2番目の「サイトの役割を変えてオフラインに繋げられるか?」はウェブ解析ばかりしていると見落としがちになってしまう点でもあると思いました。


オフラインを間に通すことで販売機会を拡大することも可能であり、
例えばエアコンの点検をオンラインで受け、その際に替えのエアコンを持っていれば、点検で故障などが見つかった際にはその場で(オフラインで)売ることが可能になります。
つまり「売る」を必ずオンラインで実現させなきゃいけないことはないではとのことでした。


売ることばかりに気をとられるのではなく、「点検」や「交換」といった注力した方が効率が良く、オフラインを通じたCVも期待できるので、確かに「勝てる領域を見つける」ことの大切さを感じました。


さらにこの他にも「コストをかけないで上げる方法」についても詳細にお話ししてくださいました。

ブログやGoogleのマイビジネスなど、様々な無料のツールでできることがあり、実例も見せていただきましたがどのツールにおいても

「仮説>ストーリー>実現」を意識しなくては意味がなく、

ユーザにどんな心の変化を与えたいか。
を明確にしないことにはCV は望みづらいとのことでした。

そしてこれらはあくまでも手段でしかないので流行に流されず、点ではなく線で考えていく必要性があることを強く仰っていました。


石野さんのセッションは「現場で手と足を動かして得た情報の集大成」といった感じでどの言葉にもすごく重みを感じました。

自分は直接ユーザーやクライアントと接することは少ないのですが、今回のセッションで学んだことはこれからに繋げていかなくてはならないと強く思いました。



地元で起業し、フォトグラファーとディレクターとして活動しています。 仕事のこと、撮影のこと、ジャンル問わず備忘録として書き残しています。