見出し画像

ぼくと、皆んなのいい写真

今年もあと一日です。早かったなぁ。

振り返ると、写真を通して新しい出会いにあふれた、とてもいい一年になった。会いたい人には会いにいけたし、そんな場所を自ら作ったりもした。時には家族にも付き合ってもらいながら。
写真も、たくさん撮ったなぁ。

昨日は、そんな新しい出会いの一人でもある方と、久しぶりに話しができた。その人はぼくの娘より少し年上の、お子さん二人いるカメラマンなんだけど、すごく温かい写真を撮られる方だ。初めて出会った時は、意外と近くにこんな人がいるもんだなぁと、とても嬉しくなった。

いい写真って何なのだろう?

コーヒーを片手に話していたら、気が付いたらこんな話題になって、少しドキっとした。

いい写真ってなに?って不意に聞かれたら、ドキっとしませんか?笑

いい写真を撮る人から、そんなフレーズが出るなんて意外だなぁと思ったし、よくよく振り返ると、以前にもお互いメールでそんな話しもしたなぁと思い出した。

SNSで毎日流れてくる大量の写真と、簡単かつ手軽に、写真を量産できるスマホの存在は、日々を楽しくさせてくれる半面、そんな本質的なことが、わからなくなるような。それ、すごくわかるなぁ。
でも振り返ると、自分がカメラを始めたキッカケって、SNSのおかげだったので、SNSには感謝しかないんですよねぇ。

ちょっと話しは変わるけど、ぼくは普段から妻と娘の写真をよく撮っていて、ごくまれに、妻から写真を褒められることがある。
「これ、いい写真!」って。

その写真は大抵、撮った本人であるぼくは、それよりも別のこのカットの写真がええやん!となったりしがちなんだけど。
ぼくの視点と、妻の視点が違うんですよね。とてもいい意味で。

でも、妻が好きだと言ってくれた写真って、そのあと、なんだかとてもいい写真に思えてくるんですよね。ああ、これよく見たら、いい写真だなぁと。ハッと気付かされるというか。

誰かに褒めてもらう為に撮るわけじゃないんだけど、妻や他の誰か、たった一人でも、「いい写真だね」と喜ばせることができたら、それは〝いい写真〟なんだと思うし、誰かに、そう言われなくても、自分の確かな想いがあるのなら、自分だけでも、いい写真と想える写真は、必ず〝いい写真〟なんだと思うんです。

それがこの一年、ひたすら写真を撮り続けて、ぼくなりに思う〝いい写真〟の答えです。来年末も、なにかまた違うことが言える、書けるのかはわからないけど、ただ目一杯楽しんで撮ろうと思う。

そういえば先日のクリスマスイブに、両親とおウチでXmasケーキを作ったんですが、その時になんとなくシャッターを切った一枚を、妻が絶賛してくれました。

思い返せば、あの時は何も考えず、無意識に撮った一枚でしたが、カメラから覗き込み、二人を見るぼくの気持ちが、どこか自然に乗っていたんだと思います。

家族よ、いつもありがとう。
皆さま、良いお年を。

#写真 #カメラ #家族 #クリスマス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?