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ベトナムでのロックダウンから1週間

ベトナムはハノイでロックダウンが発令されてほぼ一週間が過ぎた。予定では後7日間は続く。不要不急の外出は”強く非推奨”されており、通りは検問だらけだ。店舗が開けられているのは、食料品店、薬屋、そしてバイクの修理屋くらいか。。。

日本の電化製品を使うための変圧器(ベトナムは220Vです)とプラグの接続が悪いため「変圧器を買い直したいけど、店が閉まっているよ~!」とドクに文句を垂れた所、ドクは黙って家電のプラグの差し込み部分を手で押し広げ、差しなおした。

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確かにまた接続は良くなった。そしてドクは背後で”BAKA”と一言私に告げる事を忘れなかった。いや、だって、プラグの差込口を広げるなんて日本の感覚から言ったら反則でないですか?(賛同は得られないかな)。。。

地区の人民委員会は市場に入るための入場許可証を発行し始めた。

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書かれている内容は”市場に入る時は、氏名住所の情報をこの紙に記入する事、コロナ感染予防を実施し2~3日分の食料を購入すること、一人一回のみの入場を許可する”等々。

こんな券を提出しなくても携帯にアプリを入れれば大型スーパーであるBig C,やAeonには行ける。政府のやることはこの国でも一世代ずれているようだ。

区を跨ぐことが出来なくなったので、別の区に住む友達とも会えなくなった。コロナでロックダウンするまで、ここまで区の違いを実感することはなかったのだが。。。

私の住む区は郊外型大型スーパーがあるので、買い物はそこ一辺倒である。しかしながら韓国人街のあるC区に住むAさんはもっぱら韓国系のスーパーで買い物をしているそうだ。「韓国系だけど、デリバリーアプリに日本語もあって助かった」とのこと。。。

となると欧米人が多く住むH区は欧米系グロサリーでの買い物が主となる訳で。。。昔、H区に住んでいるBさんの家に遊びに行った時、出てきた食べもんはタコスにトルティーヤとTEX MEXづいていたもんな。

無印良品が出来たばっかのB区住まいの連中は”丁寧な生活”を目指してぬか漬けを始めていると見た。。。

この様にコロナが終わった時、日本人の間でもライフスタイルの違いが区によって起きているかもしんないな。

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