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鍋だけで自炊する方法|ハイジのミニマリスト術

ハイジが住むおじいさんの山小屋には「鍋」ぐらいしかキッチン道具がありません。背景にはフライパンやコーヒーミルが描かれていますが、使われている場面はありません。

それでも外食に頼らず、毎食自炊するハイジの暮らし方を解説していきます。キッチンにモノが溢れて困ってる人のヒントになればと思います。

鍋だけで自炊するコツは「献立のルーティン化」です。
ハイジの食事はとてもシンプルで「パン」「チーズ」「ミルク」だけ。

おじいさんが村へ買い出しに行った日は「干し肉」や「キャンディー」が追加されますが、基本的に最初に挙げた3品だけです。

パンは薄切りにカット、チーズは串に刺して火で炙る、ミルクは温めてホットミルクにするぐらいなので「ほぼ調理しない」自炊を繰り返しています。自炊が続かない人もこれくらいラフなら毎日自炊できそうですね。

「鍋」を使うのはチーズをつくるとき。ハイジのおじいさんはヤギを2頭飼っていて、ヤギのミルクからチーズをつくります。使う調味料はおそらく「酢」と「塩」だけで、チーズづくりもシンプルですね。

ハイジが豪華な食事する場面といえば、
・フランクフルトのクララの家で食べる食事
・クララのおばあさまが主催したパーティー

この時は、肉料理やパスタ・デザートが登場します。

料理研究家の土井善晴先生によれば「家庭料理とは質素なもの」「いつもの食事は生きるための食事」といっています。
まさにハイジの暮らしですね。

ハイジのミニマリスト術を実践するなら、パンとチーズではなく、「米」と「味噌」がいいでしょう。理由は日本の気候では、パンとチーズの長期保存が難しいからです。

過去記事「冷蔵庫なしで暮らす方法」でも解説しましたが、米と味噌なら常温で長期保存できます。

ごはんと味噌汁で「献立をルーティン化」する。ご飯は炊飯器ではなく鍋で炊けば「鍋」ひとつで毎日自炊できます。余裕があるときは、もう1品2品と追加すれば豪華な食事になります。

キッチンのモノを減らしたい人は、献立をシンプルにして「ルーティン化」するのが1番の近道です。

今後も【ハイジのミニマリスト術】について解説記事をアップしていきます。

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