「ひかりとかげ。」

眩ゆいひかり

真夏の午後

タイル敷の歩道

ガードレールにもたれかかる後ろ姿が一つ

自転車屋の前での修理待ち

黒い小さな日傘がそよ風で揺れる 

その彼女の片腕に綺麗な深碧の影

さてと修理終わりましたよ

軽く彼女はお辞儀をして街の中に消えて行った

ぐるこ。

#適当詩

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